ノルウェーの記事が全然進んでいないのですが、9月のミュンヘン行きのために海外発券したシドニーに行ってきましたのでご覧ください。
お盆時期の羽田空港駐車場混雑状況
乗りなれた22時45分発のNH879便シドニー行きですが、今回の出発8月12日はお盆時期のスタートであり空港の混雑は容易に想像できます。

以前に書いた通りANAダイヤモンド特典の駐車場優先予約はまったく機能していないので2日前から駐車場の混雑状況をちょいちょい監視していたところ、朝6時から夕方6時くらいまでの12時間は第3ターミナルを含めてすべての駐車場で満車の状態が続いていましたが、19時を過ぎると表示は「満車」から「混雑」になるところも出てきます。
ただ国際線が集まる第3ターミナルが「混雑」や「空車」になることはなかったので、第3ターミナルを利用する方は空きが出ることを信じて早めに並ぶかあきらめて公共交通で空港に行ったほうが良いかもしれません。
わたしはというと20時半に羽田空港第2ターミナルに到着したので問題なく空車であり、駐車することができました。
第2ターミナルから国際線が出る(一部は第3ですが)ANAのアドバンテージは大きいといえます。

夜便で第3ターミナルから出発するけれど自家用車で空港に行きたい場合は、第1、第2ターミナルに駐車して無料のシャトルバスで移動するのも手であります。
ANAスイートラウンジ|同伴5000マイル/1人
空港到着から出発までの2時間はいつもどおりスイートラウンジで過ごしますが、今回は同伴が3名います。

ANAスイートラウンジはダイヤモンドであれば同伴者1名は無料ですが、2人目からはマイルやポイントが必要となるため今回は10000マイルを消費しての利用であります。
スイートラウンジに1人5000マイルの価値があるかどうかは、その人がどれくらいマイルを持っているのかで変わって来るかと思いますので置いておくとして、5000円の価値があるかどうかと聞かれれば「ない」と答えると思います。
価値観はそれぞれでありますが、この感覚は今当たり前にダイヤモンド会員としてスイートラウンジを利用できるようになってしまった贅沢病なのかもしれません。
無償のANAラウンジよりも有償のスイートラウンジ
5000円の価値はないと言いましたが、今回わたしの同伴者はANAラウンジへのラウンジアクセスがありました。
無償でのラウンジアクセスがあったにも関わらずスイートラウンジを選んでいるので、恥ずかしながらわたしの中ではそれなりの価値を見出している証拠であります。

食事や飲み物はもとより、とくに第2ターミナルでは雰囲気がANAラウンジとはまったく違うので、有償とはいえ選択ができるなら結局スイートラウンジ一択であります。
シドニー空港から市内
羽田からシドニーは9時間強の微妙な時間のフライトであり夜便の場合は即寝が原則であります。
しかし今回はスイートラウンジできちんと食事をするのを忘れてしまったため「食事なし」を事前に設定していたにも関わらず機内食をフルで頂いてしまいました。


機内食をフルで頂いたということはお酒もいただくことになってしまい、食後のお気に入りのチーズ盛り合わせをシャンパンとともに欲張ってしまいました。
結局寝不足でのシドニー到着となるわけであります。

まったくどうかしています。
ちなみにこのときに和食の食事と合わせて頂いた日本酒「菊の司イノセント40」がなんとも言えない美味しさでした。
機会があったらぜひ飲んでみてください。
岩手最古の酒蔵だそうです。

そしてほぼ定刻8時半に到着した冬のシドニーキングスフォード空港は雨。
バカ高い空港直結の電車を避けてもっとも安くシドニー中心部に向かうにはドメスティックターミナルからマスコット駅まで徒歩が鉄則でありますが、雨のためマスコット駅まではバスで移動しようと思います。
シドニーのバス、1人1枚カードが必要
詳しくはまた別記事にしますが、わたしのクレジットカードで4人分まとめて支払おうと運転手さんに聞いてみたところ「無理」と言われたので、結局バカ高い電車に乗ってヒルトンシドニーのあるセントジェームス駅へ向かうことになりました。

ANAカードはダイナースなのでJALカードでピッと乗ります。
ひとり約2500円です。
シドニーに帰省
駅前の工事も進んでいるのか停滞しているのか分かりませんが昨年からずっと作業している場所を進むこと5分、ヒルトンシドニーに帰ってきました。

ダイヤモンド修行の起点となっているシドニーであり少なくとも年に7回は来ているとなると、これはもう帰省と言っていいでしょう。
実際はシドニータッチで即刻帰国しているのでヒルトンにはほとんど来ないのですが。
ヒルトンシドニー
4名での利用の場合、スイートルーム以外はエキストラベッドを入れることができません。
スイートであっても前回一人で宿泊したシティスイートではだめであります。
そのため無駄に2部屋確保することになります。

コネクティングルームというやつであり2部屋を1部屋として使いますが、バスルームも2つあるので実際のところスイートルームにエキストラベッドを入れるよりも使い勝手は良かったです。
わたしはヒルトンもダイヤモンド会員であるため通常であればホテルに着いた時間にかかわらずチェックインができることがほとんどですが、今回は12時すぎまでは空かないとのことなのでエグゼクティブラウンジで飲み物を頂いたら街へ繰り出します。

といっても一個ずつ細かいレビューを時間をかけてお読みいただくわけにもいかないので箇条書きで済ませます。
3日分のシドニー観光まとめ
・シドニー動物園(ワイルドライフ)
・シドニー水族館
・ダーリングハーバー
・シドニー博物館
・セントメアリー教会
・QVB
・ロックス地区
・オペラハウス
・ロイヤル植物園
・ミセスマッコリーの椅子
・ウインドウショッピング
以上であります。
ミセスマッコリーの椅子からの夕焼けは何度来ても格別です。

ブルーマウンテンズ
2日間シドニー観光をして3日目にブルーマウンテンズの予定でしたが、残念ながらブルーマウンテンズが雨のため3日間ともシドニー観光となりました。
しかし幸か不幸か帰国日の8月16日は台風7号が日本の首都圏直撃となります。

飛行機が飛ぶのか飛ばないのかも分からない状態でしたが日本国内線はANAもJALも全滅であり、変更やキャンセルは無条件でできるとの案内があったため1日延長して17日に帰国することとしました。
そしてラッキーなことに17日のブルーマウンテンズは晴れ予報であり、これによって生まれた1日でブルーマウンテンズに宿を即予約。
帰国日だったはずの16日朝イチに電車でブルーマウンテンズのあるカトゥーンバへ向かいました。

スリーシスターズ
ブルーマウンテンズといえばスリーシスターズであります。

オーストラリアの先住民たるアボリジニの伝聞が元になっている命名とのことでありますが、ウルルのアボリジニ文化とは多少異なるように感じます。
どちらが良いというものではありませんが、アボリジニ文化として見るなら別格でウルルであり、ブルーマウンテンズはよく整備された景勝地というように感じました。

次回はひとりで来てしっかりトレッキングしてこようと思いますが、今回は1時間程度のトレッキングだったためこのような感想となりました。
とはいえ世界遺産。美しい場所であることに疑いの余地はありません。
急遽予約したホテル、マウンテンヘリテージも素敵でした。

おわりに
翌朝はダッシュで朝食を食べたら7時半の電車でシドニーセントラル乗り換えで空港へ向かいますが、今回はマスコット駅でバスに乗り換えて空港利用料約2,000円×4人分をしっかり節約。

そしてANAなのにめずらしく出国手続き直後の10番ゲートからの搭乗です。
いつもはスターアライアンスラウンジがある56番ゲートからの搭乗のためラウンジに寄りますが、ラウンジから10番ゲートまでは徒歩10分の距離があるのでラウンジには今回は寄らず。
代わりにフラットホワイトをカフェで購入して搭乗しようとしたところ、熱い(ぬるくても)飲み物は持ち込めないとのこと。
え?ダメでした??
はじめての経験でしたが最近は乱気流の影響でけがをするニュースもあるので変わってきているのかもしれません。
グループ1で搭乗してから離陸まで30分以上あるのですが。
11時50分、定刻のNH890便でブルーマウンテンズとの気温差が30度ある台風一過の東京に戻ります。
今回のダイヤモンド修行の結果は以下の通り
HND – SYD : 7694PP(M)
SYD – HND : 5106PP(Q)
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2024年プレミアムポイント計:42,213PP
8月にしてやっとブロンズ達成です!

