ANAダイヤモンド修行を兼ねて、ベルギー、オランダ、スウェーデンに行ってきましたのでご覧ください。
途中からこのページにいらした方は、ぜひ最初からご覧ください。
アントワープの映えスポット|ザハ・ハディッド氏設計の港湾局
今朝も元気に朝食を頂きます。
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ヒルトンアントワープは人気のようで、朝食会場(1階レストラン)はほぼ満席であります。
ホテルの朝食はいつも1カットだけ載せるようにしていますが、ここヒルトンアントワープには珍しいものがあったのでもう1枚。
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南部鉄器であります。
紅茶用のポットとして使われており、こんなところで岩手県の工芸品に出会えるとは思っていなかったので、日本人として誇りに思う朝でした。
ヨーロッパは基本硬水であり、硬水に鉄分を加えることでミネラル過多になるそうでありますが。
朝食を済ませたら今朝はチェックアウトせずに、スマホひとつで身軽に出かけます。
出かける先は港湾局であり、トラムで行きます。
ヒルトンアントワープは地下鉄駅の真上でありますが、トラムまでは少々歩きます。
歩きますが、アントウェルペン中央駅までのメインストリート的な道であり、車も通らない道なので気持ちよく歩けるためおすすめです。
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通りには日本でも有名なファストファッションの店舗がひと通り揃っていたので、寒いときや暑いときの服装調整が容易に済みそうであり、バックパッカーには重宝しそうであります。
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ただ今日は日曜であり、ほとんどの店は休みまたは午後からとなっています。
今回はヒルトンアントワープからアントウェルペン中央駅方面に歩きましたが、アントウェルペン中央駅からヒルトン方面(旧市街方面)歩く場合は、ストリートの入口がいい感じでありましたので、やはり徒歩がおすすめです。
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アントワープのトラムはクレジットカード・スマホで乗車可能 料金も均一で60分以内なら乗り放題
目的とするトラムの電停「Antwerpen Roosevelt perron Italie」はヒルトンアントワープから15分ほどの距離であり、途中の街並みやアントワープオペラ座を楽しみながらの朝の散歩は極上の時間であります。
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電停でトラムを待っていると、なぜか1本スルーされてしまい、次のトラムまで無駄に15分待つことになってしまいましたが、まぁスルーされてしまったものは仕方ありません。
トラムは時間に正確というよりは、予定時刻より早く到着しても予定よりも早く出発するという傾向がありましたので早め早めの行動がおすすめであります。
そして予定より2分早く到着した次のトラム(24番)は、予定より早く出発します。
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乗車すると、地下鉄と同じく扉の左右に端末がありますので、スマホかクレジットカード(VISA)をタップします。
ここでも無事にキャッシュレスで乗ることができました。
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そしてアントワープのトラムは2.5ユーロの均一料金であり、最初のタップから60分以内であればバスも含めて乗り降り自由となります。
すばらしい街であります。
そしてトラムに揺られること17分、本日最初の観光はこちら。
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東京オリンピックで一躍有名になったザハ・ハディッド氏設計による港湾局であります。
確かに巨大な建造物は映える存在であり個性とオーラを放っております。
実物を見ると見ないとでは経験値が異なりますし、トラムの往復30分程度なので来ても良いのではないでしょうか。
本当は夜のライトアップがメインという感じでありますが、聖母大聖堂やマルクト広場を差し置いてここに来るには勇気がいります。
アントワープに2泊するという時間の使い方ができる方はぜひ、夜の港湾局にも行ってみてください。
もし国立競技場をザハ・ハディッド氏設計で作っていたら、それだけで日本人も含めて観光客が来た可能性を考えると、経済効果としては今のシンプルなものよりも良かったのかもしれません。
駅直結の初期デザインで完成していれば、の話ではありますが。
ところで、港湾局の建物がある電停(トラムの停留所)は、港湾局の目の前で停まるのですが、ここが終点であり、10分程度の休憩をはさんでそのまま折り返し運転となります。
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港湾局の建物以外、特に見るものはないので、この折り返しのトラムになることをおすすめします。
10分あればしっかり建物を1周できますので。
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私ぶりぶりマイラーは折り返しのトラムに乗って来た道を戻り、ホテルに到着したのが12時半。
チェックアウトをしたらちょうど13時です。
アントワープ聖母大聖堂拝観
日曜日のアントワープ聖母大聖堂は13時からの拝観であり、時間ぴったりに訪問です。
「ついに見たんだよ、ルーベンスの2枚の絵を」の瞬間であります。
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言葉にならない、とはこのことであり、率直に神聖な気持ちになることができました。
拝観料が高いのが玉にキズですが、プライスレス空間であり、お金には代えられない価値がわたしにはありましたので、ぜひ行先の一つに加えてみてほしいところであります。
聖母大聖堂の所要時間
聖母大聖堂での滞在時間は、ゆっくり教会内を1周、ルーベンスの絵(6作品あります)のうち2作品をしっかり鑑賞、椅子に腰かけて5分ほどの瞑想?でちょうど1時間かかりました。
13時に教会に入って、出たのが14時であります。
ベルギー王立美術館が15ユーロで2時間、聖母大聖堂が12ユーロで1時間であり、やはりちとお高い印象でありますがプライスレスです。
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出口には美術館よろしくお土産も用意されていましたが、クリアファイルがないのでわたしはパスでありました。
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素晴らしい経験の余韻に浸りながら聖母大聖堂をあとにして、そこから歩いて10分ほどの場所に向かう途中、日曜日だからか、銀食器や絵画、アンティークっぽい玩具や洋服、がらくたまで、なぜか日本とは違うおしゃれ感満載の蚤の市が道すがら開かれておりました。
アントワープは飼い犬が多い印象であり、カフェにはワンちゃんを連れた地元の人がランチを楽しんでる様子が目に入ってきたと思ったら、ランチをしている場所は世界遺産の目の前であります。
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世界遺産|プランタン=モレトゥスの家屋・工房・博物館複合体
世界遺産の目の前の小さな広場には所狭しとテーブルが置かれ、ワンちゃんを連れた地元の人たちがワイン片手にランチを楽しいでいる。
なかなかない光景で出迎えてくれたのは【世界遺産・プランタン=モレトゥスの博物館】であります。
世界遺産らしからぬ環境でありますが、ここプランタンさんの家はアンティーク好き垂涎の家であり、家具はもとより、天井、壁、照明器具に至るまで当時のお金持ちの贅沢なつくりを楽しめます。
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ここは活版印刷の工房でもあり、家の部分と同じ敷地内に当時の印刷機がいくつか保存されていますが、わたしには「銀河鉄道の夜」のアニメでジョバンニが生活のために印刷所で働いていたことが思い浮かんでおり、活版印刷と大富豪が一致しない状況でありました。
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しかしそれについての説明が博物館部分でされており、ここアントワープで印刷したものはヨーロッパ全土に及んでいた様子が書かれていました。
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プランタン=モレトゥスの所要時間
ここプランタンさんの家兼職場はさほど大きくなく、写真に写っている建物ですべてであります。
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当時のお金持ちの人の家、活版印刷に興味のある方は別として、わたしの所要時間は30分でありました。
マカオにもこのような「当時のお金持ちの家」的な世界遺産が多くあり、それと比べるとヨーロッパというだけでも見ごたえはありますが、家屋や工房がどうこうよりも、その当時の印刷業界への貢献度という意味での遺産登録といえます。
そのためわたしのような「よくわかっていない人」には物足りないかもしれません。
そして1点、強くお伝えしておきたいことは「明順応と暗順応の繰り返し」で目がやられ、暗室と化している室内の細部は目に入ってこない。ということであります。
これを回避するためには、サングラスのこまめな付け外しが必要であり、それこそ熟練した技術を要するのかもしれません。
ちなみにここは王立美術館と同じく、荷物はロッカーに入れてから観覧をするルールでありますが、ここでは入場料もキャッシュレスのみであり、はじめからロッカー用のコインを貸してくれます。
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開館時間はこちらです。
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世界遺産鑑賞の後は同じく世界遺産であるアントワープ市庁舎を今一度横目に見ながらホテル方面に移動し、スターバックスに寄ってお茶とサンドイッチとスマホの充電をしようと思いましたが、電車の時間を調べてみると、15分後にアントワープ・ベルヘム方面行が来てしまうのでテイクアウトにして、いよいよこの旅でお気に入りとなった街アントワープ、ベルギーを出発することにしました。
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この旅ではもう一つの世界遺産ブルージュやヘントを外していますが、旅の向かう方面がオランダ方面であり、ブルージュ方面に割く時間を今回はルクセンブルグとリエージュに使用しました。
アントワープからアントワープ-ベルヘムを経由してオランダ・ロッテルダムへ
Antwerpen GroenplaatsからAntwerpen-Berchem、ユーロスター(タリス)はお休み
宿泊したヒルトンアントワープ、聖母大聖堂、アントワープ市庁舎を要するマルクト広場の最寄り駅である地下鉄Antwerpen Groenplaats(読めない)駅からオランダ方面への玄関口であるAntwerpen-Berchem(アントウェルペン-ベルヘム)駅へ移動します。
今回、ベルヘムへの移動は地下鉄の⑨番を利用しますが、アントウェルペン中央駅からベルヘム駅へ移動するときも⑨番であります。
Groenplaats駅は上り方面と下り方面でホームが違い、ベルヘムに向かうのは「Eksterlaar」方面であります。
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このとき電車は遅れており、大混雑の駅であったことをお伝えしておきたいと思います。
早め早めの行動を心がけましょう。
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乗車時間10分少々、地下鉄ベルヘム駅に到着するとベルヘム駅は地上であり、ほぼ目の前にIC(普通の電車)のベルヘム駅を見つけることができます。
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時間がなく、お金がある方はアントウェルペン中央駅から高速列車のユーロスター(タリス)に乗ったほうが良いと思いますが、土日祝日はユーロスター(タリス)は動いていないので旅程には十分お気を付けください。
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ICベルヘム駅の駅舎は小さいのでコーヒーショップが1件とスナックの自販機があるだけですが、ホームは広くたくさんあり、オランダ方面ブリュッセル方面の玄関口であることを認識します。
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人が多めのホームに立ち、15時39分発のアムステルダム行きの電車は6分遅れで到着しました。
待っていたところはちょうど1等車であり、わたしを含めてみんながあわてて2等車のほうへ走り、乗り込みます。
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車内は混んでいましたが、なんとか座る場所を見つけて席に着き、電源を探してみましたがこの車両には無いようであります。
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列車に揺られること1時間10分、知らぬ間に国境を越えオランダはロッテルダムに予定到着時刻から4分遅れの16時54分到着です。
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オランダ入国、ロッテルダム
ロッテルダム駅のホームにはところどころポールが立っており、それが改札の役割を果たしていると認識するのに5秒ほど要します。
アントワープからはチケットを事前に購入して電車に乗っているため、非接触決済用のポールにタップすることはありませんし、できません。
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ではどうやって出るのだろうと思いながら、ホームから階下へ降りていき「16番ホーム」方面に進むとありました。新宿駅もびっくりの改札の列であります。
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ここで少し面倒がありました。
オランダではベルギーよりも確実にクレジットカードやスマホで電車に乗れるので、改札口では当然タップできるのですが、わたしの乗車券はさっきアントワープで買ったスマホ画面のQRコードのため、QRコードを認識させようとすると、先にグーグルペイが反応してしまいます。
グーグルペイで電車に乗ってきたわけではないので、当然「ブッブー」となって出られません。
結論は、グーグルペイが反応しない距離でなんとかしてQRコードを読み込んでもらう、であります。
いつか出られるので頑張ってください。
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改札を無事に出られたらロッテルダムセントラル駅ですが、今日まで石造りの素敵な建造物を見続けてきたこともあり、いわゆる都会であり不思議な感覚であります。
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ロッテルダムセントラル駅を出て道を渡ると、目の前にはクライス広場という広場的なきれいな道が開けていて、そちらに進んで散策してみたい気持ちがありますが、今日の寝床であるヒルトンロッテルダムのカクテルタイムが何時からなのかわからず、17時からだと困るので、取り急ぎホテルに向かいます。
ヒルトンロッテルダム
ベルギー同様、日曜日のため多くの店は閉まっているのでちょっと道がさみしい感じでありましたが、ロッテルダムセントラル駅から大通り沿いを歩くこと8分、本日の寝床ヒルトンロッテルダムに到着です。
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チェックインをしてカクテルアワーを聞いてみると18時からとのことであり、しばし部屋の撮影と今夜の散策の作戦会議の時間とします。
ホテルのほかの画像はインスタからぜひどうぞ。
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18時。
さっそくエグゼクティブラウンジにお邪魔して簡単なおつまみとオランダの代表「ハイネケン」をいただきます。
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時間的にも夕焼けが楽しめる時間帯であり、少し歩くとエラスムス橋という吊り橋もあることが分かったので、軽く飲み食いした後その橋に向かいます。
ロッテルダム散策
歩いてみるとやはりロッテルダム、都会であります。
都会だととくに感想はないのですが、都会も都会すぎると素敵であり、30分ほど歩いてエラスムス橋が近づくといい感じになってきました。
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せっかくなので歩いて橋を渡り、渡りきったところにある電停からトラムに乗ってホテルの前まで戻ります。
意外とそのホテル前の写真が1番良く撮れていました。
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ホテルに戻ってきたのは地理がわからないためであり、ホテルから散策がてらまた少し歩いてマクドナルドなどがある栄えたアーケードのWOK屋さんで今日の夕飯を買うことにします!
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ロッテルダムのWOK屋さんeazie
昨日もアントワープでWOKだったということは言わない約束であり、静かに見守ってください。
というのも、やはり日曜日というのが大きく、けっこう店が閉まっていまして、マクドナルドよりはWOKだろうということのWOKであります。
タッチパネル方式で買えるので、言葉の壁がなく買えるのはポイント高めであります。
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言語は英語を選択したら、あとは昨日と同じく肉の種類またはエビを選択して、ソースを決めたらオーダー完了。
お部屋で頂きます。
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おわりに
おいしくWOKを頂いたらアントワープから始まった今日1日を終わりにします。
明日は朝一でまたエラスムス橋まで行き、そこから船に乗りますが、ロッテルダムで船に乗っていく先はひとつ。
世界遺産キンデルダイクの風車群であります。
わたしが使っているのは日本語でヨーロッパの乗換案内とチケット購入ができるOmioです。