2024年9月18日にシドニータッチをしてきたところでANAマイレージクラブのプラチナになったと通知が来たのでご覧ください。
SFCスーパーフライヤーズ会員入会資格
言わずと知れたANAの上級会員SFCでありますが、SFCの称号を手にするためにはプレミアムポイントを貯めて(飛行機に乗って)ANAプラチナにならなければなりません。

ざっくりブロンズ→プラチナ→ダイヤモンドというランクであり下から2番目ですが、普段ANAに乗らない人や時間とお金をANAにつぎ込めない人には遠い道のりであります。
しかし誰でもなることはできるので狭き門というわけではありません。
要するにやる気があれば誰でもプラチナになってSFC会員になることができます。
SFC会員になるとエコノミー利用時でもANAラウンジを利用することができるようになり、出発前の快適な時間が約束され…

「る」
と思っていましたが全然そんなことはなく、ANAラウンジはどの空港も超混雑しているのでまったく落ち着くことはできないばかりか人が多すぎて避難所状態なので、スタバでコーヒーでも買ってその辺の椅子に座っているほうが快適でした。

というわけでわたしはSFCを獲得後すぐにANAスイートラウンジを利用する事ができるダイヤモンド修行に切り替えることになったわけであります。
SFCの利用価値を真剣に語った人気の記事をぜひどうぞ。
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年初のダイヤモンド修行予定と実際
そんなSFC入会のボーダーとなるプラチナに今年も無事なったわけでありますが、現時点ですでにダイヤモンド会員3年目なのでプラチナにはとくに意味はありません。
ただ節目なので昨年度に立てた予定と比較した結果をお伝えしたいのです。
実際ダイヤモンド修行は予定通りには進まないことが多いので、無料で変更可能かつ積算率100%の運賃「M」で予定を組んでおくことはプレミアムポイント的にも修行的にも大切であります。
2024年年初の計画
2024年2月の記事時点では以下のように計画していました。
【3月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - ホバート(LCC)
ホバート - シドニー(LCC)
シドニー - 羽田(M)
【6月】
羽田 - アーランダ(M)
アーランダ - ブリュッセル(M)
ブリュッセル - 成田(M)
【7月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - チューリッヒ(M)
チューリッヒ - 羽田(M)
羽田 - シドニー(M)
【8月】
シドニー - 羽田(Q)
【9月】
羽田 - ソウル(特典航空券)
ソウル - 羽田(Z)
羽田 - シドニー(Z)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - ミュンヘン(M)
フランクフルト - 羽田(M)…10万PP到達予定
【2025年1月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(Z)
羽田 - ソウル(Z)
ソウル - 羽田(特典航空券)
9月のFRA-HNDで10万PPに到達している予定でありますが、冒頭で書いた通り現時点でやっとプラチナ到達であります。
まったく予定通り進んでいません。
誰も興味ないと思いますがひとずつ行きます。
2024年3月
羽田 - シドニー(U)
シドニー - ホバート(LCC)
ホバート - シドニー(LCC)
シドニー - 羽田(M)
⇩
羽田 - シドニー(U)
シドニー - ホバート(カンタス)
ホバート - シドニー(カンタス)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - 新千歳(SVS)
新千歳 - 羽田(SVS)
ジェットスターでタスマニアに行く予定がカンタスになったくらいなので、海外に関してはほぼ予定通りであります。
そして予定になかった札幌(SVSスーパーバリューセール)が入っています。
3月の獲得PPは13,820であります。

2024年6月
羽田 - アーランダ(M)
アーランダ - ブリュッセル(M)
ブリュッセル - 成田(M)
⇩
羽田 - アーランダ(M)
アーランダ - オスロ(SAS)
オスロ - アルタ(SAS)
オスロ - ブリュッセル(SAS)
ブリュッセル - 羽田(M)
昨年の復路分としてストックホルム行きとブリュッセルからの帰路チケットが残っていたので、それを消化するための旅程でしたが、SASスカンジナビア航空がスターアライアンスから脱退することになったためSASに乗りに行こうと思い立ちノルウェーを縦断してきました。
ばっちりSASとSASラウンジを堪能してきました。
6月の獲得PPは15,593であります。

2024年7月8月
【7月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - チューリッヒ(M)
チューリッヒ - 羽田(M)
羽田 - シドニー(M)
【8月】
シドニー - 羽田(Q)
⇩
【8月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(Q)
予定では7月にスイスでしたがこれを完全に中止。
4日間くらいで行こうと思ってスイスを調べてみたところ、そんな弾丸で行くところではないという結論に達し、せめて1週間くらい行けるときにちゃんと行こうと思い直したための中止であります。
それに替えてお盆にシドニーへ行くことにしてブルーマウンテンズへ行ってきました。
これはこれでよかったです。
8月の獲得PPは12,800。

シドニー発のチケットが「Q」なのは、昨年海外発券の起点となるシドニーに行くために羽田発のプロパーチケットを購入したためであります。
2024年9月
羽田 - ソウル(特典航空券)
ソウル - 羽田(Z)
羽田 - シドニー(Z)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - ミュンヘン(M)
フランクフルト - 羽田(M)…10万PP到達予定
⇩
羽田 - ソウル(特典航空券)
ソウル - 羽田(Z)
羽田 - シドニー(Z)
シドニー - 羽田(H)
羽田 - ミュンヘン(H)
フランクフルト - ロンドン(H)
ロンドン - 羽田(H)
こちらはだいたい予定通りとなっています。
青文字は来週の予定であり、まだ出国していない部分であります。
ソウル行きビジネスに初めて乗って金浦タッチをしてきた話はこちらからぜひご覧いただきまして、やはり「Z」運賃の羽田-シドニーはプレミアムポイントがエグいです。
片道1回で9,518PPですから往復でざっくり2万PP。2往復ちょいでSFC解脱ですよ。
PP単価は上がりますが。
金浦タッチからのシドニータッチを済ませたところで獲得PPは14,621。
ここまでで合計58,658PPとなり、ANAプラチナ達成と相成りました。

ライフソリューションサービスへ進路変更
ここで見ていただきたいのがシドニー-ミュンヘン、フランクフルト-シドニーの運賃「H」であります。
年初の予定ではスイスに行って9月のドイツで10万PPということでしたが、スイスを中止したことで10万PPが厳しい可能性が出てきたことが1点。
そして年初からの航空券の予約やらなんやらですでにライフソリューションサービスでのダイヤモンド達成条件のANAカード利用金額400万円が見えていたことが1点。
さらに過去最悪の円安のタイミングで超高額となった海外発券の航空券購入をしなければならないという恐怖が1点。
以上3点の理由から積算率100%の「M」運賃で10万PP獲得ではなく、割安な積算率70%の「H」運賃を利用してライフソリューションサービスで8万PPの獲得に舵を切ったわけであります。

これによりSASで乗った分のプレミアムポイントやミュンヘン-アーランダなどルフトハンザ区間のプレミアムポイントは意味をなさなくなりますが、ANA単体8万PP+400万円でダイヤモンド達成であれば来年もらえるアップグレードポイントはANA+スタアラ10万PPの場合と同じ40ポイント(SFC+4ポイント)であるため問題ありません。

よって、現時点で58,658PPのわたしに必要な残PPは21,342PPとなります。
9月以降の予約はミュンヘン以降まだひとつもしていませんが。
おわりに
ご覧いただきましたように年初の予定などどこ吹く風とばかりの予定は未定であります。
海外発券をベースとしてダイヤモンド修行をしているとこんなことばかりであるため、旅程の変更が可能かつ積算率100%の運賃「M」を強く強く推奨します。
そして海外発券と言えば気にしなければならないのが為替であります。
執筆現在はFRBさんが0.5%の利下げをしたのですが、今後の利下げペースが鈍化するとの見方から140円だった昨日から3円も下がって143円となってしまいました。
シドニー発券の場合はオーストラリアドルを気にするわけですが、気にしすぎて円高を待っていると「M」運賃が売り切れてしまうことが多々あるので十分な注意が必要です。
「M」運賃の次は「B」運賃であり、感覚としてはMよりも20%ほど高くなるのでできれば避けたい運賃であります。
自分のタイミングと為替のタイミングと安い運賃のタイミングがぴたりと合わないとうまくいかないのがダイヤモンド修行でありますが、はじめてプラチナ・SFCになった頃の初心を思い出して楽しく9月以降の旅程を組んでいこうと思うところであります。
もしかしたら今年は久々にOKAタッチを1回しないといけないかもしれません。
それはそれで楽しみですが。
