Ad

【ANA】ウィーン線再開、ストックホルム・ミラノ・イスタンブール線開設|その裏ですき家の時給は2,000円超え

Ad

ANAヨーロッパ線の再開と新規開設が1月23日に発表されたのでご覧ください。

ANAオーストリア ウィーン線が再開

丸5年前となる2019年2月に新規就航となった羽田‐ウィーン路線でありますが、就航開始から間もなくして新型コロナの影響で運行を休止。

ウィーンへの直行便はなくなり、ミュンヘンやフランクフルトを経由する方法で現在は運行しています。

それがいよいよ再開されることが1月23日に発表されました。

ウィーンといえばインペリアルホテルであり(超個人的意見)宿泊しなくても利用できるホテル内のカフェインペリアルでカイザーシュマーレンを堪能する絶好のチャンス到来であります。

膨大なカロリーを消費する覚悟が必要ですが。

カフェインペリアル公式

2024年8月1日再開

発表された内容を見ると、羽田‐ウィーン線の再開は8月1日からであり、羽田発はNH205便として「月・木・土」の週3回飛ぶようです。

NH205便の復路としてNH206便のウィーン発が「火・金・日」の週3回であります。

本日現在すでに予約可能となっていて、運行スケジュールは以下の通り。

NH205:羽田発22:45‐ウィーン着6:20+1

NH206:ウィーン発11:25‐羽田着6:55+1

5年前のウィーン線NH205が深夜2時くらいの羽田発便だったので、それと比較するとだいぶ使いやすくなっての再開となるようであり、金額によっては大変助かります。

復路となるNH206便は5年前の時間とほぼ同じ到着時刻であり、到着後にそのまま会社に行くエクストリーム出社も可能であります。

NH205、NH206の気になる費用

ここまでのとおり8月に再開するウィーン線でありますが、その費用がどれほどか調べてみます。

8月に再開となり、すぐお盆期間、夏休みとなるためお高くなると思いましたが、現時点ではまったくそんなことはありませんでした。

冬までほとんど金額に大きな変化はなく、羽田発の場合約21万円(燃油込)を底値として販売されています。

なんとなく10月を選んで見てみると。

ご覧のとおりであります。

燃油サーチャージがまだまだ高額な8万オーバーでありますが、総額は前述の通り約21万円。

予約クラスはLであり積算マイルは3,814、プレミアムポイントも同3,814PPとなるとPP単価は@56円の低空飛行であります。

往路をNH206とするウィーン発券

一方、往路をウィーンの海外発券とするとこうなります。

154,600円であります。

予約クラスは同じくLでありプレミアムポイントは雀の涙でありますが、費用は海外発券に軍配が上がります。

ちなみに別記事に書きましたが、海外発券は燃油サーチャージの見直しよりも為替の影響が大きいので、現時点のユーロ円(約160円)だと羽田発に比べて数段安いとはいえヨーロッパ発便が割高であることは間違いありません。

8月のウィーン線開設までに円高方向に動いていることを願うばかりであります。

インバウンド

我々からすると21万円の羽田発がウィーン発券だと15万円そこそこで日本に来られるということだけでも割安でありますが、向こうの人からすると1,000ユーロ以下で日本往復、年収10万ユーロが平均的な感覚で言えば100分の1であります。

平均年収450万円くらいの我々日本人だと、4万5千円でヨーロッパ往復であります。

これは安い。

そりゃインバウンド来ます。

ニセコのすき家のバイト時給が2,000円超えにもなるわけです。

コロナ明け、円安、収入格差の三拍子。

この機会を逃すわけには行かないと、ANAも急ぎ路線開設に動くのも当然と言えます。

ストックホルム、ミラノ、イスタンブール線開設

ウィーンは5年ぶりの再開でありますが、新規開設便も発表されています。

羽田発‐ストックホルム、ミラノ、イスタンブール線であります。

これらもほとんどの場合フランクフルト、ミュンヘン経由、たまにブリュッセル経由で現在は運行されていますが、乗り換えに時間がかかる、かつビジネスクラスで羽田を出ても乗り換え地からはルフトハンザのエコノミーになるなど弊害があります。

ストックホルムは北欧の玄関口として、また海外発券の出発地として優秀であります。

今より多少マシな為替レートの2023年、ミートボールとビール1杯で5,000円という物価の高さですが。

ミラノはミラノであり言う事なしであります。

行ったのは20年前ですが、イタリア縦断にも北上してチューリッヒにも利用可能な使い勝手の良い路線と言えます。

前回の記事で書いたITAエアウェイズのスターアライアンス入りが大きく関係しているのは間違いないところであります。

2024年中の開設となっているので、続報を待ちたいと思います。

おわりに

前述の通りユーロ高の影響でヨーロッパ発の海外発券が軒並み使えない状況の今般であり、現時点では東南アジア発券のカナダ北米行を漁っている私ぶりぶりマイラーでありますが、ミラノ経由でチューリッヒに行くかウィーン経由でチューリッヒに行くか考える日が来るのかもしれません。

楽しみであります。

とはいえ、今年のダイヤモンド修行の道がイマイチ決まってこないので、ウィーン再開と新規開設にあやかったセールがあることを期待してやみません。

タイトルとURLをコピーしました