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ベルギー、ルクセンブルグ、オランダ、スウェーデン弾丸旅行記|ANAダイヤモンド修行⑧ アムステルダム〜ストックホルム〜ブリュッセル〜成田

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ANAダイヤモンド修行を兼ねて、ベルギー、オランダ、スウェーデンに行ってきましたのでご覧ください。

このページからお越しの方は、ぜひ最初のページからどうぞ。

ヒルトンアムステルダム、プレジデンシャルスイートからの朝焼けと朝食

ベッドのある部屋と冷蔵庫があるキッチン、リビングダイニングとが別という王族の部屋で起床です。

オハヨウゴザイマス。

水を飲むにもけっこうな距離であり、やはりバトラーさんがいることが前提の部屋であります。

そう考えると、エコノミークラスであっても起きてお願いしたら水を持ってきてくれる飛行機は、とてつもないサービスを提供してくれていることに気付かされます。

朝から感謝に溢れます。

王族の部屋から見る朝日のせいでしょうか。

朝日を拝んで支度をしたら1階レストランで朝食です。

いつも通りの朝食を済ませたら、しばらくバルコニーでボーっとしてから身支度を整え、チェックアウト。

充実した旅を思い返します。

とはいえ、家に着くまでが遠足です。

まずはスキポール空港行きのバスに乗るため、ホテルから歩いてバス停に移動であります。

バス停は昨日乗ったトラムの電停よりも近いAms Emmastraatというバス停であり、このバス停から一路空港へと向かうつもりです。

アムステルダム スキポール空港からストックホルム アーランダ空港|バスの乗り方

しばらく待ってバスに乗ろうとクレジットカードを端末にタップすると、運転手さんに「どこまで?」と聞かれます。

「スキポール空港」と言うと「じゃあ、こっち」と言って、90分乗り放題チケットを買うように言われます。

どうやらこのバスはエアポートエクスプレスであり、エアポートエクスプレスは6.5ユーロで一定時間乗り放題のようです。

このバス停からスキポール空港までは約30分であり、残りの60分はバス、トラム、メトロに乗り放題ということで、今回と逆のスキポール空港から市内に出るときには、このシステムは便利であります。

選択肢があるわけではありませんが。

そうこうしているうちにバスはスキポール空港に到着でありますが、今回の旅は陸路でアムステルダム入りしているため、はじめてのスキポール空港となります。

ちなみに、日本からスキポール空港に到着してバスでアムステルダム市内に向かう場合は、↑この画像(空港出口)の目の前にあるバス停「B17」からバスが出ていますので「397」のバスに乗って市内に向かいます。

終点で降りても平気ですし、アムステルダム国立美術館やゴッホ美術館前にも止まるので、そこから旅程を組み立てても良いかもしれません。

キャッシュは使えないので、クレジットカードかスマホ決済を用意しておきましょう。

スキポール空港|KLMチェックインと発券

スキポール空港に到着したら、まずは自分の乗る飛行機がいるターミナルとチェックインカウンターを探します。

見つけたらてくてく歩いて向かい、チェックインカウンターに寄ります。

チェックインはネット上で済ませてあり、荷物はバッグパックだけなので、事前にメールでモバイル搭乗券的なQRコードが送られてきても良いものですが、送られてきていないのでここに来ましたが、どうやら最終的には端末で搭乗券を発券する必要があるようです。

端末にはご親切にも日本語がありましたので、発券方法は割愛です。

スキポール空港には余裕を持って着きましょう

スキポール空港に到着したのは午前10時前。

↑上の画像のとおり、発券したのが10時11分であります。

アムステルダムからスウェーデン ストックホルムはシェンゲン協定内であり、飛行機も国内線同様に利用できます。

そのため、なんとなく時間にルーズになってしまったのか、アムステルダム発ストックホルム行のKLM 11時30分出発便の搭乗まで空港到着から1時間40分ほどあったにも関わらず、まったく余裕なしでありました。

とにかく手荷物検査が大渋滞であります。

安全には代えられないので粛々と並ぶしかありませんが、40分ほど並んでやっと通過でき、通過したらもう搭乗開始でありました。

ぜひ、スキポール空港を利用する方は早めの到着を心がけください。

KLMは、通過してから搭乗口までもかなりの距離がありましたので。

そんなわけであり、途中にあったラウンジにも寄ることができずに飛行機に直行、慌ただしいアムステルダムとのお別れとなってしまいました。

ボーイング737からの北海とデンマーク

結局定刻から15分遅れてアムステルダムスキポール空港を離陸、アイセル湖、フリージア諸島、北海と、北ヨーロッパ地方の陸地を眼下に見ながら優雅な空の旅、とはいかず、めちゃめちゃ揺れる空の旅はボーイング737-800ショートボディが今日の相棒であります。

スキポール空港からストックホルムアーランダ空港までの飛行時間は1時間30分ほどであり、まさにあっという間に着く予定ですが、なんと機内食であります。

簡単なサンドイッチでありますが、わたしの中でこの路線は価格的にもシートピッチ的にもLCCだと思い込んでいたため、衝撃でありました。

さすが、エールフランスグループであり、SASスカンジナビア航空も買収されてスターアライアンスを抜けてしまうわけであります。

しかしながら、まだお腹は空いていないので、この貴重なサンドイッチはバッグパックにしまい、あとで食べることとします。

サンドイッチをしまうと、窓の外には鋭角な半島が美しく見えています。

デンマークはコペンハーゲンの北に位置し、スウェーデンとの国境でもあるエーレ海峡であります。

遠くヴェン島も見えており、目を凝らしたらコロンボー城も見えるかもしれません。

その後も北欧らしい海岸線を見ながら、よく揺れる空の旅が終わり、スウェーデンの玄関口、アーランダ国際空港に到着です。

アーランダ空港からブロンマ空港への移動|ストックホルム市内経由 バスはクレジットカードが利用可能

海外発券✕海外発券

わたしは今回、何をしにここスウェーデンはストックホルムに来たか、というところから少しだけいいでしょうか。

今回の旅程を簡単に書くと以下であります。

成田−ベルギーオランダ−ストックホルム

これだけ見ると、普通に成田からヨーロッパ、ちょっと北欧でありますが、実は今回の旅程の全貌は以下であります。

東京−シドニー−東京−ベルギー−ストックホルム−東京−シドニー−東京−ストックホルム−ベルギー−東京−シドニー−東京

これが海外発券✕海外発券であり、海外発券のサンドイッチであります。

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最初のベルギーのあとにオランダを陸路で挟んでいて、後半のストックホルムのあとには空路でヘルシンキとオスロ、コペンハーゲンが挟まる予定です。

詳しくはまた別記事にまとめますので、その時はどうぞよろしくお願いします。

アーランダ空港

そのようなわけで、わたしは今ストックホルムはアーランダ空港におります。

ここから今回の旅のスタート地点であるブリュッセル空港に戻るのですが、戻るのはアーランダ空港からではなく、ここから少し離れたブロンマ空港という、どちらかというとストックホルムの「じゃない方」の空港から戻ります。

とりあえずはアーランダ空港、スタバも電源もあるので、わたし的に過不足ない素晴らしい空港であります。

アーランダ空港からブロンマ空港

アーランダ空港からブロンマ空港に直接行くつもりだったのですが、乗り換え時間が多めにあるので、ストックホルムの市内まで出てみることにしました。

そのため、アーランダ空港からブロンマへの直接の接続を細かくご紹介できませんが、紹介するまでもなく簡単でしたのでお伝えします。

アーランダ空港を歩いて外に出ると、目の前にあるのはバス停でありますが、そのバス停の9番に行きます。

バス停はそんなにたくさんあるわけではないので、すぐ分かります。

9番に来るバスはブロンマ空港行であり、それに乗れば完了であります。

簡単です。

アーランダ空港からストックホルム市内 バスチケットの買い方

そして今回乗るのはこちら、ストックホルム市内行であります。

8番から出ます。

バスにはクレジットカードで直接決済する端末が付いていますが、使える場合と使えない場合があると言っていて、今回は使えなかったので、バスの目の前にあるこの↓機械でチケットを買いました。

チケット購入画面はこのようになっていて、まずは右上の言語からお好みの国旗を選びます。

ここでは英語を選択します。

次にクレジットカードを差し込むかタップしますが、なんとこれダイナースもアメックスも使えるというパーフェクトぶりを発揮していました。

JCBはそもそも日本人のためのカードなので基本使えません。

次に目的地を選択。

左がストックホルム市内方面

右がブロンマ空港方面

真ん中は分かりませんが、ここではストックホルム市内方面であります。 

片道か往復か出てきますのでお好きな方をタップ。

わたしは市内からブロンマに行くので片道です。

スウェーデン・クローナはざっくり言うとユーロの10分の1の価値なので、片道149Krは14.9ユーロだと考えると簡単です。

なので2,200円くらいということになります。

行き先が決まったら最後に枚数を入力します。

オーケーをタップして、これで完了です。

あとはバスに乗って市内、ストックホルム中央駅まで行くだけであります。

アーランダ空港からストックホルム市内まで 電車での行き方

前述のとおり、わたしはバスで市内まで出ましたが、実は最初は電車に乗るつもりでありました。

理由はとくにありませんが、ベルギー・オランダ間でずっと電車だったため、なんとなく電車慣れしていたというところだと思いますが、結局乗りませんでした。

アーランダ空港から電車の駅は直結であり、空港の制限エリアを出たところにある看板にしたがって進むだけと簡単です。

ストックホルムシティ方面行の電車です。

てくてく歩いていくと、めっちゃ深いエスカレーターがあるので降りていきます。

ウクライナがロシアから空爆を受けているときに市民が地下鉄に避難していたのと同じように、スウェーデンでもそのための深さなんだろうと思うところでありました。

事実は分かりませんが、地理的にそうだと感じます。

一番下まで来ると電車のホームであり、ホームを抜けて違うターミナルに移動できるようにもなっていました。

アーランダで乗り換える時はホームを通る可能性があると覚えておくことにします。

ストックホルムセントラル(中央駅)行きの電車は来ていますが、チケットを買う必要があるようで、ホームに券売機的なディスプレイ端末がありました。

見てみると

高っ。

ストックホルム中央駅まで片道320Krとあります。

約5,000円です。

これ、券売機でなく、クレジットカードで直接乗れたとしたら金額見ないで乗ってしまい、シドニー空港からの電車と同じく、クレジットカードの明細を見てひっくり返るところでありました。

スウェーデン到着早々物価の高さにびびって、一目散に電車のホームから逃げました。

結果、前述の通りバスに乗ったというわけであります。

ストックホルムシティでIKEAでおなじみのミートボールを食す

さて話は戻ってバスでありますが、バス車内は電源も荷物置き場もあり快適そのものであります。

車内では停車するバス停の案内アナウンスとともに、前方ディスプレイにも表示されるので安心であります。

快適な車内で景色を楽しみながら進むこと45分、なにやら素敵な街並みが見えてくるとストックホルムシティであります。

ストックホルムセントラル駅の目の前が大きめのバスターミナルであり、到着地としてはバスでも電車でも変わりはないようです。

現在時刻は14時15分、余裕を持ってブロンマ空港に着きたいのでバスの時間を調べておきます。

15時20分発のバスに乗りたいとろであり、滞在時間は1時間とします。

弾丸ストックホルムであります。

時間もないので歩きながらいい感じの店を探し、スウェーデン名物のミートボールを食べたいところです。

歩くこと10分、見つけました。

ビストロなんとか。

ランチタイムも終わっており静かな店内でありますが、時間もないので入ります。

「やってますか?」

「ん?」

「店はあいてますか?」

「イエスイエス、こちらへどーぞ。」

ということでおしゃれなテラス席へ案内され、ランチメニューを渡されます。

英語での記載もあるので、わたしのような迷える観光客が来ることが多いのかもしれません。

頼むものはミートボール一択であり、ついでにスウェディッシュビールを注文します。

おしゃべりの好きそうな女性オーナーさんらしき人が、わたしに中国人?韓国人?と聞いてきたりします。

日本人だと答えると、今度東京にスウェーデン料理屋を出すのよ!とのことでありましたが、街の名前までは分からず、話が膨らみませんでした。

わたしのうしろに座っていたドイツ人にもガツガツ話しかけていましたが、しつこいというわけではなく、楽しませようとしてくれていることは伝わります。

スウェディッシュミートボール|BISTRO BESTICK

待つこと10分、来ました、本場スウェーデンのミートボール。

感動であり、なんかもう来年のスウェーデンは来なくていいんじゃないかと思える満足度です。

IKEAのベリーはジャムですが、ここは果実のままの提供であります。

ビールはまぁビールですが、現地の水で出来たものを身体に入れるのは旅の醍醐味です。

ミートボールといってもその辺のハンバーグよりもボリューミーであり、一個一個がしっかりしています。

味はもちろん絶品であり、ぺろっとなくなってしまいました。

ごちそうさまでした。

食後にデザート、クレームブリュレを勧められましたが、時間がないのでまた今度ということにして店を出ようと会計をお願いします。

伝票に書かれた金額を…二度見です。

ビールとミートボール。

5,000円でした。

ぼったくられてるわけではないようなので、やはり物価と円安、賃金の違いであります。

日本、完全に負け組です。

美味しかったので笑顔で支払います。

うしろに座っていたドイツ人に、よい旅をとひと声かけて店を出たら、バスターミナルに戻ります。

ストックホルムセントラルからブロンマ空港 バスの乗り方

バスターミナルに戻る途中、セブンイレブンがあったので思わず写真を取りました。

北欧にセブンイレブンのイメージがなかったので驚きです。

来年来たときに寄ってみたいと思いますが、今日は時間がないのでパスであります。

バスターミナルの中には数メートルおきにバスチケットの券売機があるので、そこでチケットを買います。

買い方は空港と同じであり、行き先を選んで枚数を撰んで完了です。

チケットを買い、バス乗り場を確認したら、まだ7分くらい時間があります。

このストックホルムセントラル駅前だけで2店舗ある「エスプレッソハウス」が気になったので、エスプレッソ好きとして寄ってみることにしました。

「エスプレッソドッピオで」と言ったら伝わらなかったのですが「エスプレッソをダブルで」と言ったら伝わりました。

4ユーロ、良心的です。

バスで飲んでもいいのですが、エスプレッソであり、一瞬で飲み終わるので飲み干します。

リエージュのエスプレッソが美味しすぎたせいか、5点満点で2.5点といったところでした。

食後にエスプレッソが飲めただけ有り難いことです。

ごちそうさまでした。

さて、出発の時間です。

3番のバス停からブロンマ空港行のバスに乗ります。

ちなみに日本に帰る場合はたいていアーランダ空港利用なので、2番のバス停からアーランダ空港行のバスに乗ります。

このバスにも荷物置き場と電源はあったので、なんの不便ありません。

バスに乗ってわずか20分、もう着きました。

ストックホルムの「じゃない方」の空港、ブロンマ空港であります。

ブロンマ空港からストックホルム市内 バス乗り場

わたしはここからブリュッセルですが、ブロンマ空港からストックホルム市内に行きたい方へお伝えします。

とても小さな空港なので、迷うことも考えることもありません。

空港を出たら目の前のバス停、というかバス停は1個しかありませんので、そこでストックホルムシティ行きのバスを待って乗るだけであります。

バス停にはストックホルムシティ方面以外も来ますが、ストックホルムシティ方面がいつ来るのか表示されているのでご安心ください。

バスが来るまでに↑この券売機でチケットを買っておいてください。

買い方はこの記事の上の方に書いてあるので、お手数ですが戻ってご覧ください。

ブリュッセル航空利用、ストックホルムブロンマ空港からベルギー ブリュッセル

閑話休題、ブロンマ空港です。

神戸空港くらいを想像すると良いかもしれません。

ちょっとした食べ物とショップ、以上でありますが、ベルギー、オランダではお世話になったWOK屋さん(店は違います)があったことはもれなく書いておこうと思います。

出発まで1時間半あまりありますが、することもないのでチェックインをして制限エリアに入ります。

ブロンマ空港|BRAラウンジ

制限エリア内に入るとガラーンとしております。

ガラーンとした中にあるのは一軒の売店と一軒のカウンターバー的なお店、そしてBRAラウンジというラウンジです。

BRAラウンジはブラーセンリージョナルエアというところが運営しているようで、この会社は現在投資会社が持ち主のようですが、SASが買収したりKLMが買収したり、ノルウェー発祥であったり、スウェーデンのリージョナル航空であったり、紆余曲折の多い航空会社のようでありますが、とにかくこのラウンジは現在ブラーセン航空のラウンジであります。

利用条件は以下であります。

・ブラーゼン航空の上級会員

・スターアライアンスゴールド

・プライオリティパス

・ラウンジキー

・ダイナースカード会員

という感じであり たいてい入れますが、スターアライアンスについてはスターアライアンスゴールドの会員番号が必要と言われ、わたしは番号なんて知らないのでANAカード見せたりアプリ見せたりしましたが、終始不機嫌そうな受付の方は首を縦に振りませんでした。

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あいにくプライオリティ・パスはANAダイヤモンドになったときに対象カードを解約してしまったので持っていません。

よく見るとダイナースカードもオーケー的なことが書いているように見えたので、これで入れる?と聞くと「無理」と言われます。

が「ここに書いてあるけど…」と言ってカードを渡し、スキャンすると入れました。

面倒なラウンジです。

万人を受け入れるタイプのラウンジ内は当然混雑しており、落ち着いてくつろぐという雰囲気ではありませんでしたが、わずかながら電源があったので良しとします。

時間的にも搭乗時間になる頃なので長居は無用であります。

食べ物はスナック菓子、飲み物は水やジュース類、コーヒー紅茶の用意がありました。

ブリュッセル航空 SN2306便|予約クラス(U)

前述のとおり、ここブロンマ空港から乗る飛行機は、ベルギーブリュッセル経由の成田行きであります。

わたしが予約したものではなく、ストックホルム〜東京間をANAにて予約したときに自動的に経由便として予約されたものであります。

時刻は17時30分、スウェーデンはアーランダ空港に到着してから4時間後、同じくスウェーデンはブロンマ空港を出発です。

予約クラスはUであり、積算率70%、搭乗ポイントはありません。

ダイヤモンド修行としては積算率100%の予約クラスMが定石でありますが、ストックホルムを出発するM便は早朝であり、今回のわたしの場合だと前日にアムステルダムを出発してストックホルムに前泊しなければならず、時間的にも観光的にもロスが多く難しいため、PPのロスには目をつむった夕方発のUとなっています。

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そんなブリュッセル航空SN2306便、エアバスA320は定刻に出発、わたしの席には本来真ん中の席の女性が座っていて「え?ここに座りたいなら変わってもいいけど」と、なぜか逆ギレされながらも席につきました。

ストックホルムブロンマ空港を出発してから1時間ほどすると、飲み物のサービスが始まったと思いきや、飲み物は有料でありました。

ストックホルムに来るときのKLMが機内食まで出たことを考えると、ANAとして予約した便の方がサービスが少ないと不思議な気持ちになりますが、あと1時間もすればブリュッセル空港のラウンジが利用できるはずであり、静かに時が過ぎるのを待ちます。

ブリュッセル空港 ダイヤモンドラウンジ

離陸から2時間少々、ブリュッセル空港ターミナルA60番に到着です。

シェンゲン協定内の乗り換えであれば、同じくターミナルAでありますが、ここから日本に向かうわたしはターミナルBに移動であります。

このターミナルA(ゲートA)60番からターミナルB5番までは、超がつくほどの遠さであり、実測で19分かかりました。

けっこうな早足で、であります。

思った以上に時間がかかったターミナル間の移動ですが、無事に着いたターミナルB5番ゲートの目の前がダイヤモンドラウンジの入口階段でありました。

階段を上るとダイヤモンドラウンジ、時刻は20時20分です。

今朝アムステルダムの王族の部屋で起きてから1日を過ごしたわけであり、シャワーを浴びたいわたしは入ってすぐ受付で確認します。

「シャワー空いてる?!」

返事は「ソーリーサー。」でした。

というわけで、シンガポール同様、わたしは乗り継ぎではシャワーを浴びられない運命のようです。

仕方がないので諦めて、今回の旅の締めくくりにベルギービールで乾杯です。

この後は無事にアップグレード済のビジネスクラスでの美味しい夕食が待っているので、軽くつまむ程度とし、階段おりて目の前の搭乗口からANA、NH232便成田行きにグループ4くらいのタイミングで乗り込みます。

ブリュッセルから成田 ANAビジネスクラス海外発券

1週間ほど前、成田からブリュッセル入りしたわけですが、このブリュッセル発の飛行機はあくまで「ストックホルム発、ブリュッセル経由の成田ストップオーバー、シドニー行」であり、ストックホルム発券の海外発航空券(U)であります。

そのため、ブリュッセルに来たときの航空券の状態は、ブリュッセルでストップオーバー真っ只中という状態であります。

このストップオーバーの解消のため、PPがリセットされる来年に改めてストックホルム入りして北欧を巡ってブリュッセルに戻ってきます。

ブリュッセル線|ANA機内食

飛行機は定刻から少し遅れて夜のブリュッセルを飛び立つと安定飛行まではすぐであり、待ちに待った夕食タイムであります。

夕食は誰がなんと言おうと帰路は和食でありますが、前菜にはシャンパンです。

成田からの行きがけに間違えて頼んでしまったベルギービールを、せっかくだから頼みたかった気持ちは有るのですが、さっきラウンジでベルギービールを飲んでしまったことに加え、ブリュッセルのスーパーで現物を見た達成感もあるためスルーとします。

というわけでメインの和食には日本酒、獺祭を合わせて美味しく美味しく、美味しくいただきました。

WOKも美味しいですが、それはそれであります。

食後のデザートにはクレームブリュレをひと口とデカフェのコーヒー。

歯磨きを済ませたらフルフラットで就寝であります。

おわりに

7時間ほどしっかり眠ったあとは、いつも通りのシャンパンとチーズ、そしてダラダラ映画でありますが、まずは行きの機内の続編であるこちらです。

シャザム2。

しっかり続編として面白かったので、きっと3も制作されることでしょう。

そして2作目がこちら。

白鯨、ザ・ホエールであります。

ブレンダン・フレイザーの復帰作とでも言うのでしょうか、アカデミー受賞作である本作品、重たそうなので避けていましたが、見るものもないので観てみました。

作品よりもブレンダン・フレイザー自身の特殊メイクも含めた変わりようと演技に見入る感じであり、脚本としては良くわからない映画であります。

宗教が絡んでくる感じ、今の日本の◯◯教会解散請求と重なり、苦い感じです。

容姿端麗であったブレンダン・フレイザーさんにとっては、容姿ではない形で自身が評価されて何よりです。

必要とされる場所があるのは生きる力になるものです。

夜ブリュッセルを出発した飛行機は、成田が近づくにつれて朝から昼になり、そしてまた夜に変わっていきます。

画像中央、遠く夕焼に染まる富士山を臨みながら成田空港へ到着します。

成田からは高速バスで新横浜まで直通、スリにも遇わず、ケガもせず、無事にダイヤモンド修行を兼ねたヨーロッパ遠足が終わりました。

今回の帰路分、ストックホルム〜成田線のPPは以下のとおりです。

ストックホルム〜ブリュッセル:564PP(U)

ブリュッセル〜成田:4,246PP(U)

合計:4,810PP

2023年度合計:77,957PP

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