駅ナカにはスターバックスもあるので充電できます。
また、日帰りでアントワープに来た方で荷物が多い方は、上の画像に見える正面の階段裏にコインロッカーもありました。
日本語もあったので簡単に使えると思います。
アントウェルペン中央駅 メトロに乗って
駅を出るとこれまたびっくり、観覧車があります。
今朝ブリュッセルの最高裁判所の前で見たものと同じ名前が書いてあるので、観覧車を設置するイベント会社なのかもしれません。
さっきまで雨が降っていたようで、不思議な空のアントワープ駅舎と観覧車、最高であります。
ちなみにアントウェルペン中央駅にも有料のトイレがあります。
使い方は前回のリエージュの回を参照していただくとして、アントワープのトイレは臭い汚いです。
そしてトイレのチケットがそこら中に大量に落ちています。
それはいいとして、今夜の寝床に移動します。
歩ける距離ですが、あえて地下鉄に乗って移動したいと思いす。
アントウェルペン中央駅前には大量のシェアサイクルが置いてあるので、自転車の利用も便利だと思います。
ただ、雲行きが怪しかったことと、人が多いのでわたしは今回はやめておきました。
地下鉄は到着したアントウェルペン中央駅のそのまま地下にありますが、アントウェルペン中央駅自体が地下まである駅なので、見た感じ地下鉄と混同してしまいましたが、地下鉄はもっと地下であります。
地下鉄の入口はそこここに「M」の標識が出ているのでそれに従って進みます。
夕方以降に通ったら少し怖いかな、という感じの通路を進んでエスカレーターで地下に降りていき地下鉄に乗ります。
アントワープの地下鉄、クレジットカードで乗れる
今朝、ブリュッセルのトラムではクレジットカードもスマホも両方使えなかったので嫌な予感がしていましたが、アントワープのメトロ(地下鉄)では乗れました!
ひと安心であります。
乗り方は簡単で、扉を開けたらすぐのところに端末があるので、そこにグーグルペイやアップルペイ、クレジットカードをタップするだけです。
クレジットカードはVISA、マスターのみ利用可能です。
やれダイナースクラブ、アメリカン・エクスプレスがプレミアムカードだなんだと言われますが、使えなければプレミアムもなにもありません。
海外ではVISA一択であります。
そして忘れがちなのが降りるときにもタップであります。
お気をつけください。
ちなみにメトロ車内はこんな感じです。
しっかりタップをしてメトロを降りたら地上に出ます。
地上に出ると、いきなり眼前に現れる聖母大聖堂に驚きを隠せません。
そして今夜の寝床、ヒルトンアントワープを探します。
ヒルトンアントワープ オールドタウン
気づきました?
上の画像の右側にあるたいそうな建物がヒルトンアントワープでありました。
わたしはというと、5分は探しました。
このへんなはずだけどなー、と。
なぜなら今見えている正面側にはレストランの名前しか書いてなく、頭上を見上げることもないのでヒルトンという名前が無いのです。
事実、入口はここには写っていない裏側でありました。
チェックインを済ませて荷物を置いたら、さぁ散策です。
と、行きたいところですが、時刻は15時を過ぎており、残念ながら聖母大聖堂は今日の拝観時間を過ぎているため、急ぐ必要がありません。
そのため元気なうちにやらなければならないことがあります。
身軽に旅するための絶対条件、洗濯であります。
洗濯を済ませてなんだかんだしているうちに17時半も過ぎており、カクテルアワーの時間であります。
景気づけにベルギービールとちょっとしたおつまみを頂いたら、とりあえずはネロとパトラッシュを見に行きます。
フランダースの犬世代で良かったと思える瞬間です。
アントウェルペン中央駅で子供にからまれたので少々アントワープを警戒していますが、ここ旧市街は観光客だらけで平和な感じであります。
散策時はスマホしか持っていないのでスリにも合いません。
ヒルトンアントワープから散策しながら歩くことわずか3分、聖母大聖堂であります。
アントワープ聖母大聖堂とマルクト広場
聖母大聖堂まではレストランやカフェの並ぶ小道を通ってすぐであります。
アントワープ旧市街周辺にいれば、どこからでもその姿を見ることが出来るので、まさに街の中心でありシンボルです。
地理に疎い観光客には絶好のランドマークでもあり、道に迷う心配がありません。
この聖母大聖堂の前はちょっとした広場があり、広場の中心で横たわるのが大理石で造られた、そう、ネロとパトラッシュであります。
はい、わたしの知っているネロとパトラッシュではありませんが、これがそうだと言うのであればそうなんです。
「パトラッシュ、僕もなんだか眠いんだ」のところです。
とにかく、見れてよかったです。
そしてこの広場から歩いて1分のところにあるのが、アントワープ市庁舎があるマルクト広場であります。
ちょうど画像右側に移っているのがギルドハウスで、左側が市庁舎です。
アニメの観すぎか、ギルドと聞くと冒険者ギルドが思い起こされてしまうわたしでありますが、これが異世界だと言われればたしかに異世界っぽい雰囲気なのかもしれません。
ここから街歩きを楽しみながら西に向かうと川が流れています。
けっこうな川幅で、海かと思うくらいでありますが、その川沿いにはアントワープ最古の建物であるヘットステーン(要塞)があります。
800年ほど昔の建造物だそうですが、とくに何があるというわけではありません。
アントワープの夕陽スポット|エスコー川とWOK
西に向かって歩いていたら、たまたま川が流れていて、ちょうど夕焼けの時間だったという実にラッキーな話でありますが、アントワープはエスコー川に沈み行く夕日は最高でしたので、近くに行った際はぜひどうぞ。
夕焼けを楽しんだらライトアップまではまだ時間があるので夕飯にします。
何を食べようかと考えていましたが、昨日はスーパーで済ませたため、温かくて出来立てのもの、そして米を食べていないので、温かい米を食べることとします。
選んだのはこれ。
WOKであります。
WOKとは中華炒めであり、肉の種類と好みのソースを選んでその場で炒めて作ってくれます。
今宵はスパイシーにとり肉のピリ辛炒めとします。
これで12ユーロ、2,000円弱であります。
この地域ではこれより安いのはスタバのサンドイッチくらいであり、普通であります。
近隣のカフェレストランで食事となれば最低でもこの倍です。
おいしかったので、食事にこだわらない方でお近くの際はぜひどうぞ!
グリーンカレーも美味しそうでしたよ。
聖母大聖堂、マルクト広場のライトアップ
食事を終えたら空は真っ暗、夜であります。
時刻は20時30分、カフェバー以外はほぼ閉店しています。
観光客か地元民かまったく分かりませんが、けっこうな人ですが、これだけきれいにライトアップされているので当然かもしれません。
さっきのアントワープ市庁舎を背中にして写真を撮るとこんな感じであり、右正面に聖母大聖堂、正面左側にギルドハウスであります。
この画像の見える範囲の1階部分はすべてカフェバーであり、ワイワイガヤガヤして楽しげです。
そしてネロとパトラッシュの方もしっかり光っていましたので、気にしてもらえたらぜひインスタをご覧ください。
おわりに
今日はベルギー王宮周辺から王立美術館、アントウェルペン中央駅、聖母大聖堂、マルクト広場にエスコー川の夕焼けと贅沢すぎる1日でありました。
平和と安全に感謝でありますが、明日は私の中のたぶんメインイベントである聖母大聖堂の中の拝観であります。
その後も世界遺産と著名建築家の建造物が待っており、いよいよベルギーも最後であります。
ここまでブリュッセル、ディナン、ルクセンブルグ、リエージュ、そしてアントワープ、2カ国5都市、旅の真ん中3泊4日が経過です。
残りもどうぞよろしくお願いします。