前回は地獄めぐりと砂場風呂、とり天を堪能しましたが、一夜明けて今日は別府の自然を見て回ります。
御宿野乃の朝食
ドーミーインの派生である御宿野乃でありますが、その朝食は大満足でした。
大満足の理由は新鮮な刺し身をふんだんに盛り付けた特大の舟盛りであります。
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どれも新鮮な感じであり、臭みなどないため外人さんたちも美味しそうに食べていました。
ご飯も「白米」と「酢飯」の両方が用意されており、海鮮丼にして食べている人がたくさん見受けられました。
その他の小鉢的なおかずも多様に用意され、大分名物のとり天やだんご汁もしっかり押さえられています。
難点は混んでいることですが、混んでいるからこその鮮度でもあり、必要条件かもしれません。
別府公園、チッカマウガ・ツリー
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昨日寄ったスターバックスの目の前の景色が↑これであります。
大分名物の鶴見山を正面に見る素敵な公園であり、この日はウォーキング大会をしていました。
せっかくなので散歩してみると「チッカマウガ・ツリー」という巨木があり、説明が書いてあります。
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戦後に米兵が植えた小さなクリスマスツリーが巨木になって今日に至るということです。
土方歳三の聖地巡礼をしに函館を訪れた際に五稜郭で強く思いましたが、巨木たちはそこで起きたことをすべて見聞きしていたわけであり、ロマンを感じずにはいられません。
そういう意味で巨木を祀る文化は意外と好きであります。
由布川峡谷
さて、そうは言っても別府公園。
木を見るにも5分で十分であり、昨日のスターバックスでお昼ご飯とコーヒーをテイクアウトして由布川峡谷に向かいます。
移動は車です。
由布川峡谷の駐車場に車を停めると協力金として1人100円を徴収されますが、この駐車場を過ぎて吊り橋まで車で行くと協力金は払いません。
ケチらず協力して200段ほどの階段を下りると渓谷であります。
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これだけですが、来なければ分からないので来てよかったです。
キャニオニングができる人は上流の「岩が渓谷に挟まっているところ」まで行くことができます。
いったん車に戻って吊り橋も見てみますが、写真を取るのも忘れるほど普通の橋でありました。
家族連れが何組かいてランチをしていたのでわたしも東屋で昼食とコーヒーを楽しみ、次の志高湖に向かいます。
志高湖
めちゃめちゃ気持ち良い湖で、キャンプもできるようです。
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自称元プロソロキャンパーであるわたしぶりぶりマイラーとしては、人の往来が多すぎて落ち着かないキャンプ場という雰囲気ですが、デイキャンプや静けさを求めないグルキャンなんかには良いのかもしれません。
湖ととんがりテントと鶴見岳・由布岳のコラボレーション。
控えめに言って最高です。
白鳥もいます。
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ひと通り鯉と鳥に餌をあげたら次に移動であります。
乙原の滝
ラクテンチ(遊園地)を過ぎたあたりにある知る人ぞ知る的な滝ですが、けっこうな水量と落差があるにもかかわらず、近くまで近づくことも、なんなら滝下に行くこともできそうという、素晴らしい滝であります。
なにか適当な物語を滝に付ければすぐに観光名所になりそうなレベルでありますが、目にするまではわりとトレッキングでした。
まず滝に向かう道は駐車場的なひらけた場所からラクテンチ方向に少し戻ったところにあるガードレールの脇で見つけるのが困難でした。
そこを10分ほど進むとやっと看板がありました。
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看板を過ぎて5分ほど、マイナスイオンを多量に含むであろう水しぶきを感じ始めるとすぐに乙原の滝が現れます。
写真では伝わりませんが、けっこうな落差です。
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滝を楽しんだら来た道を戻りますが、途中ラクテンチのスタッフが落ち葉の掃除をしていたので、一部ラクテンチの管理地なのかもしれません。
おわりに
別府ならでは、とまではいきませんが気持ちの良いアウトドア自然巡りとなりました。
大分といえば温泉であり、別府と並んで湯布院が有名であります。
湯布院には行ったとこがあるのですが、湯布院といえば由布岳であり、自然という意味では由布岳に登ってみたい気持ちが強くなります。
富士山やアルプスまでアクセスしやすい首都圏にいると、なかなか飛行機に乗ってまで山に登ろうとは現時点ではなりませんが、ANAダイヤモンドではなくなった時にでも国内登山旅行に切り替えてみるのも良いかもしれないと思うところであります。
とりあえずは別府市街まで戻って夕飯とします。
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明日はバスを利用して九州を横断。長崎へ向かいます。