2025年5月、ANAダイヤモンド修行の一貫で往復48時間、実質3泊という弾丸でポルトガルのリスボン、シントラ、ロカ岬、カスカイス、ポルトに行ってきましたのでご覧ください。
DAY3 リスボン
おはようございます、2回目の朝食です。

昨日のオムレツはいまいちだったので、今日は前回のエジプトからマイブームとなっているたまご2つの両面焼きをオーダー、しましたが来たのはサニーサイドアップでした。
付け合わせにしたほうれん草が美味しかったこともあり、小さいことは気にしません。
美味しくいただきました。
前回の記事のとおり本日はリスボン観光です。
観光ルートは以下の通り。
・ベレンの塔
・発見のモニュメント
・ジェロニモス修道院
・パステイシュ・デ・ベレン(老舗ナタ店)
・MAAT
・ナショナル タイルミュージアム
・コメルシオ広場
・ホテル チェックイン
・アウグスタ通り
・老舗ジンジーニャ店
・サン・ロッケ教会
・カルモ修道院
・サンタジュスタのリフト
ベレンの塔
旅行記ですのでサクサク行きます。
朝食を食べてホテルをチェックアウトしたらさっそく出発。

わたしが宿泊しているヴィンテージホテルbySLHはリスボンの中心から若干北にあるため、バス1本でベレンの塔やジェロニモス修道院へ行くことができません。
時間に正確でないのも分かりきっているので、ここはウーバーを使います。

ホテル前まで来てもらい、ベレンの塔まで約20分10ユーロでした。
そして「第2RISBOA」ベレンの塔発見です。
現在は工事中のため入場はできませんでしたが、そもそも入る気がなかったので問題なしです。

発見のモニュメント
ベレンの塔から海岸線を気持ちよく歩いて5分。
発見のモニュメントです。

想像より大きいです。
そしてだんだんと青空が出てきました。
右から2番目、座っている人が我々も良く知っている「フランシスコ=ザビエル」であります。
ザビエルが何か発見したわけではないのですが、ポルトガル出身かつイエズス会の創設メンバーかつキリスト教をめっちゃ布教したことが評価されているのかもしれません。

ここは中に入ってモニュメントの上まで上がることが出来ますが、とくに惹かれないのでパスであります。
有名な観光パス「リスボアカード」を持っていると無料で入れます。
ジェロニモス修道院
発見のモニュメントを振り返ればそこにはもうそれが見えています。

ジェロニモス修道院です。
ここからジェロニモス修道院までは大きめの道路を地下道を通ってわたります。
そして見えてくるのが最後尾が見えない行列です。
そして何より恐ろしいのはその行列は「チケットを持っている人の行列」だということであります。

チケットを持っていてなお最大2時間待ち。
わたしにはその時間がありませんので外観のみで良しとします。
ちなみに今日は日曜日で14時まで教会内部を見学できませんが(現在11時)、平日であれば修道院とは別に教会は見学できます。
パステイシュ・デ・ベレン

1837年創業で、お隣のジェロニモス修道院から伝えられたレシピを忠実に守って作られる由緒あるナタ屋さん。
念のためですが、ナタはいわゆるエッグタルトです。
マカオでも名古屋駅でも売っているやつです。

ここも行列ですがジェロニモス修道院と比べればガラガラと言えます。
10分ほど待って焼きたてを買って食べましたが、これがまぁ美味しいこと美味しいこと。
2個買えばよかったと思うレベルでした。
MAAT

おやつを食べたら日曜市的な賑わいを通り抜け、そこから海岸線に戻って15分ほど歩き進むと見えてくるのはテージョ川にかかる4月25日橋です。

その橋のたもとにあるなんとなくおしゃれなスポットがMAATです。
カフェやちょっとしたショップが入っていますが、とくに何があるというわけではありません。

ナショナル タイルミュージアム
4月25日橋の写真をパシャパシャと撮ったらここからはバスに乗ります。
バスに乗ります、と書くのは一瞬ですがバスが来たのは30分後でした。
時刻表なんて信じていませんでしたが、ここまで遅いとも思っていませんでした。
とはいえ来ないよりマシであります。
バスに揺られて25分、リスボアオリエンテ駅方面にある「ナショナル タイルミュージアム」です。

とっても素敵です。
素敵ですが、時間があれば来てもいいとは思いますが、時間がないなら来なくていいと思います。
なぜならリスボン中心部から遠くへんぴな場所にあるから、そして後述しますがポルトのタイル(アズレージョ)のほうが断然素晴らしかったからです。
とはいえアズレージョの歴史的なことは学べるのでありと言えばありであり、要するに人それぞれと言えます。

コメルシオ広場
そんなへんぴなタイルミュージアムからバスに乗ってリスボン中心部へ戻りますが、戻ると言ってもリスボンの中心部は初上陸であります。
そしてここがコメルシオ広場です。

青い空、白い雲、背後は海。いい感じです。
ただの広場であり、なにがあるわけでもないのですが、素敵です。
時刻は14時半、バックパックを背負ったままなので少し早いですがチェックインしようと思いホテルを探してみてびっくりです。

あまり考えずに昨日と同じホテルブランドである「SLH(スモールラグジュアリー)ホテル」を予約していたのですが、まさかこんなところとは。
ポジティブサプライズにドギマギしながらチェックインを済ませて部屋で手洗いを済ませたら再びリスボン市街へ繰り出します。

アウグスタ通り
まずはリスボンの目抜き通りである「アウグスタ通り」。

スタバやマック、ZARAやH&M的なナショナルブランドや高級ブランド、地元のブランドやカフェなどが立ち並ぶ銀座的な通りであり、泊まっているホテルの横の通りであります。
ウインドウショッピングを楽しみながら歩いたらまずはこちらにお邪魔します。

老舗ジンジーニャ店
ジンジーニャ屋さんです。
ジンジーニャとはさくらんぼのお酒だそうで、このお店はとにかく有名なようで絶えず人が並んでいました。

肝心のお味は、ぜひ現地でお試しください。
アルコール度数は高めですが、意外と飲みやすいです。
わたしは少し残しましたが。

サン・ロッケ教会
ジンジーニャ屋さんの隣に新進気鋭的なナタ屋さんがあったのでついでに食べてみました。
お店によって個性があるということが分かりますが、ここはシナモン強めで好みではなかったです。

そしてサンロッケ教会です。
実は昨日も通ったのですが、日曜日だったので入れませんでした。
ここは天正遣欧使節団が滞在していた教会であります。

とくに思い入れはありませんが、あの戦国時代にこんなリスボンの街を見た倭の国の大名たちはさぞカルチャーショックであったことを想像すると不思議な感じです。
天正遣欧使節団とは、1582年(天正10年)に、キリシタン大名である大友宗麟(義鎮)・大村純忠・有馬晴信らが、イエズス会のアレッサンドロ・ヴァリニャーノの勧めで、4人の少年をローマに派遣した使節団です。
出典:wikipedia
カルモ修道院
18世紀の地震で崩れた修道院跡地ですが、現在は博物館。
修道院の前が広場になっていて、地元の人の憩いの場でした。
すでに18時であり博物館に時間はかけられないので崩れた外観だけ見学となります。

サンタ・ジュスタのリフト
カルモ修道院に来る途中に下からサンタ・ジュスタのリフトを見上げ、修道院からだとリフトの上に着きます。
こちらが下から。

要するに街とカルモ修道院をつなぐエレベーターでありますが、鉄製としては世界最古のエレベーターという希少性と映えるビジュアルのため人気スポットであります。
リスボアカードを持っていると無料ということもあって乗るために並ぶ人もチラホラいましたが、お金(6ユーロ)を払ってまで乗るものではありません。
こちらが上から。

バカリャウ
リフトの1ブロックとなりはメインストリートのアウグスタ通りなので、観光客向けの店だと分かったうえでポルトガル名物のバカリャウを食します。

バカリャウとはタラのすり身のコロッケの中にチーズが入っているという食べ物。
お昼ご飯も食べていなかったので美味しかったです。
バカリャウのあとはリスボンで1番有名、というか店舗が多くていつも並んでいる握手のロゴマークでお馴染みのナタ屋さんでこれまた遅めのおやつタイム。

アルコールの後にカフェイン摂取とか、普段なら絶対にやらない組み合わせも旅行中は無問題であります。
そしてこのナタ屋さんは行列のできるチェーン店だけあって美味しかったです。
とにかく回転が良いので熱々を頂くことができるのがメリットと言えます。

おわりに
ナタを食べたあとは夕焼けやら夜景やらを撮影しようと街をぶらぶらしていたのが20時半頃なのですが、全然暗くなりません。



街に灯りが灯るまで頑張りましたが、しまいには雨まで降ってきてしまったので、わたしのヨーロッパ食事の定番「ポキ」が近所にあったのでテイクアウトで買ってホテルへ戻ります。

1日歩いた歩数は4万歩弱なのでいつもより少ないのですが、そこは坂の街リスボンであり脚がクタクタです。
しかし、今日のホテルはバスタブ付き。

明日のポルトへの備えは完璧であります。
