2024年6月末にANAダイヤモンド継続修行とスカンジナビア航空のスターアライアンス脱退前最後の搭乗を兼ねてノルウェーを縦断してきましたのでぜひご覧ください。
このページから来た方はどうぞ第1話からご覧ください。
DAY3 ベルゲンからスタヴァンゲル
夜寝る時も外は明るく朝4時過ぎに起きても外が明るい。
北極圏ではないので白夜ではありませんが、寝るときに明るくて起きた時にも明るかったら白夜も同じであります。
支度をして6時から始まる朝食場へ行き、今日の昼ごはん用にパンを拝借したら朝食を食べている時間はないのでヨーグルトだけいただいてチェックアウト。

路面電車/ビバネンの始発停留所Byparkenまでホテルから10分ほど歩きますが、まだ朝の6時すぎにもかかわらず多くの人が歩いています。
観光客には見えないので朝早い通勤の人たちのようであり、なんとなく北欧の人が早朝から働いているイメージがなかったので意外です。

ビバネンのホームに着いたら一昨日と同じくクレジットカードに乗車記録を付けて電車を待てば定刻通りに到着し定刻通りに出発です。
終点の空港までは往路と変わらず約50分。
朝イチのベルゲン空港には旅行客がまばらですが、制限エリアのコンビニ的なお店もカフェもすでにオープンしています。
さすがノルウェー第2の街であります。

店なんてどこも開いていないと思っていたからホテルでパンを頂いてきたのですが、せっかくオープンしているならということでラップサンドと水、カフェラテを仕入れます。
スタヴァンゲルに着いてから買えばいいじゃないかと思ってくれる方がいるかもしれませんが、スタヴァンゲル空港の到着予定時刻が9時00分で、9時20分発のシャトルバスに乗る必要があるために今ここで買っています。


そしてわたしの乗る昨日と同じ飛行機シティジェットCRJ900は乗客もわずかで運よく定時で離陸。
安心安心と思っていたら、到着したスタヴァンゲルではかなり遠い沖止めでゲートまではバス移動であり、バスを降りたのが9時15分。
間に合うのか不安になりましたがスタヴァンゲル空港の小ささに感謝!

空港を出たら目の前にバス。
無事に9時20分発のシャトルバスに乗り込み「クールランニング」に出てくるサンカ(分かります?)のようなドライバーさんのファンキーな運転で、25分かかるはずのスタヴァンゲルバスターミナルまで20分かからず到着。
ここでプレイケストーレン(パルピットロック)行きのバスに乗ってベースキャンプまで一気に移動します。

プレイケストーレン
スタヴァンゲルバスターミナルは列車のスタヴァンゲル駅と直結で、スタヴァンゲル駅の駅舎には有料のトイレとパン屋さん、コンビニとコインロッカーがあります。
バスターミナルのほうにはセブンイレブンがあるので、時間に余裕のある方は食べるものも水もここで調達できます。

わたしはバックパック1個で移動していて重たいので、ここでランチと水とスマホとパスポート以外の荷物はロッカーに預けます。
定刻10時発のバスは10時8分にバスターミナルに到着、日本にいるときにネットで買っておいたチケットでバスに乗車したら途中の停留所で人を乗せてベースキャンプまでは約1時間。

思いのほかきれいに整備されたベースキャンプにはカフェやソフトクリーム屋さんまであり、もう自分が帰りにソフトクリームを食べる姿しか思い浮かびません。
もう食べる前から美味しいです。

コースは全長4キロでコースタイムは往復約4時間半。
わたしはというと、できれば14時のバスでスタヴァンゲル市内まで戻りたい希望があったので目標タイムを3時間に設定してのスタートであります。
11時ちょうどにベースキャンプを出発すると、いきなり高度を上げていく道で、マップを見るとだいたい4段階に分けて高度を上げていくコースのようであり、登っては平坦登っては平坦という感じで進んでいきます。

昨日の曇天とは正反対の大晴天。
ありがたくも発汗激しい道のりとなります。
道中は急登のところでかなり息切れしますが、ペースを守って1時間10分で目的地「プレイケストーレン」に到着です。

海抜600メートルの断崖絶壁は実際かなりの高度感であり、足腰が疲れているときに崖の近くを歩くことは間違いなく危険といいえます。
実際わたしが来る1週間ほど前に落ちて亡くなっていますので。
そして崖の近くは望まなくても通りますので、怖い方ははじめからやめておいたほうが無難なのかもしれません。

人でにぎわう絶壁を眺めながら持参したラップサンドたちを食べて栄養補給と休憩を終えたらすでに13時過ぎになっていたため急いで来た道を戻ります。
往路は時間が読めなかったこともあり写真もほとんど撮らずに登ってきたため、復路は写真を撮りながらのんびり帰りたかったのですが、プレイケストーレンで昼食を食べて帰路につく人が多いためかトレッキングコースが渋滞しています。
往路のときはほとんどの人が休み休み登っているため横をすいすい追い抜いていけたのですが、復路はその逆で階段状の下りが多く、子供や高齢っぽい方もいるために無理に追い越すことはできません。
タイムロスが大きかったため平坦になったところでは小走りで追い抜いて行って帰りの所要時間は50分、14時3分前にバス停に到着となりました。
ぎりぎりセーフであります。
しかし大きな後悔がのしかかります。

ソフトクリームです。
プレイケストーレンでのんびりし過ぎたことが敗因です。
いえ、それを見に行ったのですからのんびり過ごして正解なのですが、なんというか悔しいです。
さすがにソフトクリームのためにリベンジはできないので、プレイケストーレンへ行かれる方はぜひわたしに代わって食してくださいませ。
プレーケストーレンについてはこちら↓で詳しく書いてます。

スタヴァンゲルからボーデ
Fargegaten
ソフトクリームを犠牲にして14時のバスに乗れたので15時前にはスタヴァンゲルバスターミナルに到着します。
次は16時半のスタヴァンゲル空港行きのバスに乗って空港まで戻れば今日のミッションはクリアといえるので、それまでスタヴァンゲルの街を散策しつつ早めの夕食を食べることにします。

スタヴァンゲルの街は個人的にはさっきまでいたベルゲンの街よりもこじんまりではあるものの「街」といった感じが好きで、そのなかでもFargegatenというところは小さなレストランバーやカフェ、ギャラリーやショップなどが小道の両端に立ち並んでいてとても印象的です。

夜にはこの通りがきれいにライティングされるようなので、スタヴァンゲルで1泊するのが定石であるのは間違いなさそうです。
その証拠に港には大型の客船も寄港していたので、私が知らないだけでノルウェーでは訪問がマストな場所なのかもしれません。

そんなかわいらしいカフェやレストランの並ぶFargegatenの通りにあって、わたしは運動後だからか米を食べたいと思ったため町の外れにあったタイ料理屋をチョイス。
エビチャーハンを美味しくいただきました。
水が無料でチャーハンが大盛りでキッコーマンの醤油があったので最高でした。

食後はまたてくてく歩いてバスターミナルへと戻り、16時半のバスに乗って今度はゆっくり運転のめっちゃ悪態をつく運転手さんで30分以上かけてスタヴァンゲル空港へと戻ってきました。

スタヴァンゲル空港|ノルウェーでの水の補給
手荷物検査を経てかわいらしいゲートをくぐって制限エリアに入ったところで水の補充を済ませます。

ここまででお伝えしたかもしれませんが、ノルウェーでは国内の移動であっても水の機内への持ち込みは一切できません。
これは未開封であってもダメです。
そのためか空港の制限エリアには必ず給水機があり、手荷物検査の前で水を捨てて空のペットボトルだけ制限エリアに持ち込んで給水するという手法が一般的となっていますし、わたしもすぐに適応しました。

これをしないと1本500円する水を飛行機に乗るたびに買うことになるので大変であります。
水を汲んだらとくに何もない空港で1時間ほど時間をつぶし、定刻18時15分にスタヴァンゲルを出発。
スタヴァンゲル滞在時間は9時間でしたが大変に有意義でした。

乗り慣れてきたプロペラ機DASH8に乗り およそ1時間の飛行時間で到着したのは今朝出発したばかりのベルゲン空港。
ここでいったん飛行機を降りてボーデ行きに乗換となります。
乗り換えの時間になぜかお腹がすいてしまったので制限エリア内のコンビニでホットドックを購入しますが、こんなIKEAのホットドックを少し大きくしただけのやつ(失礼!)が1,500円です。

最初にも言いましたが、この国で円換算してはいけません。
提示された金額を無心で払うだけであります。
あ、ちなみに毎回そうですが わたしは現金をまったく持たずに旅行に来ます。
ノルウェーも現時点では問題なく過ごせていますが、やはり基本はVISAかMasterであります。
1時間ほどの乗り換え時間を過ごしたらいよいよ今日の寝床があるボーデへと飛びますが今乗ってきたやつですね。

ボーデ
ベルゲンをさっきのDASH8が出発してから約2時間、ボーデ空港です。
雨です。
南ノルウェーからだいぶ北に上がってきたので天気も気候もまったく違います。

タクシーがバカ高いということで有名なノルウェーでここまでたくさんのタクシーを見るのは初めてでありますが、それだけ公共交通がない場所ということであります。
だからなのか小さな空港内の正面にはバスの時刻が表示されていて、次に来るバスまでの時間が一目瞭然です。

さっきまでのスタヴァンゲルの晴天が嘘のような雨と肌寒さということもありタクシーに乗りたい気持ちはありますが、そんなお金の余裕はないので素直に30分バスを待ちました。
バスの運転手さんがとても親切な方だったので、バスを選んだことにより今日一日が幸せな気分で終われたことに感謝です。

空港からバス停までは10分ほどでしたが、バス停からホテルまで歩いて7分ほどあり、羽田空港で買った小さな折り畳み傘はほとんど意味を成さない雨の中23時までやっている小さなスーパーで夜食のリンゴと朝食のリンゴとヨーグルトを買ったついでにビールを買おうとしたところ自分の無知にやられました。

ご存じですか?
ノルウェーでは平日の20時以降にビールを買えないということを。
かなりがっかりしました、正直。
ソフトクリームもビールもお預けですから。
まぁ、明日も4時半起きなので素直にシャワーを浴びて寝ることとします。
明日はここボーデを空路出発してロホーテン諸島へと向かいます。
明日もちょっとした山を登るつもりでいるので天候の回復を祈ります。

