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【オーストラリア】タスマニア島のガソリン給油の仕方とガソリン価格表示について!

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2024年3月にタスマニア島へ行った際にレンタカーを利用してクレイドルマウンテンを訪れました。
その時にガソリンを2回給油したのでお伝えします。

オーストラリアのガソリン価格表示は Cents per litre

さっそくですがオーストラリアのガソリンスタンドの表示はCents per litre、すなわち「1リッターあたり○○○.○セント」という表示になっています。

例えば「ulp 207.9」と表示されていれば、それはレギュラー1リッターあたり2ドル07.9セントですよ!ということ。

昨今の円安為替レート「1AUドル≒100円」で言えば1リットルあたり207.9円ということ。

高いですよね!笑

資源国オーストラリアはもっとガソリンが安いと思っていただけに驚きますが、1リッターあたり170円くらいでぶーぶー言っている日本国民はもう少しガソリンの国内価格に感謝した方が良いのかもしれません。

税金の二重課税は許容できませんが。

オーストラリアのガソリンスタンドの価格表示|どれがレギュラーなの?

価格表示が分かったら今度は「どれがレギュラーガソリンなのか」ですが、どれかというと↑で書いた通り「ulp(ユーエルピー)」がレギュラーガソリンであります。

そして「unleaded(アンリーデッド)」もレギュラーガソリンであります。

こういうことです。

レギュラーガソリン

ulp = Unleaded premiumの略
Unleaded = Unleaded

「Lead」は「鉛」を意味していて、Unleadedで無鉛ガソリン=レギュラーガソリンという意味になります。
そして「ulp」の「p=premium」はただの商品名の一部であり、特段プレミアムというわけではありません。

日本のガソリンスタンドでもガソリンに商品名(スーパー○○とか)を付けて差別化を図っていることがあるのでそれと同じです。
何年か前に日本の石油元売り大手5社のガソリンの内容?ブレンド?が全て同じにも関わらず「石油会社ごとに性能の違いがあると広告」したことが報道されたのは私の中では記憶に新しいですが。

というわけで、ガソリンスタンドによって表示は異なりますが「ulp」または「unleaded」がレギュラーガソリンということであります。

オーストラリアのガソリンスタンドの価格表示|エタノール混合、ハイオク、軽油は?

レンタカーとして借りる車のほとんどはレギュラーガソリンで走る車だと思いますが、中にはスポーツカーやディーゼル車(軽油)を借りる方もいるかもしれません。

スポーツカーは日本で言うところの「ハイオク」指定になっていることがほとんど。そしてディーゼル車は軽油指定であります。

車に興味がない人あるあるですが「軽油」は軽自動車用の燃料ではありませんのでよろしくお願いします。

エタノール混合

エタノール添加ガソリンの表記

ulp+

まずエタノール混合燃料ですが、最近では日本でも3%ほどエタノールを添加したレギュラーガソリンが販売されているので一般的になって来ているといえば一般的でありますが、オーストラリアにおいてもまだまだ市民権は得ておらず一部(ユナイテッド)のガソリンスタンドでのみ販売されています。

オーストラリアのエタノール混合率は10%で日本車も対応していますし、入れても問題ありませんがレンタカーなら使わないほうが無難であります。

ハイオク

ハイオクガソリンの表記

ulp premium

amplify 95(98)

unleaded 95(98)

premium 95(98)

ハイオクとはハイ(高い)オクタン価の略であり、オクタン価というものが高いと性能が良く価格も高いということであります。

↑のとおり95とか98と書いてあるのがオクタン価で、レギュラーガソリンは91であります。

98を売っているところはレアなので、ハイオク=95で良いと思います。

軽油

軽油の表記

dist

diesel

amplify diesel

premium diesel

ディーゼルエンジン用の軽油にもプレミアム仕様(下の2つ)が用意されているので若干めんどくさいですが、違いは添加剤の有無であります。

高い方には洗浄剤などのエンジンに良いとされる添加剤が含まれているため少し値段が高くなりますが、このプレミアム軽油を扱っているところがレアなので見かけることもないと思いますし、レンタカーにいれる必要はありません。

LPガス

LPGの表記

gas

日本ではタクシーに使われているLPGであり、オーストラリアでも一般車には使われていません。

ガソリンがなくなることを日本でガス欠と言いますが、このgasはLPガスなのでガソリンではありません。

というわけで一般的には使わないのがLPガスであります。

ガソリンの入れ方

ガソリンはセルフで給油します。

店舗によって多少の違いはありますが、大きく分けて2通りあります。

給油方法の違い

・デポジット方式

・後払い方式

デポジット方式

簡潔に言うと給油前にクレジットカードの認証をして有効性を確認してから給油する方法で無人のガソリンスタンドで見られます。

以下詳しく書きます。

まず精算機でクレジットカードの認証をします。

カードを挿入するかタップして暗証番号を押します。

認証がOKだったら給油機に移動します。

給油機で給油量を設定します。

多めに入力して平気なので、満タンにしたかったら100リットル(20を5回押す)とかで設定しても問題ありません。

油種を確認して給油します。

自動で止まるので止まったところで給油を終えます。

実際に給油した分だけが決済されます。

これで終わりで大丈夫ですが、レシートがほしい場合は再度精算機に行ってクレジットカードを挿入またはタップします。

印字がずれたレシートが出ます。

後払い方式

有人のガソリンスタンドがこの方式で、給油機で給油してから店内(売店併設のガソリンスタンドが多い)で精算します。

詳しく書きます。

まず油種を確認して、給油するタンクの前に車を停めます。 

給油したい金額を設定します。

どれくらい入るかわからない場合は「FILL」を押せば満タンを意味します。

油種を確認して給油します。

自動で止まるので止まったところで給油を終え、店内に行って店員さんに支払います。

これで給油完了。

安全運転でレンタカーを返却します。

おわりに

今回給油したのはどちらのガソリンスタンドも田舎の小さなお店(ひとつは無人)たったので、ホバート市内にあるようなきれいな店舗ならもっとわかりやすいと思います。

逆に言えば、ここで紹介した2つを分かっておけば怖いものはありません。

タスマニア島はレンタカーが必須と言える場所ですが、レンタカーの借り方とガソリンの給油の仕方はこれで完璧なので、動物の飛び出しなど怖い部分もありますがぜひ正しく恐れて安全に旅行を楽しんでください。

お役に立てたら幸いです!

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