つい先日、めずらしくシャワールームを使用したためANAスイートラウンジのシャワールームについて記事を書いたばかりなのですが、シャワーを使うために予約が必要になったのでご覧ください。
シャワールーム予約必須化
1月23日からANAラウンジとANAスイートラウンジでのシャワールーム使用に際して予約が必須となりました。
ANAの案内にはこのように書いてあります。

「事前にご予約いただけます」と。
これ表記がおかしくて「予約出来るけど空いていれば使えますよ」という意味でなく
「予約をしなければ使えません」という意味なんです。
というわけでわたしがエレベーターで2階へ降りようとした際に「シャワーですか?予約してますか?」とスタッフに呼び止められたわけであります。

シャワールームの予約方法
混雑していることの少ないスイートラウンジのシャワーでは、空いていれば使えるという方が良いとは思うのですが、これがルールとなってしまったのであれば仕方ありません。
難しいものではありませんが予約方法をお伝えします。
Workhub Passに登録する

いきなり面倒くさそうですが面倒くさいんです。
ラウンジに入ってスタッフに止められてから登録するとなるとさらに面倒であり、なんならスタッフに「登録方法をご説明しながら一緒に登録致しましょうか」などと後期高齢者の様な扱いを受けるので注意が必要です。
要するに事前に登録しておくことが肝要と言えます。
いつどこで登録する
上記Workhub Passへの登録自体はいつでもどこでもできますが、ANAラウンジに入れない人も含めて誰でも登録できてしまうのでリンク先は載せないでおきます。
ANA便の搭乗1週間前になればANAアプリにシャワールーム予約が表示されるので、そこから登録すれば問題なしです。

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登録が完了するとANAの防音室とシャワールームが「おすすめホスト」に表示されるので予約したいものを選びます。

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つづいて契約プランを申し込みますが、要はANAラウンジ利用かスイートラウンジ利用かの選択であります。

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選択したら電話番号を入力して、登録メール宛に届く番号を入力して本人確認的なものを済ませます。
これでようやく登録が完了です。
面倒であります。

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ここからシャワーブースの選択をするため「スペースを探してみる」をタップして進みます。
すると第2ターミナルのスイートラウンジにあるシャワーブース9室と、第3ターミナルのスイートラウンジにあるシャワーブース3室が表示されるので利用したいブースの空き時間を確認します。
シャワー利用時間は上限35分
空き時間を確認するとわかりますが、30分刻みで予約を取る形となっています。
グレーになっているところは使用中または清掃のため予約はできません。
前に予約が入っていなければ5分前から利用可能となるので、最長で35分シャワーブースを利用することができます。

30分を過ぎて利用するとどうなるかと言うと、ノック&声かけされます。
ワタシの場合わずか1分過ぎた時点でノックされました。
その時他のブースは空いていましたがけっこう厳しいです。
お腹の調子が悪い時にトイレもシャワーも、というのは難しいかもしれません。

おわりに
ブースは予約制になり、室内のスリッパは無くなり、足拭き用のタオルも無くなってしまったスイートラウンジのシャワーブースでありますが、ANAの2024年4月から12月期の利益は1350億円となっています。
ダイヤモンド会員たるもの最低でも120万円くらいは毎年ANAに献上しているわけであり、不特定多数が使うトイレの便器のところのスリッパくらいは置いてほしいものであります。
ビジネスクラスの機内スリッパ収納袋と靴べらも無くなっており、SDGsなのか利益追求なのか判断が難しいところと言えます。
少なくとも私個人としては快適では無くなったのは間違いありません。
