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【ANA】国際線タイムセール 欧州往復11.6万円 ハワイ往復7.9万円など、JALのセールとどっちがお得?修行に使える?

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2月8日に70周年セールを始めたJALに遅れること1日、ANAでもタイムセールという名の追っかけセールが、始まりましたのでご覧ください。

ANAタイムセール

JALが2月8日から2月14日までのセールを行うので、ANAも後追いで2月9日から2月15日までの期間タイムセールを行うようです。

セール内容は国内線航空券や国内ツアー、海外ツアー、国際線航空券でありますが、わたしのプレミアムポイントに関わるのは国際線航空券だけなので、そこだけに的を当ててみました。

セール路線

今回のANAのセール路線(東京発)は以下であります。(エコノミー/プレエコ/ビジネス)

北京(38,000円/-/109,000円)

ソウル/金浦(42,000円/-/-)

台北/松山(49,000円/-/-)

大連(48,000円/-/118,000円)

上海/浦東(55,000円/-/110,000円)

広州(55,000円/-/136,000円)

ハノイ(62,000円/-/232,000円)

ホーチミン(62,000円/-/-)

ホノルル(79,000円/124,000円/-)

クアラルンプール(80,000円/-/-)

バンコク・シンガポール(83,000円/-/-)

シドニー・ジャカルタ(100,000円/-/-)

ヨーロッパ各都市(116,000円/-/-)

デリー・ムンバイ(119,000円/-/-)

ロサンゼルス(120,000円/-/-)

サンフランシスコ(129,000円/-/-)

オーランド・バンクーバー(140,000円/-/-)

ニューヨーク・ワシントン(150,000円/-/-)

予約クラスとPP単価

セール対象運賃のほとんどはエコノミーであり、エコノミークラスの予約クラスは「K」積算率30%となっています。

プレエコは「N」で70%、ビジネスは「P」で同70%であります。

となるとプレエコのアジア・オセアニア路線を利用して積算率5割増といきたいところですが、問屋が卸してくれないようであります。

一応使えそうな路線のPP単価を試算してみると、上海便ビジネスクラスで3132プレミアムポイントなのでPP単価は35.1円。

ホノルル便のプレエコで6162プレミアムポイントなのでPP単価20.1円。

海外発券の出発地クアラルンプール便がエコノミーで3010プレミアムポイント、PP単価は26.6円となりました。

修行としてはきびしいか

燃油サーチャージ込みということで、価格の絶対値としては現時点でお得感のある価格となっているように感じますが、予約クラスが低いのでPP単価に直結せず修行としては使いづらいセールのように感じるので、ちょうどANAで旅行に行こうと思っていた人には丁度よいのかもしれません。

ではまったく修行に使えないかというとそうでもなく、プレエコのホノルルだけは使えそうなので参考になるよう少しだけ深堀りしておきます。

単純なホノルル往復だとこんな感じであります。

ANAのセールで使えるのはプレエコのホノルル便OKAタッチなり

今回のセール、最長旅程期間が14日間なので普通の旅行として使うしか使い方がありませんが、詳しく旅行規定を見てみると日本国内での乗り換えが認められています。

であれば、PP単価のためにできることはするのが修行であります。

上記のプレエコホノルル便だけだと往復のプレミアムポイントは6,162ポイントですが、ここに沖縄‐羽田を旅程前後にくっつけます。

今回のセールでの国内線予約クラスは「Y」なので、積算されるプレミアムポイントは100%!沖縄‐羽田往復で3,936PPであり、ホノルル分と合計すると10,098PPと跳ね上がります。

OKAタッチを付属した場合のPP単価は

そしてこのOKAタッチは通常の羽田‐沖縄線よりも大幅にお安く利用できる特殊な国内線乗り換え便であり、ホノルルの費用124,000円に16,000円追加するだけで往復の飛行機代となります。(燃油サーチャージ込み、国際線の諸税別途)

よって沖縄‐ホノルル140,000円に対してプレミアムポイントが10,098PP。

PP単価 13.9円であります。

使えます。

実際は諸税もろもろでこうであります。

OKAタッチするための那覇往復チケットをANAスーパーバリューで取れば、さらにPP単価は下がり、那覇往復分の1,476ポイント×2(エコノミーの場合)が加算されるため、SFC修行としてもダイヤモンド修行としても納得の内容、充実の旅行と言えます。

使えます。

JALとの比較

すでに修行という概念のなくなったJALであり、比較すべきは単純な旅行費用であります。

ANAより1日早く始まったJALのセール価格(東京発)がこちらであります。

(エコノミー/プレエコ/ビジネス/ファースト)

北京(38,000円/-/109,000円)

ソウル(43,000円/-/93,000円)

台北(46,000円/-/143,000円)

大連(49,000円/-/120,000円

上海(55,000円/-/110,000円)

グアム(59,000円/-/99,000円/-)

香港(62,000円/92,000円/178,000円)

マニラ(68,000円/-/218,000円/-)

広州(76,000円/-/137,000円)

ホノルル(79,000円/159,000円/-/-)

バンコク(80,000円/164,000円/271,000円/511,000円)

シンガポール(80,000円/164,000円/271,000円/-)

クアラルンプール(100,000円/-/271,000円/-)

デリー(106,000円/239,000円/-/-)

ジャカルタ(111,000円/-/270,000円/-)

ロサンゼルス(120,000円/-/-/-)

シドニー・メルボルン(125,000円/-/430,000円/-)

ニューヨーク・サンフランシスコ・シアトル・オーランド・バンクーバー・ダラス(140,000円/-/-/-)

ロンドン・パリ・フランクフルト・ヘルシンキ(170,000円/350,000円/550,000円/-)

価格は後出しジャンケンのANAが優勢

クラスと行き先の豊富さが売りと言った感じのJALでありますが、前述の上海、ホノルル、クアラルンプールで比較してみると、ホノルルのエコノミーが同額という以外はANAが大きくリードしているように見受けられます。

エコノミークラスとプレエコについてはANAと同じく積算率30%、70%でありますが、ビジネスクラスの一部路線は予約クラス「I」の125%が設定されているのでJMBダイヤモンド、JGPを目指す場合は使える路線があるかもしれません。

125%積算の「I」が設定されているのは、グアム、大陸、台湾、香港となっています。

おわりに

ANAグルーブのエアージャパンがタイに向けて就航した日である今日2月9日、高価格帯となるフルサービスキャリアANAがセールをスタートするという皮肉っぽいこととなっております。

燃油が高すぎる昨今とはいえ訪日客は増える一方であり、日本を到着国として見ると到着便に対して出国する人間が少ないのはもったいないところであり、2023年の利益が大きく出た今なら無理して価格を下げるのはアリであります。

しかし前述の通りプレミアムポイントに関して言えば貯めづらいキャンペーンであり、コロナ中に増えに増えた上級会員の調整年となってしまうのかもしれません。

JALがグローバルクラブへの入会を実質ストップした今、SFCの門戸を開いているANAとしてはプレミアムポイントについての施策を積極的にする必要もないため、単純に燃油サーチャージ高対策に力を入れるのかもしれません。

今回のホノルルプレエコは、そういう意味でも掘り出し物なのかもしれません。

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