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【ANAダイヤモンド修行】海外発券ソウル日帰り|金浦空港に入国しないGMPタッチで帰れるのか検証

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ソウル発券の起点である金浦空港に行くため、特典航空券(ビジネスクラス)でソウル金浦空港に行って帰ってきましたのでご覧ください。

入国しないGMP(キンポ)タッチの可否

ダイヤモンド修行のための海外発券地としてシドニー発券を多用する私ぶりぶりマイラーでありますが、シドニー発券をするために必要なのはまずシドニーに行くことであります。

そのためにシンガポール航空チャンギ経由でシドニー入りをしてみたり無駄にANAの正規料金でシドニー入りしてみたりするわけでありますが、今回はそれを韓国ソウル発券シドニー行きにしたというお話。

シドニーに入国しないでそのまま日本に帰るシドニータッチについてはこちらの記事をご覧いただくとして、早速「入国しないキンポタッチ」についての結論です。

韓国に入国せずに日本への帰国便に乗る「キンポタッチ」はできない。

日帰りGMPタッチ|出発

韓国に入国しないでそのまま日本に帰る完全GMPタッチは結果としてできませんでしたが、いったん入国すればそれはただの日帰り韓国旅行ということになりますのでなにも問題はありません。

というわけで当日の流れを旅行記形式でつづらせてください。

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羽田空港発ソウル行きゲートピンポン

9月11日早朝に家を出発して羽田空港行きのシャトルバスに乗車。
日帰りなら車で空港に行くとが多いのですが、今日は金浦空港のラウンジやら機内でアルコールを多少飲む可能性があったための判断であります。

今回はこれが完全に裏目に出てしまい、鶴見つばさ橋の事故渋滞で45分の遅延。

ぎりぎりもぎりぎりで第2ターミナルに到着したらダッシュで搭乗口に向かうと もうグループ5まで搭乗が始まっていましたが、ここでうれしくない方のゲートピンポン。

止められた瞬間にわかる「帰りの航空券問題」です。

日帰りにありがちな恥ずかしい問題

シドニータッチでもKULタッチでもなんでも問題になるのが帰りの航空券問題です。

わたしが現在持っているソウル関係のチケットがこちら。

持っているチケット

HND-GMP(特典ビジネス)
GMP-HND(Z)
HND-SYD(Z)
——————-
SYD-HND(Z)
HND-GMP(Z)
GMP-HND(特典ビジネス)

このうちの「————」の部分にシドニー発券の旅程が大量に入るわけであります。

わたしの2024年の海外発券予定はこちらから↓

2024年一発目のアップグレードは往復同時成功|ANAダイヤモンド修行はじめます
昨年の修行をそうそうに9月に終えて2024年度のダイヤモンドが確定してからほとんど飛行機に乗らない日々を過ごしてきましたが、2024年の修行一発目となる3月発シドニー行のアップグレードが珍しく往復同時に確定しましたのでご覧ください。2024...

本来的には特典ビジネスで乗ってきた帰路は特典ビジネスであるはずで、ANAのシステムもそう考えます。
なので特典ビジネスの帰路分としてソウル発券のZ運賃チケットを持っていても、特典ビジネスの帰路分が10か月後とかになっているわたしのような場合はゲートピンポンで止められて有効な帰りのチケットを持っているのかどうか確認されます。

そこでスタッフさんに見せるのが今回のようなソウルに着いてすぐ帰国するチケットのため、修行僧であることがすぐにバレて恥ずかしい思いをします。

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これを避けるためにはソウルで1泊するか夜便で帰国することです。
日帰りソウル旅行をする人は遊び.ビジネスにかかわらず意外といますので!

ちなみに今回わたしは夜便を予約しています。

日帰りGMPタッチ|機内NH861

前述のとおりバスの遅延によりスイートラウンジで朝食を食べる時間も取れずに搭乗口へ到着するもゲートピンポンで止められつつ機内へ乗り込みます。

本日の機材はボーイング767-300ERのワイドボディ。
狭いですが通路は2本。

座席は7Dでありビジネスクラスとしては最後列となります。

わたし、恥ずかしながらこの機体でのビジネスクラスは初搭乗でありワクワクでありますが、フルフラットにならないんですね!
テレビも小さいし、脚を乗せるところもないし(リクライニングすればオットマンは出てきますが)新鮮です。

片道2時間程度であれば確かに沖縄より近いわけであり、国内線プレミアムクラス程度の座席で良いと言えますが、さすがにご長寿機体という風体であるのでそろそろ模様替えが必要であるともいえます。

そしてANAビジネスクラスと言えばエッティンガーのポーチに入ったアメニティでありますが、韓国線はこれもなし。

中距離以上になるとプレエコでもノイキャンイヤホンとなりますが、これもなしでノーマルイヤホン。

2024年夏以降ビジネスクラスではWi-Fiも利用できるようになっていますが、これもないので韓国線のビジネスクラスで座席の広さ以外はスリッパが付いているかどうか程度の違いのようであります。

NH861機内食

離陸後しばらくすると飲み物のサービスとなりますが、ぎりぎりでの搭乗となったためウェルカムシャンパンがあったのかどうかは分かりません。
グラス回収がなかったので恐らくウェルカムサービスはなかったものと推察しますが。

提供される飲み物は中長距離線と大きく変わらないように感じますが、日本酒は大きく格が下がっていることが分かります。

シャンパンの銘柄に差はなく安定のカステルノーであります。

紅茶は茶葉の選択肢がなく1種類だけであり、茅乃舎の野菜スープはありません。

そして機内食であります。
本当ならスイートラウンジで朝食を済ませて機内では食べるつもりはなかったのですが、食べていないのでいただきます。

ワンプレートです。

座席が7D と最後列でありサービスまでかなりの時間がかかったため、わたしが食べるころには前方の方はごちそうさまでありました。

なにより食べはじめてしばらくすると「あと30分で最終の着陸態勢」というアナウンスとなるためワンプレート以外の選択肢はありません。

ANAビジネスだと「最初のお食事のあといつでも」のメニューにあるチーズ盛り合わせが大好物なのですが、そんなメニューがないのも納得の短距離であります。

朝からがっつりチキンの香草焼きはわたしには重かったですが、やはり韓国線の乗客の年齢層はビジネスクラスといえど若いのかもしれません。

お味は3段階だとして「2」であります。

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機内エンタテインメント

今回の機内映画は前々回最新作だった「DUNE2」から増えてはいるものの個人的にこれといった新作ではありません。

増えた新作部分だけお見せするとこれらの作品となります。

せっかくの新作なので今回は「フォールガイ」を拝見。

ざっくり言うとスタントマンがトラブルに巻き込まれつつ映画業界の陰謀と戦う的なお話であり、主演は「ラ・ラ・ランド」のライアンゴズリングであります。

フォールガイ公式

片道では見終わらなかったため復路と2回に分けての鑑賞でしたが、退屈することのない娯楽映画として面白い映画でした。

機内で見るものがなかったら見て損はないと思いますのでぜひどうぞ。

日帰りGMPタッチ|金浦空港

食後はバタバタしつつもコーヒーだけはいただき、靴を脱ぐこともなく着陸であります。

8時30分に駐機場を離れてから2時間10分後の10時40分。
ちょっ早であります。

金浦空港、入国しないチャレンジ

飛行機から下りたらそのままトランジット方面に向かい、入国しない形で出発ロビーに向かおうと考えていました。

実際トランジットの標識は出ているので問題なく進みそうです。

進みそうですが、冒頭のとおりそうはいきませんでした。

ほかの人が入国するためにイミグレに向かう中ひとりトランジット方面に歩みを進めていると「チョギヨー」とお声がけです。

「そっちはいけないヨ」

「いいのいいの、わたしこのまま日本に帰るから」

現地スタッフさん同士でごにょごにょ。

「だめ、いったん入国シテ」

「はいすみません」

という流れで完全に不審人物であります。

迷惑をかけるつもりは毛頭ないのでダメであればイミグレへ直行して入国します。

これにて入国しないGMPタッチは失敗、不可能というに結果に終わりました。

空港直結ロッテモール

サクッと10年ぶりくらいの韓国入国、金浦空港に至っては30年ぶりくらいの再訪を済ませたら、せっかく入国したということで明洞あたりまで行ってみようかといったん韓国の空気を吸いに空港を一歩出てみます。

暑いです。

というわけで明洞に行くのはやめて金浦空港直結のロッテモールにだけ寄ってみました。

相変わらずハングルは理解するつもりがないためまったく読めず、その店が何屋さんなのか分からないので食事もあきらめてさっさと空港に戻ります。

ここロッテモールはANAで来ると何かサービスがあるようですが、コーヒーならさっき機内で飲みましたしこれからラウンジで長時間過ごすことになるので遠慮します。

インチョン空港なら広くて楽しいのでしょうが、ここ金浦には何もないのでラウンジで仕事をするのが一番であります。

出国

出国するには航空券が必要なのでANAカウンターに行きます。

日本を出国する場合はQRコードのチケットだと思いますが、今回はソウル発券のチケットなので日本国内では発券できません。
シドニー発券のときは入国しなくてもそのまま帰国便に乗れるわけですが、航空券だけはどこかしらで発券してもらう必要があるのでやることは同じであります。

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今回は普通にチェックインカウンターでチケットを発券してほしい旨伝えますが、夜の便の手続きはまだ始まっていないから無理ヨ。となりました。

預ける荷物はないしチェックインは済ませているからチケットだけくれ、と伝えるとOKとなり無事に帰りのチケットをゲットして手荷物検査をして出国であります。

滞在時間は40分程度でした。

日帰りGMPタッチ|羽田行NH868

出国審査を経たらあとは搭乗開始までの数時間を延々アシアナラウンジで過ごすだけであります。

何の下調べもせずに来たのでシャワーくらいあるものだと思っていたら大間違いであり、リラックスするイスなどもないけっこうストイックな状況でのラウンジ滞在となりました。

調べてこない方が悪いのですが。

そんなこんなで往路と同じ767-300ERワイドボディの7Dに座り羽田へと戻るのでありますが、冒頭のとおり今回はバスで来ているので機内食とともにアルコールをいただきます。

日本酒が好きなのですがワンプレートの主菜がハンバーグであり、中長距離線とは異なり吟醸酒でも大吟醸酒でもないので1杯目はシャンパンとし、2杯目は赤ワインにしてしまいました。

機内食は盛り付けがあまり美しくなく3段階だと最低の「1」評価であります。

韓国線では時間的な制約もあるので機内食は食べない方がよいと思いました。

とはいえ残さず食べましたが。

わたし個人は短距離線なら食事ではなくおつまみのチーズ盛り合わせだけ置いておいてくれたらそれでいいのです。

おわりに

費用とサービスのバランスを考えるとコスパが悪いと感じた韓国線でありますが、来年また今回の海外発券分の復路分として搭乗します。

そこでまた評価が変わるかもしれないので楽しみにしておこうと思いますが、飛行機は2時間半の飛行時間で羽田空港に無事到着。

行きは第2ターミナルからでしたが帰りは第3ターミナルに到着であります。

これが地味にイヤです。

例えば今回はバスで羽田まで来ており、第2ターミナルに到着していれば帰りのバスに間に合うのですが、第3ターミナルだと駐機場から遠いいこととバスの発着順の関係で間に合いません。

なので蒲田乗り換えで横浜方面へ満員電車で帰ることになります。

もし車で来ていたとしても、出発が第2ターミナルならそこに駐車しますが、帰りが第3ターミナルだと空港間シャトルで移動しなければなりません。

機材のやりくりで仕方ないのですが、予約の段階で分かっていれば車で空港まで行っていたのにな、と思うことがあります。

いえ、仕方ないのですが。

結論としてはソウル発券でシドニーに行くことはお勧めしません、ということであります。

むしろ修行という苦行としては理にかなっているのかもしれませんが。

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♦今回のダイヤモンド修行♦

HND-GMP|特典ビジネス|:0PP
GMP-HND|Z|:1,821PP

2024年本日現在のPP合計:44,034PP

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