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ベルギー王立美術館|分かりにくいチケットの種類と買い方&所要時間(わたしの場合)

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ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、ストックホルムに弾丸で行った際に、ベルギー王立美術館に立ち寄ったのでご覧ください。

ベルギー王立美術館の場所

ベルギー王立美術館はブリュッセル中央駅、ヒルトンブリュッセルから徒歩で10分弱の場所にある美術館です。

王立美術館は以下の3つで構成されています。

  • オールドマスター(巨匠)
  • 世紀末
  • マグリット

そもそもわたしは予備知識がゼロであり、わたし的に良く分からなかったので、分からない方向けに書かせてください。

美術館の構成は3つですが、実際は2つの構造に分かれており「オールドマスター・世紀末」がセットであり、マグリットは単品です。

したがいまして、「オールドマスター・世紀末」だけを見るチケットが売っています。

また「マグリット」だけを見るチケットも売っています。

そして両方(オールドマスター、世紀末、マグリットの3種)とも見られるチケットも売っている、というところまで大丈夫でしょうか。

では次です。

オールドマスター、世紀末の呼び方が突然「ファインアート」に変わる

突然ですがマグリット以外の「オールドマスター」と「世紀末」の2つの展示を合わせて「ファインアート」と言います。

わたしもなぜか良く分かりませんが、そういうものであるとどうか納得してください。

王立美術館の正面入口を入ると、中では手前と奥、2つの入口に分かれているので、ファインアートはファインアートの入口から入り、マグリットはマグリットの入口から入ります。

※訪問時に行われていた改装工事が終わると入口の場所は変わるかもしれませんが、ファインアートとマグリットが分かれているのは変わりません。

ということで、たいていは「ファインアートとマグリット」の両方の展示を見ると思いますので、買うべきチケットはこれであります。

「マグリット&コレクション」

ファインアートはどこに行った?となります。

「世紀末・オールドマスター」「ファインアート」「コレクション」

出世魚のごとく名前が変わり、わたしはチケット販売機の前で何を買って良いのかまったく分からず、一番高いのを買えば大丈夫だろうというなげやりな考えでチケットを買いました。

結果として正解でしたが、みなさんが焦らないようにぜひお役立て頂きたいと思うところであります。

買うべきチケットは「マグリット&ファインアート」ですが、出てくるチケットには「マグリット&コレクション」と書いてあります。

ベルギー王立美術館|チケットの買い方

チケットは、わたしのように直接王立美術館に行って買うこともできますし、インターネットで事前に買うこともできます。

値段はどちらも一緒なのでお好きな方で大丈夫ですが、以下のように分けると良いと思います。

・インターネット
事前に時間指定が必要なため、何日の何時に行くと決まっている方向け

・当日券
いろいろ観光して、何時に美術館に着くか読みづらい、または好きなタイミングで行きたい方向け

インターネットでの買い方

王立美術館公式サイトにアクセスします。

Home – Royal Museums of Fine Arts of Belgium

この画面になるので「Tickets」をタップ。

「COLLECTION」を選びます。

「Magritte + Fine Arts」を選択します。

ファインアートだけ、もしくはマグリットだけ見たい方はそれを選択してください。
※ファインアートに何か「+」で表示されていることがありますが、期間限定の展示であり「Magritte + Fine Arts」を選択していればすべて見られるので安心してください。

都合の良い日時を選択してカートに追加したら、支払いを済ませて完了であります。

簡単です。

当日券の買い方

事前予約がいっぱいであっても、当日並んで入れる場合があります。

前述のとおり、王立美術館正面入り口を入ると、右に有人カウンターであり左に無人チケット発券機であります。

基本、有人カウンターは事前チケットを提示する場であり、購入は左側のこの発券機であります。

やることはインターネットと同じであり、マグリット・世紀末・オールドマスターのすべてを見る場合「Magritte + Fine Arts」を選択します。

が、チケットに印字されるのは「マグリット&コレクション」であります。

そのあとは人数とオーディオガイドの有無を選択肢で支払いをするだけで完了です。

オーディオガイドは、ここで申し込んだあとに5メートル先の専用のカウンターで受け取ります。

オーディオガイドカウンター

支払いに現金は使えませんので、クレジットカードかスマホ決済(おサイフケータイではない)をご用意ください。

本編でも書きましたがVISA一択であります。

ベルギー王立美術館の料金

料金は下の通りです。

良心的です!

ベルギー王立美術館の営業時間

以下の通りでありますが、まずほかのEU諸国と同じく月曜日は休みです。

クリスマス、年始も休みでありますが、それ以外にも絵が貸し出し中ということもあるのでご確認ください。

ベルギー王立美術館の入り方

無事に美術館に入ったら、まずするべきことがあります。

荷物をロッカーに預ける、です。

わたしは知らずにそのままファインアート美術館に入ろうとすると

「まずあっちに行け」

と言われたので、指をさされた方向、すなわちマグリット方向に進みました。

マグリット美術館に入ろうとすると、荷物をロッカーに入れろ、と言われたのでロッカーに荷物を入れることになります。

マグリット美術館のロッカー

実は最初に言われたこともどうやらロッカーに荷物を入れてこい、ということであり、マグリット美術館の入口と王立美術館の入口の2か所にロッカーがありました。

ファインアートの所にはロッカーがないので、王立美術館の入口の所のロッカーに入れてから来てね。ということでありました。

王立美術館入口のロッカーとクローク

ロッカーの使い方

マグリット美術館のロッカーよりも手前に王立美術館のロッカーはあり、ここではクロークもあるので冬場はコートも預けられます。

マグリット美術館の方にはロッカーしかないので、コートを着ている方、お持ちの方は王立美術館のロッカーを使用したほうが良いかと思います。

どちらのロッカーも無料ではありますが、ユーロコインが必要であり、1ユーロコインか2ユーロコインを入れて鍵を閉めるタイプであります。

この仕組みはベルギーもオランダも美術館は全て同じでありました。

しかしわたしは現金を一切持っていませんので、クロークの人に聞きます。

「お金ないんですけど」と。

すると、無地のコイン(メダル)を貸してもらうことができ、無事にロッカーを閉めることができました。

混雑時はコインが足らずにロッカーを借りられないことがありますが、その時は荷物をクロークに預けるか、コインが戻るまで待つこととなりますので、手元にユーロのコインをお持ちでしたら1.2枚持参しても良いかもしれません。

また、マグリット美術館の方のロッカーを使用すると、ファインアート美術館に行くときに1度出さなければならない感じになるため、両方を見る場合はやはり王立美術館のロッカーがおすすめであります。

王立美術館の見どころ

まずお断りしておきますが、わたしは素人であり、自分の好きなものを好きと言うタイプであります。

が、いわゆるミーハーでもあり、有名な作品は外せません。

ベルギー王立美術館においてはマグリット美術館とファインアート美術館でまず分かれますが、マグリット美術館で有名な作品といえば以下であります。

マグリット美術館のみどころ

ちょっと画像のセンタリングがズレていて申し訳ありませんが、上記3点、とくに上の2点が有名どころであります。

とくに詳しい説明や題名は出過ぎなので省きます。

そしてマグリット美術館と世紀末美術館は中で繋がっているので、そのまま駅の改札チックなものにチケットのQRコードをかざして進みます。

世紀末美術館のみどころ

世紀末美術館ではいろいろ見どころがありますが、しいて挙げるなら以下であります。

ロダンはもうどこにでもある感じでありますが、考える人の下の彫像もロダンであり、個人的に載せました。

基本的にはブリューゲルだらけといった印象ですが、それもまた良しであります。

ミュシャは絶品であり、ゴーギャンはゴーギャンでした。

オールドマスターの見どころ

いったん王立美術館のメインエントランスまで戻り、あらためてオールドマスターの入口から入場します。

先述しましたが荷物はロッカーであります。

あきらかにメインイベント。

ここからが本番といった雰囲気を美術館全体がわたしに知らしめます。

見どころは言うまでもなくルーベンスであります。

作風、作者の個性と時代背景、好み、多種多様なれど、美術館を訪れた人にしっかり感動させてくれる作品群であります。

パリのモナリザや、ハーグの真珠の耳飾りの少女のように、これこれ!という目玉はないかもしれませんが、広すぎず多すぎず、総合力で満足度の高い美術館という印象でした。

ベルギー王立美術館の所要時間

完全に個人差であり、ひとつの目安として頂けたらでありますが、わたしの場合でぴったり2時間でありました。

ほぼ開場と同時に入っていますので混雑はしていません。

基本的にすべての作品を目に入れることはしますが、歩きながらです。

気に入った作品、有名な作品では立ち止まり、しばらく凝視しますし、本ブログ用に写真も撮ります。

その中でも感銘を受ける作品の前では、椅子に座ってボーっとします。

今回で言うと「ミュシャ」と「ルーベンス」でありました。

こんな感じで2時間であり、自分ではかなり早いほうだと思います。

ここが目的地、という方はこの倍の4時間程度見ておけば間違いないかと思います。

おわりに

本編でも書きましたが、とにかくここブリュッセル王立美術館はお土産(クリアファイル)が充実しています。

といってもルーブルやルイ・ヴィトン美術館と比べないでください。

ブリュッセル中央駅から徒歩圏であり、美術館に興味のない人も見やすい価格、内容であり、ブリュッセル滞在時は必見の施設です。

ぜひ参考にしてスムーズにご覧ください。

旅行記本編もぜひ楽しんでください。

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