Ad

ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、スウェーデン弾丸旅行記|ANAダイヤモンド修行② ブリュッセル〜ディナン〜ルクセンブルグ

Ad

ANAダイヤモンド修行を兼ねて、ベルギー、オランダ、ルクセンブルグ、スウェーデンに弾丸で行ってきましたのでご覧ください。

ブリュッセル中央駅から電車に乗る|カルフールの傘とヒルトンの傘

第2回の今回はブリュッセルを出発、南下してディナンを経由、ルクセンブルグへ向かいます。

ブリュッセルまでの第1回目はこちら

予定ではブリュッセル中央駅からブリュッセル-リュクサンブール駅、ここで乗り換えてディナンまで直通で行く予定でありました。

プランBとしてブリュッセル-リュクサンブール駅までヒルトンから徒歩で移動することも予定していました。

が、結果としてどちらでもない方法となりました。

途中でプランBしたほうが良かったのかも!と後悔する部分もありましたが、それを選ばなかった理由は雨であります。

天気予報では1日雨予報でしたので、まずヒルトンの隣のカルフールで傘を購入しました。

60センチくらいの大きさのジャンプ傘が12ユーロ、1800円くらいでしょうか。

品質としては3COINS以下の品質であります。

ちなみにヒルトンのロビーで傘を有料レンタルしていますので、連泊の方は便利に使えると思います。

傘は買いましたが、ときおりしっかり降るため、ここからブリュッセル-リュクサンブール駅まで2キロを歩くのにはちょっと躊躇する雨であり、ブリュッセル中央駅から電車に乗ることとしました。

乗るべき電車は8時07分発であり、ヒルトンブリュッセルをチェックアウトして、カルフールで傘を買い、8時00分にホームに到着であります。

チェックアウトからホームまでは5分くらいであり、駅前ヒルトンはさすがに便利であります。

そして8時07分発の電車はというと

遅延であります。

ベルギーの電車はわりと正確であり、早めに駅に着いたから早めに出発ということはなく、時刻表に則って走っています。

しかし遅延はそこそこあり、5分遅れくらいは普通であります。

そして今回は9分遅れとの表示です。

ブリュッセル-リュクサンブール駅での乗り換えには15分を取っているので9分くらいであれば問題ありません。

ところが、であります。

電車が到着したのは8時21分であり、14分遅れでの到着です。

このまま行けば乗り継ぎはギリギリ間に合いますが、ブリュッセル-リュクサンブール駅がどういう構造なのか分かっていないため、乗り継ぎ時間に若干の不安がありました。

しかし、不安はまったく不要でした。

なぜなら、私ぶりぶりマイラーが乗っている電車が、ホームに着くと同時にディナン行きの電車は無情にも出発してしまったからであります。

プランBで歩いていたら間に合った時間であり、プランCは考えていませんでした。

まずい、であります。

ブリュッセル-リュクサンブール駅からディナン 予定外のナミュール乗り換えで乗車券は有効か

はじめての土地での乗り継ぎミス。

時間がたっぷり有ればいいのですが、今日はディナンに寄ってそれからルクセンブルグに入国であります。

急いで違う便を調べてみると、ここブリュッセル-リュクサンブール駅を通るナミュール行きの電車があります。

ナミュールからディナンへは直通の電車があったはずであり、とりあえずはナミュールに向かうこととします。

ナミュール行きの電車は…15分後に来ます!

ラッキーであります。

ホームを移動してナミュール行きの電車に乗り込みます。

ひと安心もつかの間、検察が来ました。

わたしの切符はここ、ブリュッセル-リュクサンブール駅から直通のディナン行きであります。

ナミュール行きではありませんし、もともと乗り換えの予定もありません。

目の前で話している言語はフランス語であり、冷や汗が出ます。

目的地が同じなら乗車券は有効|ブリュッセルからディナン

ボンジュー!とにこやかにやって来た乗務員さんにスマホのQRコードを読み取ってもらいます。

すると「メルシー」とのことであり、大丈夫なようであります。

念のため、ナミュール乗り換えでディナンまで大丈夫?と聞いてみると、OKでありました。

というわけで乗車時間や乗り継ぎ、経由駅などが違っても、乗車駅と降車駅が同じなら、チケットは有効であることが分かりました。

これでやっと気楽な鉄道旅行を楽しむことができます。

ナミュール乗り換え〜ディナン

ブリュッセル-リュクサンブールからナミュールまでは約50分です。

その間の車窓は牧草地であり、牛や羊を多く見ました。

ベルギーの牛乳は美味しいのですが、それも納得の放牧風景でありました。

乗り換え駅ナミュールに到着です。

ナミュールでは降りた目の前の電車に乗り込み、すぐに出発であります。

この車内でも検札がありましたが、先のQRコードを見せると問題なく「メルシー」をいただきました。

そんな車内はガラガラであります。

30分ほどして、電車の進行方向左側に川が流れ始めると景色が岩壁に変わってきます。

ディナンです。

城塞の街ディナン|日帰り需要と滞在時間

ディナン駅は改札がひとつだけの小さな駅舎です。

降車する場所によっては改札すらなく、いきなり外であります。

駅から3分も歩くと上の画像の橋に着き、橋を渡れば城塞へと登るロープウェイと階段があります。

看板の通り城塞へ登るのにはお金がかかります。

歩いて階段で登っても、ロープウェイで登っても料金は同じであり、よほど歩きたい人でなければロープウェイの利用が一般的かと思います。

ロープウェイで頂上まで登るのに約2分、12ユーロです。

それに加えて城塞の眼下を流れる川をクルーズするチケットもあり、こちらは20ユーロとなっています。

わたしはクルーズは不要でしたのでロープウェイだけ利用して城塞の見学をしました。

ところどころおしっこの匂いがきつい所も有りましたが、まぁブリュッセルもそんなものなので普通であります。

トイレは男女別のものがあり、無料で使えます。

城塞には戦時中の展示が多数あり、日本語のパンフレットもあるので史跡として楽しめます。

展示や景色の全てをさくっと見て30分くらいであり、駅までの往復と合わせても1時間あれば十分であります。

ディナンへ日帰りで来ている場合は、クルーズ付きのチケットにしたり、カフェでのんびり城塞とマース川の景色を楽しむのも良いかもしれません。

わたしのように、ここから違う場所へ移動をする場合、ディナン発の電車が1時間に1本しかないため、1時間で移動するか2時間過ごすか決めておいたほうが良いかもしれません。

わたしはあらかじめ決めておいたわけではありませんが、ディナン到着からちょうど1時間後の電車に乗ってディナンを離れ、ルクセンブルグを目指すこととなりました。

ディナンからルクセンブルク で乗り換え|スマホの充電がなくなる頃

10時22分にディナンに到着、11時23分にディナンを出発、ルクセンブルクへは途中リブラモントLibramontで乗り換えであります。

今回乗車している車両には数個ではありますが電源がありましたので、スマホの充電を移動中に出来るのが大変助かりました。

電源の場所は頭上の荷物棚のところであり、扉付近の座席にしかありませんでしたのでご注意ください。

ディナンから1時間20分ほどで乗換駅のリブラモントであります。

雨で遅れているようなので、駅舎を見て回ります。

小さいですが待合室と喫茶室があり、大幅に電車が遅延が発生したときなどは安心であります。

カルフールで買った傘をさしてしばらく電車を待ち、いよいよ本日最後の電車に乗り込みます。

リブラモント駅からルクセンブルクまでは50分。

国境があるわけでも入管があるわけでもなく、名古屋から東京駅に新幹線で移動している感覚で、今回の2か国目であるルクセンブルクに入国です。

ディナンからは約2時間30分、14時に到着となりました。

昼食を食べていないので、エキナカのパン屋さんでサーモンのベーグルを買ってみます。

世界一裕福な国というルクセンブルクでありますが、このパン屋でベーグルを買った直後に1ユーロ1ユーロ、と手を差し出してくる老人がおりました。

ホームレスなどに対するルクセンブルク公国の対応や政策を知りませんが、世界一裕福であっても、裕福だからこそかもしれませんが、格差が大きいのかもしれません。

しかしユーロ圏で生きている人からしたら、今の日本人の大多数は貧乏人であり、平均年収という観点では、もしかしたらこのホームレス(っぽい)老人の所得の方が日本人よりも多い可能性も否定できません。
このまま日本人が安い労働力にならないようにしてもらいたいものであります。
安くてもプライドが高すぎて仕事は来なさそうでありますが。

雨のルクセンブルク|ダブルツリールクセンブルク

ルクセンブルグ駅前には最近日本のつくば市で導入された路面電車ならぬトラムが走っています。

世界一裕福な国のため、運賃は無料であります。

てっきりこれに乗って今日の宿であるダブルツリールクセンブルグに行くものと思い、行き先と乗り場を探しましたが見つかりません。

どうやらトラムではなく、ここから電車とバスに乗るようであります。

面倒でありますが、電車もバスも無料であり、間違えて乗っても安心であります。

さっそく電車に乗り、バスに乗り、ホテルへ到着。

ホテルでは荷物を置いてウェルカムコーヒーを頂き、先ほど買っておいたベーグルを口に放り込んだらすぐにルクセンブルグ散策に出かけます。

ルクセンブルグ|アドルフ橋とノートルダム大聖堂、観光は徒歩で大丈夫

ルクセンブルグ駅前はわりと近代的であり、観光というと少し離れた旧市街であります。

ルクセンブルグ駅前からであれば、トラムをLuxexpo方面に乗ればすぐであります。

歩けない距離でもないので、歩いたほうが街全体を楽しめるのでおすすめですが。

ちなみに上の画像の橋のところで暴風雨となり、わたしのカルフールの傘はこうなりました。

仕方ないのでびしょ濡れのまま続行します。

わたしの場合はホテルからアドルフ橋付近までバスで移動して、そこから旧市街全体をぐるっと徒歩で散策しました。

少々のアップダウンはありますが、十分半日で歩いて回れます。

ずぶ濡れで歩き疲れたところで夕飯とします。

美味しそうなハンバーガー屋さんがあったので入って食べてみましたが、最高に美味しかったです。

ずぶ濡れのアジア人を入れてくれて感謝であります。

夕食後はライトアップされた街並みを見ながらルクセンブルグ駅前まで歩いてみました。

おわりに

雨がザーっと降ったりやんだりで、オープンエアのカフェはほとんど営業しておらず、本来のルクセンブルグの夕方の風景ではなかったかもしれませんが、人も少なく、また濡れた路面に映り込む街の光もきれいであり、これはこれで良い思い出となりました。

気温は10度くらいであり、さすがに寒いのでホテルに戻ることとします。

ホテルに戻ったら服を乾かさなければ、明日着る服がないので大忙しであります。

タイトルとURLをコピーしました