日帰りでシドニータッチに行った際、はじめてラウンジホッピングを体験しましたのでぜひご覧ください。
ラウンジホッピングとは
ラウンジホッピングなどという言葉が辞書に載っているのかどうかは定かではありませんが、マイラーさんのブログにはしばしば登場するワードであり、楽しげな様子が伝わってきます。
ひとことで言えば複数の異なるラウンジを代るがわる利用することであり、どのラウンジがより自分にマッチしているかを探求する崇高な儀式と言えます。
そんな崇高な儀式を体験してみたいと思ってはいましたが、どちらかというとせっかく来たのだからギリギリまで訪問国現地を満喫したいというタイプのようで、なんなら日本への帰国時はあまりラウンジを利用しないことのほうが多い気がします。
したがって今回の入国しないシドニータッチはまさに渡りに船、千載一遇の好機と言えます。
若かりし頃の聖域、サクララウンジ
ラウンジを利用する方法は他の方の詳しく教えてくれるブログを参照いただければと思いますが、大きく3つの種類があります。
・クレジットカードラウンジ
・航空会社ラウンジ
・有料ラウンジ
このうちクレジットカードラウンジは、クレジットカード会社各社のゴールドカードやプラチナカードを対象とした、言ってみれば「18歳以上で安定した収入のある方」であれば誰でも入れるラウンジであります。
センチュリオンラウンジとかは別ですが。
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今回お伝えするのは航空会社ラウンジであり、航空会社ラウンジはエコノミークラス(Yクラス)以上の利用者のみが利用できる聖域であります。
むかしむかし、まだ私ぶりぶりマイラーが若く、格安航空券でしか海外に行ったことがない頃(燃油サーチャージなし、ホノルル往復49,800円時代!)成田空港のクレジットカードラウンジはしばしば利用していましたが、航空会社ラウンジの存在すら知らず、知ろうともしていませんでした。
そんなある時、たまたまYクラスで予約していたJAL便のホノルルでサクララウンジが使える旨の説明を受けたのです。
その存在と高待遇ぶりに、若いわたしは衝撃を受けたことを覚えています。
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その後JALに乗る機会が何度かありましたが、何故かサクララウンジに行けない。
どうすれば行くことが出来るのか調べてみると上記のとおりYクラス以上、一般的にはビジネスクラス以上が利用条件であると知ったのであります。(当時プレエコはない)
Yクラスもビジネスクラスも乗れるはずもないわたしにとって、サクララウンジを含む航空会社ラウンジは決して踏み込めない聖域となったのです。
ついでに言うと、そのときにJGCの存在も知ることとなりますが、まさに雲上人でありました。
ラウンジインビテーションだけじゃない
時は経ち、シドニーキングスフォード空港に立つわたしはAMCダイヤモンドであり、JGCサファイアであります。
感慨もひとしおであります。
そんな聖域たる航空会社ラウンジが、スターアライアンスの場合は空港にふたつあります。
ニュージーランド航空とシンガポール航空です。
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このふたつのラウンジはどちらもスターアライアンス加盟航空会社であり、スターアライアンスゴールド会員であれば利用することが可能と言われています。
スターアライアンスゴールド会員はANAマイレージクラブで言うところのプラチナ以上であります。
そのためゴールド会員資格が半永久的に獲得できるSFC、スーパーフライヤーズカードをこぞって欲しがる修行僧が絶えないわけであります。
そういうわたしもその一人だったのですが。
しかしであります。
ダイヤモンド1年生のわたしは本当に入れるのかどうかもわからない海外の航空会社ラウンジにズカズカと入っていける胆力を持ち合わせていません。
まずこちらをご覧ください。
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ラウンジインビテーション:ニュージーランド航空と書かれています。
普通なら書かれた通りのラウンジへなんの迷いもなく行くところであります。
実際、昨年JGC修行時にクアラルンプールに行った時は、なんの疑いもなく書いてあるラウンジを利用しました。
そのときはビジネスクラスとしてのラウンジ利用であり、SFCもJGCも未加入だったため、書いてあるラウンジ以外は使えないのですが。
ここで探究心という名の勇気を出し、記載されていないシンガポール航空のラウンジへ聞きに行きます。
「わたしはここに入れますか?」と。
答えは「イエス」であります。
プロポーズさながらのドキドキであります。
上の画像にも記載されていますが、モバイル航空券に「NH*G」すなわち、ANAマイレージクラブにてスターアライアンスゴールドを取得している部分をラウンジ受付で見せるか、そのままQRコードをかざせば聖域たる航空会社ラウンジにラウンジホッピングとして入ることができます。
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そしてこの瞬間、私ぶりぶりマイラーはラウンジホッピングに成功したのであります。
おわりに
はじめてのラウンジホッピングでありましたが、ニュージーランド航空のラウンジとシンガポール航空のラウンジのどちらが良いか、良かったかというのは完全に個人差です。
今回は朝の時間帯でありましたが、それぞれのラウンジ比較もしてみましたので、ぜひご覧ください。
行く時間帯やアルコールを含む飲み物の好み、シャワールームの充実度や混雜度など、それぞれに特徴がありました。
わたしの場合はニュージーランド航空のラウンジのほうがより私好みでありましたが、どちらも聖域であり身の丈をわきまえることを忘れないようにしようと思うのであります。
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