今年度の付与をもって終了となるANAのアップグレードポイントでありますが(ポイントの利用は2027年3月末まで)、その後どうするかを現ANAダイヤモンド会員として決めましたのでご覧ください。
アップグレードポイントあってこそのダイヤモンド会員
ANAダイヤモンド会員神論者の私ぶりぶりマイラーですが、そもそもは石の上にも3年の決意でANAダイヤモンドの敷居をまたがせてもらいました。

その結果それは神であり、気づけばダイヤモンド6年目となっている今日この頃であります。
そのダイヤモンドが神たる所以(ゆえん)はアップグレードポイントがあってこそという結論に至り、我ここに今後の身の振り方を考えました。
アップグレードポイントについてはもう無くなることもあり今更説明は不要とは思いますが、要するにマイルもお金も使わず「わたしの場合で年に8回くらい無料でビジネスクラスにアップグレードしてくれる」というやばいアイテムでした。
もちろんJALにはありません。
アップグレードに必要なマイル
アップグレードポイントのない来年度、もし今年と同じ搭乗便の全路線をアップグレードしようと思ったら約40万マイルくらい使用することになります。
40万マイルです
ANAダイヤモンド会員である私ぶりぶりマイラーはボーナスマイルというものが暴力的なまでに貯まります。
例えばわたしのホーム空港であるHND-SYD(M料金)片道の場合で貯まるマイルは11,184マイル(内ボーナスマイル6,321マイル)です。
往復すると22,368マイル。

HND-SYDのエコノミーをビジネスクラスにアップグレードするために必要なマイルが25,000マイルなので、1往復すればだいたい1回分のアップグレードが可能になるという感覚。
これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれなわけですが、ダイヤモンド会員なわたしは今年までこのマイルをほぼ使うことなくアップグレードポイントでビジネスクラスにアップグレードしてもらっていたわけであります。
ダイヤモンド会員にマイルの有効期限はないのでマイルは永遠に貯まり続け、アップグレードポイントで優雅にビジネスクラスを利用する。
アップグレードポイントが無くなるということはこれが出来なくなるわけです。

ダイヤモンド会員の意義
アップグレードポイント亡き後、ダイヤモンド会員のメリットは何なのか考えてもあまり思いつきません。
強いて言えばこの3点くらいです。
・最優先搭乗と荷物の最優先ピックアップ
・アップグレードとキャンセル待ちの優先順位2位
・優越感

これらは言ってしまえばどうでもいい内容です。
・SFCで優先搭乗はグループ2であり必要十分。
・ダイヤモンド会員ですらアップグレードは最近落ちてこないことがある。
・優越感を得るために支払う金額としては過大。
とくにアップグレードが落ちてこない件については大問題であると思っていて、2連続でアップグレードが失敗したことを別記事にしてあります。
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上記以外にマイルの有効期限がないということもありますが、そもそもこれだけインフレの時代になってしまったからにはマイルは長く持ち続けているだけ価値が下がります。
なぜなら燃油を含む航空券の価格が上昇しているために1マイルを得るための費用が増えていることと、過去と比較して特典航空券と交換するための必要マイル数が増えているということが理由です。
現時点においてはマイルで特典航空券をゲットしても、結局ヨーロッパ路線などでは十数万円の燃油サーチャージが別途かかるわけですから、マイルを使ってファーストクラスにでも乗らない限り旨味はありませんし、前述のとおりそのマイルを使わなければ今後はアップグレードが出来ないわけで、特典航空券に交換している余裕はないと言えます。
要するに意味がないわけです、ANAダイヤモンド会員になる。
ひとまず1年
では私ぶりぶりマイラーは今後どうするのか。
2027年が終わるまでの1年だけ延長してみようと思います。
理由は先が見えないからです。
先般、SFC会員のうち300万円のANAカード利用がない人はもうラウンジ使えないよー、というお達しがありましたが、わずか数週間で取り下げとなりました。
※代替え案は今後発表予定。

アップグレードポイントが復活するとは思えませんが、何かしらの救済措置というか満足度向上の施策があるのではないかと。
とくに年に一度のダイヤモンド会員向けの選択式特典がどのように変わるのかは気になっています。
これまでは選択式特典のひとつに「アップグレードポイント16ポイント進呈」という特典がありました。
これはマイルに換算すると約45,000マイル分であります。
これが例えば10万マイルになるようなポジティブサプライズでもあればさらに1年ダイヤモンドを継続するモチベーションにはなるかもしれません。
ならないかもしれませんが。
ANAダイヤモンド会員というM
ここまで書いた通りダイヤモンド会員である魅力は現時点ではもうほとんどありません。
違う記事でも書きましたが、プロパーでビジネスクラスを買っているインバウンドが多すぎるためにアップグレード狙いのエコノミーダイヤモンド会員などANAには不要なのです。
エコノミーダイヤモンド会員が減れば当然スイートラウンジは混雑も解消されて本当のお金持ちの空間へ変わり、収益に影響なく満足度を向上させることに成功する。
そんな風に考えているのかもしれません。
が、SFCやダイヤモンド会員を狙う人が実際にごそっといなくなったら収益に影響が出ないとは思えません。
それを確認するためにわたし自身もひとまず1年様子を見るわけですが、その後どうするのか。
ダイヤモンド会員向けの特典に改善がなければANA縛りをやめるつもりです。
ANAダイヤモンド会員であり続けるということはANA(広義ではスターアライアンス)に縛られるということであります。
しかも自ら束縛されに行っているわけでありドMと言えます。
そしてそれは高い費用を払っての束縛であり高級SMクラブということになります(?)
書いている自分でも意味が分かりませんが遠からずという気もします。
おわりに
サクッと見てみても現時点で羽田~パリ往復のANAビジネスは約90万円。
ビジネスクラスにアップグレードが可能な羽田~パリ往復ANAエコノミークラスの場合で約60万円です。
が、そんな高額チケットを買うわけはないので海外発券をするわけであります。
というわけでソウル~パリ往復のビジネスクラスにアップグレード可能なANAエコノミークラス運賃(マイル積算は渋いですが)を見てみると約30万円。
一方フィンエアーのビジネスを利用した場合はソウル~パリ往復で約35万円と爆安。
当然ビジネスクラスなわけですからラウンジは利用できますし優先搭乗もありますし座席配列はANAと同じ1-2-1のフルフラットの完全独立シート。

5万円安いしANAが良いと思うかもしれませんが、そちらはあくまでもエコノミークラス。
フィンエアーはビジネスクラス確定です。
そしてダイヤモンド会員であるわたしにあっても今年は2回で連続アップグレード失敗の洗礼を受けており、ダイヤモンド会員未満であればほぼアップグレードは不可能な情勢といえます。
フィンエアーに限らず雅(みやび)なイメージのあるカタール航空やエミレーツも現時点では40万円台でビジネスクラスが利用可能であり、ANAダイヤモンドに縛られなければ色々な航空会社のビジネスクラス機内食、アメニティ、ラウンジ、サービスを味わうことができます。

これはもうダイヤモンド会員であり続ける意味は私にとってはありません。
であれば再来年からは特定の航空会社には縛られない生き方になっているかもしれません。
果してその時にSFCまで辞めるのかどうか、今から楽しみです。
