羽田からビジネスクラスでシドニー、シドニーからジェットスター国内線に乗り換えてウルルに行ってきましたのでご覧ください。
エアーズロック弾丸旅行記①はこちら >
エアーズロック空港とあいつ
JQ660エアバス機でシドニー空港からエアーズロック空港へと降り立ちました。
文字通りタラップを利用して降り立ったエアーズロック空港の空は広く素晴らしいものでした。
いよいよ世界の中心ウルルへとやっきました。
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飛行機を降りた目の前にある空港建屋に入るとレンタカーカウンター以外何もありません。
何もない空間から外に出ると、バス乗り場であります。
バス乗り場は一応方面別というかホテル別に分かれていますが、外人の集まりですのでまぁそういうことです。
なによりエアーズロック空港からの行き先は住人を除きエアーズロックリゾートしかないので、どのバスでも大丈夫よ、と後にドライバーが言っていました。
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6月のエアーズロックの気候は秋ということもあり日陰は少し涼しい感じですが、一歩日差しのもとに出るとさすが砂漠であり暑いです。
そしてオーストラリアといえばあいつ。ハエであります。
シドニーはほとんどハエがいませんが、メルボルンはハエだらけでありました。
そしてオーストラリアの中心であり世界のへそ、ウルルではというとこれであります。
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立ち止まって10秒もすれば5匹は来ます。
顔、とくに耳と目に執拗に集まってきますが、ハエ用の顔ネットをつけている人はひとりもいないということはお伝えしておきます。
これが夏だともっとハエが多いということであり、そのときはネットをつける人が少なからずいるのかもしれません。
ハエが多いといってもゴミだらけであるとか空気が臭いとかそういうことではありません。念のため。
ハエよけには扇子を持参されることをオススメします。
エアーズロック空港からエアーズロックリゾート
15分ほど待っているとバスがやってきましたのでさっそうと乗り込みます。
どのバスに乗っていいのか全員よくわからないので、尻込みしていますが、ここはファーストペンギンを買ってでます。
車内は外国のバスあるあるのとおり、冷房ガンガンであり寒いですが、同じく外国人あるあるのとおり、欧米の方は半袖短パンなどの軽装であります。
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バスに乗って15分くらいするとバスはエアーズロックリゾートの入口まで来ます。
ここからはリゾート内のホテルを順に回って乗客を降ろしてくれます。
今回私ぶりぶりマイラーが寝泊まりするのは、このエアーズロックリゾート内で最安のアウトバックホテル・ドミトリーであります。
最安だからかどうかは分かりませんが、バスから降ろされる順番は最後であり、エアーズロック空港を出発してから30分くらいであります。
↓画像はリゾート内のシャトルバスマップであり空港からのバスではありませんが、空港から来たバスは大通り(左側)からリゾート内に入り、時計回りで人を降ろします。
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エアーズロックリゾート アウトバックホテル|寄付について
エアーズロックリゾートには5つの宿泊施設があります。
- Sails In The Desert
- Desert Gardens Hotel
- Emu Walk Apartment
- The Lost Camel Hotel
- Outback Hotel & Lodge
この他にグランピング施設もありますが、詳しくホテル詳細をご覧ください。
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今回利用したのはOutback Hotel & Lodgeであり、最も安価なホテルであります。
このホテルの1番の特徴はロッジタイプということであり、よく管理された敷地にロッジ(小屋)が点在しているところであります。
バスを降りてチェックインを行うレセプションも小屋であります。
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さっそく小屋に入ってチェックインをします。
チェックイン時の諸々の説明を受けた紙切れにサインをするのですが、その紙にはどさくさに紛れてこのような記述がありました。
□ エアーズロックリゾートの環境整備のために10ドル寄付します。
わたしには意味が分からなかったため「これはなんですか?」と確認して、チェック欄にチェックをしないことで寄付をしない選択をしました。
エアーズロックを見に行くためにはウルル国立公園の入場料38ドルを支払います。
これはウルルの環境や先住民族の方々の保護等に充てられているものであり、義務であるため問題ありません。
しかしリゾートは民間企業であり、寄付が必要なほど困っているようには見えませんし、このドミトリー以外はパリのヒルトンホテルと同じかそれ以上の料金であります。
口頭で説明するわけでなく、チェックインのサインをするための用紙に英語で記載されていたら、日本人の多くは気づかずに支払っているのではないかと少々心配でありました。
聞いたところで「Service Fee」と言われたら「あ、そうですか」となりそうであり、契約書はちゃんと読みましょう としか言いようがありません。
ホテルのスタッフもゴリ押ししてくるわけではないので、善意と不作為に頼っているのが実際かもしれませんが。
エアーズロックリゾート アウトバックホテル|ドミトリーについて
気を取り直してアウトバックホテルにあるたくさんの小屋のうち最安値であるドミトリーについてお伝えします。
まずドミトリーとはなにかを流行りのChatGPTに聞いてみます。
ドミトリーは、複数の人が一つの部屋を共有し、通常はベッドや寝具を個別に提供される宿泊施設の一種です。これは、一般に安価な宿泊オプションとして提供され、旅行者や学生などが利用します。ドミトリーでは、他の宿泊者と同じ部屋を共有することになるため、プライバシーは限られますが、コストを抑えられる利点があります。多くのユースホステルやバックパッカーズホステルで見られる宿泊スタイルの一つです。
Chat GPT
今回わたしが宿泊したのもこのドミトリーですが、結論からお伝えすると「あり」であります。
若いからありなのよ、という方がいるかもしれませんが、残念ながらわたし、若くありません。
お伝えしたように、このアウトバックホテルは敷地内に小屋が点在しており、ドミトリータイプもその小屋であります。
このドミトリータイプの小屋がいくつかある、というわけです。
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どの小屋に泊まっても良いというわけでなく、チェックイン時に◯棟の◯番のベッド、と書かれた鍵をもらい、その小屋の決められたベッドで寝るというわけであります。
そしてそのベッドはというとこうであります。
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玄関開けたら2秒でベッドであります。
アウトバックホテルの場合、1つの小屋に20台のベッドがありましたので、最大20人が同室ということであります。
※4人部屋などもありますし、女性専用もあります。
ベッドには画像のとおり番号が振り分けられていて、そこがマイベッドであります。
ドミトリーについては長くなるので別記事にしています。
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翌日の朝食用にスーパーマーケット
翌朝はカタ・ジュタへの道すがらサンライズを見ることになっているため5時起きであります。
そのため、朝ごはんを今のうちに買っておかなければなりません。
現在の時刻は15時であり、この後サンセットを見に行くためのバスは16時発であります。
スーパーマーケットへはアウトバックホテルから歩けますが、ちょい早足であります。
リゾート内の施設と施設の間には歩道が整備されており、リゾート内であればシャトルバスを使わずとも歩いて移動できます。マップの点線部分が歩道です。
ハエは飛んでいるし、歩道と言っても砂漠の砂でありますが。
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アウトバックホテルからだとスーパーマーケットまでゆっくり歩いて10分弱であります。
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スーパーマーケットは本当に普通のスーパーマーケットでありました。
広さはまいばすけっとやコンビニよりは広く、小規模スーパーくらいといったところであります。
地元住民向けの生鮮品や飲料、生活必需品が主な商品であり、観光客向けではありませんでしたが、パンとサンドイッチは売っています。
売ってはいますが、この時間は売り切れのものが多いようであり、買えただけでもラッキーと言えます。
私ぶりぶりマイラーはハムのサンドイッチと牛乳を買っておきました。
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水のペットボトルが300円ほどしますが、これはウルル価格というわけでなく、今の世界(欧米)的にこの値段がスタンダードであります。
世界に置いていかれている我が国を痛感する瞬間であります。
買い物にはクレジットカード(VISA、アメックス確認済み、ダイナースはいつも使えない)も利用できましたので、基本的にキャッシュレスで問題ありません。
それではバスに乗るため、ホテルにもどります。
牛乳を買いましたが、ドミトリーに冷蔵庫はありませんのでお気をつけください。
ウルルのバス|HOP ON HOP OFFのチケット
エアーズロックを見に行くには3つの方法があります。
- レンタカー
- ツアー
- バス
どれにするかは人それぞれであり、今のところ特におすすめはありませんが、わたしはバスで見に行くことにしています。
バスの場合、チケットの種類がいくつかありますが、一泊二日の弾丸の場合1Dayパスがベストであります。
ケアンズからだとサンセットのバスにもギリギリ間に合うか間に合わないかでありますのでご注意ください。
時刻表をご覧ください。
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これは7月の時刻表でありますが、一番右、サンセットのバスが、宿泊している施設、わたしの場合はアウトバックでありますが、そこに迎えに来るのが16時20分。
そしてこれが最終バスであります。
そのひとつ前に14時05分発のバスがありますが、ジェットスターがエアーズロック空港に着くのが13時30分であり、このバスは無理筋であります。
したがって初日は結局1往復しか乗れないということになります。
であれば、予定によっては単純1往復のチケットを買うというのもありであります。
とはいえ、たいていは翌日も朝からバスを利用するはずであり、1Dayパスを使うことが有意であると思いますが、わたしの場合はすでに売り切れでありました。
そのため、初日はウルルへの単純往復、2日目はカタ・ジュタサンライズの単純往復のチケットを利用しました。
後に書きますが、カタ・ジュタサンライズは見終わってホテルに戻ると、すでにチェックアウト時間ですので、1Dayパスであっても結局一泊二日弾丸のわたしが乗れるのは各日1往復であります。
バスだけで長くなりそうなので、これも別記事にさせてください。
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詳しい時刻表と料金はバス会社のWEBサイトをご覧ください↓
ウルルのバス|HOP ON HOP OFFに乗る
16時20分定時にバスが来ました。
バスには大きく「Uluru|HOP ON HOP OFF」と書かれているので見れば分かりますし、待っている人が大勢いて、その人たちもほぼ全員乗るので心配ありません。
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バスに乗る際は予約した名前を伝え、QRコードを見せるだけであり、チケットや国立公園への入場チケットも提示を求められませんでした。
バスの予約を乗車当日にすると、運転手に伝わっておらず名前が無いために乗車するのが面倒ということがありますので、予約は前日までに済ませた方が良いのかもしれません。
この情報のソースはわたしです。
バスの車内は空港からのバスとだいたい同じであり、車内の温度もだいたい同じであります。
砂漠の夕方以降は寒いので、羽織るものがあると良いかもしれません。
7月8月はダウンがないとキツイかもしれません。
エアーズロックへの道と映えるグラス
エアーズロックに向けてホテルを出てしばらく走ると検問のようなゲートがあります。
ユネスコ世界自然遺産であるエアーズロック周辺へ入るための入場チケットの確認でありますが、特段の確認もなくスルーであります。
ツアー客は入場チケットがツアー代金に含まれているためスルーなのは当然でありますが、私たち個人客はそうではありません。
が、このあたりのいい加減さが海外のいいところでもあります。
国立公園のチケットは公式サイトからどうぞ。
ゲートを過ぎると砂漠らしい一本道をひた走り、先ほどの時刻表にあったいくつかのバス停に止まります。
そのうちのひとつMALA WALKでは写真タイムを設けてくれたので間近でエアーズロックを見ることが出来ました。
ここに登れた時代があったことが嘘のようであります。
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いくつかのバス停からは2,3組の乗客が乗ってきていましたので早くから来ていたのでしょう。
すべてのバス停を通過し、サンセットポイントに到着したのは17時過ぎであります。
なんだかんだでホテルから1時間弱くらいかかったことになります。
サンセットポイント到着からおよそ30分後の17時35分頃が日の入り時刻(ちゃんと運転さんが時間を教えてくれます。)であります。
すでに他のツアーで来ている団体や修学旅行と見られる学生さん(オージーかキウィ)、レンタカーで来ている個人の人でにぎわっています。
特にツアー客の場合、スパークリングワインと軽食のサービスが付いていることがほとんどなので、ワイワイしておりました。
たしかに、あのシャンパングラスの逆さエアーズロックはわたしも写真に納めたいと思っておりました。
少しだけうらやましいです。
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おわりに エアーズロック|サンセットの太陽の位置について
今回わたしはウルルに来る前にサンセットについてかなり調べました。
調べた内容は「エアーズロック側に太陽が沈むのか、エアーズロックの反対に太陽が沈むのか」であります。
結論は「バスもツアーも、エアーズロックの反対側に太陽が沈む」であり、個人的には逆サイドの方が取りたい写真でありました。
しかし現地の人(観光会社)的には夕陽によって赤く照らされ、神々しい姿のエアーズロックを重要視しているようであり、そのビューポイントはしっかりと整備されていました。
もしもまたここに来ることがあったならば、ぜったいにレンタカーを借りて逆サイドからの夕陽を撮りたいと思いました。
その時に晴れている保証はありませが、シャンパングラスに映り込む逆さエアーズロックの羨ましすぎる写真はサンセットツアーでどうぞ。