2024年6月末にANAダイヤモンド継続修行とスカンジナビア航空のスターアライアンス脱退前最後の搭乗を兼ねてノルウェーを縦断してきましたのでぜひご覧ください。
このページから来た方はぜひ第1話からご覧ください。
DAY6 ノルウェーからベルギーへ
ノルウェー編は前回までで完結しており、ここからはおまけとなりますが、旅は道連れ世は情け。
激動のベルギー編をどうぞお楽しみください。
まずはオスロ空港近くのホテルを6時にチェックアウトしたらバスでオスロ空港まで。

サッカーのユーロカップが行われていたということで事前案内が来ていた通り、早朝から手荷物検査は大混雑であります。

たしかに昨日オスロ市内でもパブリックビューイングがかなり盛り上がっていました。
とはいえ時間に余裕はあるので時間をかけて制限エリアに入ったら久しぶりに朝食を食べます。
覚えていますでしょうか、さかのぼること6日前のオスロ空港でラウンジを間違えたことを。
ノルウェー国内線に乗るというのに間違えて国際線のラウンジに入ろうとした件でありますが、6日越しでの入室となります。

手荷物検査に時間を取られたため案外ゆっくり食べられませんでしたが、スターアライアンス脱退前のオスロSASラウンジに入れたので良しとします。
搭乗ゲートに向かい、おそらく最後のスターアライアンス加盟スカンジナビア航空に乗りこみますが、SASがスターアライアンスを脱退したらオスロのスタアララウンジはどうなるのか気になるところです。

SASだらけの駐機場を出発して1時間半でスカンジナビア半島からヨーロッパ大陸ベルギーはブリュッセルに9ヶ月ぶりの到着。
はい記憶にあります、アホみたいに長いシェンゲン協定ターミナル間の移動。
その距離は軽く1キロを超えます。
その途中、前回のベルギーでもよく目にしたスマーフチョコがいますが不思議な体験をします。

前回のベルギーのときには「高っ!」という感想しか持たなかったスマーフチョコが、ノルウェー帰りの今だと適正価格に感じてしまうのです。
と言ってもそれはまやかしであり、絶対値として高価であるため買うことはありませんが。
ブリュッセル空港からブルージュ
長い長い道のりを歩き、ブリュッセル空港駅まで来ればあとは電車に乗るだけです。
切符の買い方も乗り方もちゃんと覚えているので気楽でありますが、ノルウェーとは治安の空気感が異なるので気を引き締めます。

そしてベルギー鉄道と言えば遅延であります。
前回は遅延によりルクセンブルクに行く電車に乗り遅れて大変な目に遭いましたが、今回も乗り換えのブリュッセル南駅で駅のホームが閉鎖されています…。
遅延によるホームの混雑で危険なための措置だとかなんとか言っているような気がしますが、本当のところは分かりません。
何を言っているか分からないですし、書いていないので。

この写真を撮った時点はまだ平和ですが、この30分後の現場はカオスでした。
そしてカオスの時を15分ほど、合計45分ほどひどい時間を過ごしたら、ブルージュ行きはホームに行っていいとのことで、日本ならありえない感じで我先にと皆さんホームに駆け上がります。
ペースを乱すと階段から落ちて死にそうなのでわたしも駆け上がります。
無事電車に乗って、何事もなかったようにブルージュへと約1時間15分の車窓の旅。

電車に揺られること50分でヘントに止まりますが、ここは帰り道に時間が残っていたら寄ることにしていますので今はスルー。
世界遺産の街「ブルージュ」
ヘントから20分ほどで今日の目的地であり昨年時間が足りずに来ることができなかった世界遺産の街「ブルージュ」に到着です。

広々とした駅前広場を抜けて歩くこと10分。
中世の建造物が残る歴史あふれる街にすっぽりと入り込みます。
スカンジナビアのオスロも素敵でしたが街並みという意味ではやはりヨーロッパ大陸であります。
街が観光化されていることもあって雰囲気づくりも含めて最高であります。

オスロに入ったときにも言いましたが北極圏帰りにはベルギーは暑く、汗だくです。
あとで飛行機に乗る前にシャワーを浴びる予定ですが、着替えはもうないので汗はかきたくないところではあります。
朝ご飯も早かったので涼むついでに世界遺産に囲まれた贅沢な昼食にしますが、ベルギーと言えば(わたしの中で)ポキであります。
マウリッツハイス美術館近くのポキ屋さんが最高に美味しかったのでそうなったのですが、なるほどやっぱりベルギーならどこでもポキは美味しいのかもしれません。
そしてこのサーモンはノルウェー産でした。

観光地価格もありユーロ高もあり高いですが、ノルウェーで麻痺しているのでサーモンを追加しちゃいます。
相変わらずこの国のポキはすごい量でしたが、久しぶりにお腹いっぱいになって幸せ気分のまま街を探検です。




小さなグラン・プラス的な広場があったり、馬車がたくさん走っていたり、小舟で川をクルーズしていたり、とにかく美しい街並みをあっち行ったりこっち行ったり、THE観光といえる観光を楽しむこと2時間。
結局汗だくになったことろでブルージュ駅に戻ってヘントへと向かうことにします。
汗だくに輪をかけるかのごとく急いで駅まで行きましたが、ちょっと欲をかいた1本早い電車には間に合わなかったので、駅ナカのスターバックスで涼みながら次の電車を待って乗り込みます。

ヘント
ブルージュからブリュッセル方面に戻ること20分。
あっという間にヘントに到着。

しつこいですが見ての通り暑いんです。
ブルージュは駅から歩いてすぐ世界遺産でしたが、ヘントは駅から路面電車に乗って中心部へと移動します。
頻繁に走っているようで走っていないので、時間管理をしっかりしないといけません。
なぜならヘントに滞在できるのは1時間ちょいだからです。
そしてZARAがあるようなので着替えを買おうと思いますが、結論から書くとアイスコーヒー(空)を持っていたため店舗入口のセキュリティに入店を断られてしまい買えませんでした。
ゴミ箱が近くにあれば良かったんですが…。
残念ですが空港にTシャツが安く売っていることを願って観光します。



2枚目奥に見えるトンガリ屋根が世界遺産の鐘楼で、1313年に建てられ始めたものだそうです。
コンパクトな街なのでわたしのような1時間滞在は言い過ぎにしても短時間で見ることは出来ますが、こういう街は夕日と夜の街灯と翌朝の朝日を見て初めて魅力を存分に感じられるものと思いますので、日帰りと言わず時間を作って訪れることをおすすめします。
逆にブルージュは観光地なので日帰りでいいかもしれません。
ヘント、素敵な街でした。
さて、それではヘント発15時39分の電車に乗って16時35分にブリュッセル空港へ戻ります。

ブリュッセル空港
ブリュッセル航空ラウンジ
ブリュッセル空港からルフトハンザ航空でドイツ・フランクフルトへといったん飛び、そこから羽田へと戻るルートで帰ります。
出発時刻は18時05分であり、あと1時間半あるのでブリュッセル航空のラウンジでシャワーを浴びますが、残念ながらTシャツは買えませんでした。

それでも1日歩いたあとのシャワーは最高であります。
そしてシャワーを浴びたらノルウェーでぜんぜん縁がなかったおビールとサラダを頂きます。
最高であります。

このあとフランクフルトからのANA便はダイヤモンド会員のアップグレードビジネスクラスでのディナーが待っているので、食事はサラダだけにしておきます。
そろそろ搭乗開始の時間なので、ラウンジのすぐ下にある搭乗ゲートへと向かうと…
はい、ディレイです。
6日前にも同じことを言いましたがディレイです。
しかも結構な遅れっぷりです。
ディレイ ディレイ ディレイ

ほぼ2時間のディレイです。
そして見ていただきたいのがフランクフルトの到着時刻で、わたしの羽田行きの出発時刻は「20時45分」であります。
フランクフルトでの乗り換えの搭乗ゲートが運良く近ければ待ってくれている可能性もゼロではありませんが微妙なところであります。
焦っても仕方ないのでまたラウンジに戻ってシャンパンを飲んだり、日本に帰れないかもという業務連絡をしたりして時間を潰しますが、来たのは無情な通知。

はい終わった。
帰れません。
となるとここからが大忙しであります。
ビジネスクラスの夕食を食べられなくなったので、フランクフルト行きの搭乗時間までに今ここで夕飯を食べなければなりません。
次に明日の羽田行きの飛行機を手配しなければなりません。
まずは航空券ですが、英語が堪能なわけではないので国際電話で日本のANAダイヤモンドデスクに電話してみるとすぐに明日の昼フランクフルト発の羽田行きが取れました。
しかしアップグレードはできずエコノミークラスになる可能性があるということ。
帰れればいいですと言って席を確保します。
これについては変更などの費用はかかりません。
次に夕食ですが、これは適当にお腹に入れる時間しかありませんでしたのでさくっと食べたら搭乗開始です。

ルフトハンザのエアバス320が離陸したのは結局20時40分になり、ヨーロッパ各地への乗り継ぎがギリギリの乗客たちが暴動を起こすんじゃないかという雰囲気になっています。
わたしはすでに帰れないので無我の境地です。
機内アナウンスは空港での乗り継ぎゲートの案内を延々と繰り返していますし、なぜか乗客同士が口喧嘩をしているカオスな空間。
飛行機自体は順調な空の旅です。

フランクフルト空港
22時前に滑走路へと着陸した飛行機ですが、着陸した瞬間から乗客が荷物を出してドアに向かって集まります。
乗客と乗客、CAと乗客、みんな言い争っているという超カオスな機内になっていますが、まだ飛行機はけっこうなスピードで移動しています。

ここで火災があったら助からないだろうな、と思いながら国民性に思いを馳せたりしてみます。
ちなみにみんな我先にとなっていますが、この飛行機は沖止めで、飛行機を降りたらバスが待っていましたw
広すぎるフランクフルト空港に来たのはこれが初めてであり、初めてのフランクフルトが意図しない滞在となってしまいました。
乗り遅れた人は私達の便だけでなく、多くのルフトハンザ便で発生していたようですが、スタッフが定時で帰るという素敵な国のため空港は完全にパニック状態です。
わたしもいろいろ頑張った結果とりあえず入国してホテルバウチャーをもらうということが分かりました。
が

どこまでも続くバウチャーもらう列。
だいたい300メートルくらいだと思いますが、わたしが並んだ後ろにもぞくぞくと列が出来ていたので終わりは見えません。
以前日本の国内線で30メートルくらいバウチャーの列に並んだことがありますが、その時で1時間半かかりました。
単純計算すると10時間くらいかかることになります…。
ドイツなのでもっとかかるかもしれません。
諦めて空港で寝る姿しか思い浮かびません。
本当なら今頃フルフラットの席でシャンパンとチーズを楽しんでいたはずなのですが。
30分ほど並んだところでたいして列が動かないのでホテルバウチャーは諦めます。
なぜなら並びながらバウチャーについて調べたところルフトハンザ枠のホテルが埋まってしまったら、100ユーロ程度のバウチャーがもらえるらしいのですが、そんな安いホテルを今から探すほうが無理だという結論に達しました。
そこでわたしはANA以外のダイヤモンドパワーを使うことにします。
ダイヤモンドパワーと言っても部屋のアップグレードくらいしか今は特典が使えませんが、予備の部屋でも空いていれば優先して予約できるはずです。
お金は自腹でかかりますが、こんな列に並んでいる方が不健全です。
ヒルトンフランクフルト
いざそうと決まれば移動ですが、電車の乗り方もどこに行くのかもまったく分かりません。
とにかく頑張って切符を買い、ヒルトンフランクフルトのある駅で電車をおりて驚きます。
なんと夜なんです。

当たり前なんですが1週間ぶりの夜です。
知らない街で暗いって怖いですが、駅から5分ちょい歩いて無事に来る予定のなかったフランクフルトヒルトンに到着。
ありがたいことに広めの角部屋をご用意いただきました。

すでに23時30分なので寝ようと思ったのですが、1週間ぶりにバスタブがあったのでいったんエントランスまで戻ってホテル内のコンビニでビールを1本買います。
20時以降もビールを買えるなんて素晴らしい国です!
というわけでゆっくりお風呂に入れたのでフランクフルト滞在も良しとして、激動の1日を終わります。
しかも明日は昼の便なのでゆっくり寝ても大丈夫だなんて、幸せでしかありません。

DAY7 フランクフルト空港から羽田空港へ
フランクフルト空港へ
おはようございます。
しっかり睡眠を取ったら朝食です。
ダイヤモンド会員は朝食が無料で付くのでありがたくいただきます。

りんごだけ食べていた頃が懐かしい豪華さですが、あとで機内食もあるので軽めにしておきます。
実はフランクフルトにはANAダイヤモンド修行を兼ねて9月に来ることにしているので、そのときにまた詳しくレビューしたいと思います。
朝食を食べて身支度を整えたら、チェックアウトしてホテルがある駅の近くのH&Mに寄ってTシャツを物色。

いいのがあったので機内で寝る前にこれに着替えられます!
ちなみにどうでもいいことですが、肌着類は昨日の夜手洗いしました。
綿100は寝ている間に乾かないので旅行の時は化繊がマストです。
無事に服をゲットしたら電車に乗って空港に向かいたいのですが、これが全く分からない。
もうドイツ語だらけで(当たり前ですが)ホームすら分からない。
ドイツに滞在する予定ではなかったので、ノープランにも程があります。
とにかくそのへんにいる人たちに助けてもらい、空港行きの電車のホームにたどり着くことができました。
ドイツに感謝。

空港までは10分ですが、ユーロカップの影響なのかそれとも昨日のフランクフルト全体を襲ったディレイの影響なのか、出国審査が大行列であります。
手荷物検査まではスムーズだったんですが、突然の大行列。
ここで45分ほどのロスとなり初めてのフランクフルト空港ラウンジはお預けのまま搭乗となりましたが、ここでポジティブサプライズ。

ゲートピンポンもなくビジネスクラスへアップグレード済みです。
もちろんアップグレードポイントは消化されているので無償というわけではありません。
ランチタイムフライトですし、さっき起きたばかりなのでどのタイミングで寝たらいいのかよくわかりませんが、ともかくこれでやっと羽田に帰ることができます。

おわりに
6日間予定だったノルウェー縦断の旅は予期せずして7日間となり、初日のディレイと最終日のディレイにより旅程は大混乱でした。
とはいえ、初日ディレイのおかげで予定になかったフロム鉄道を経験することができ、最終日ディレイでフランクフルトに立ち寄ることが出来たと考えればむしろラッキーと受け止めるべきであり、こんな不測の事態に対応するときの脳のフル回転感は他では味わえず まさに旅で煌めく瞬間、旅の醍醐味と言えるのかもしれません。
ただし1日帰国が遅れたために、休む間もなく今日の予定をこなさなくてはならなくなりましたが。

ANAダイヤモンド修行結果は以下の通り
ALT-OSL(E) 559PP
OSL-BRU(E) 468PP
BRU-FRA(M) 586PP
FRA-HND(M) 6328PP
合計:7941PP
2024年累積PP:29,413PP
