シドニー空港から市内へのアクセス｜エアポートリンク（電車）高すぎる問題を回避して安く移動する方法

マニアック経路の費用｜ドメスティックターミナルから徒歩・マスコットから電車

インターナショナルターミナルからT-Bus（トランスファーバス）を利用してドメスティックターミナルT2まで移動し、そこから徒歩でマスコット駅、マスコット駅からサーキュラーキー駅までエアポートリンクに乗った場合の費用は

3.79ドル
インターナショナルターミナルを出発してからの所要時間は約55分

多少マニアックな経路の費用｜インターナショナルターミナルからバス、マスコットから電車

インターナショナルターミナルから420Busを利用してマスコット駅まで移動し、そこからサーキュラーキー駅まで電車に乗った場合の費用は…

6.99ドル
インターナショナルターミナルを出発してからの所要時間は約40分

一般的な経路の費用｜インターナショナルターミナルからエアポートリンク直通

インターナショナルターミナルからエアポートリンクに乗り、サーキュラーキー駅まで移動した場合の費用は…

20.45ドル
インターナショナルターミナルを出発してからの所要時間は約20分

そう、こんなに違うのであります。

私ぶりぶりマイラーは、この金額を20～30分短縮のために支払うことが精神衛生的に出来ないため、マスコットまで歩くか、バスでの移動を試みました。

シドニー空港からのエアポートリンクが高額な理由

そもそも何故ここまで料金の違いが出るのか、という話であります。
理由は単純であり、以下であります。

その空港駅使用料はというと、15.74ドルであり通常の運賃とは別に徴収されます。
エアポートリンクでオフピーク時に30％割引にならないのは空港使用料が運賃とは別徴収されるためであります。

エアポートリンク空港駅利用料｜この場合はどうなの

この空港駅利用料は、ひと駅でもかかります。
マニアックな移動経路で、インターナショナルターミナルからドメスティックターミナル間の移動にT-Busを利用しているのはこのためであります。

インターナショナルからドメスティックターミナルひと駅利用の場合は、さすがに15.74ドル満額徴収されるわけではありませんが、普通運賃と空港駅利用料を合わせて7.79ドルかかります。
ひと駅で、であります。

420バスもドメスティックターミナルへの輸送手段となりますが、バス停一つ分で3.20ドルであります。
バスには空港駅利用料はかからないものの、空港間の移動が有料なのはいただけません。
※数年前まではT-Busがなかったというから驚きであります。

インターナショナルターミナルからドメスティックターミナルへの移動手段として、このほかに各航空会社が提供しているトランジットバスがありますが、その航空会社の乗り換え便を利用していないと使えません。

タスマニア島に行くときに利用した、T3に移動するカンタス航空のバスがそれでありました。

おわりに

はじめに書いたとおり、わたしは日帰りシドニーでサーキュラーキーやロックス、オペラハウスをサクッと観光して、往復エアポートリンクを利用しました。
往復で利用してしまいました。

そのときの費用が以下であります。

どうやって空港から市内に出るのか、だけを調べるとエアポートリンクがあるから簡単、便利にすぐ着くよ～。

的なことしか書いていませんが、まさかこんなに高いと知っていたら、もう少し調べるべきでした。

子連れだったり荷物が多いときはエアポートリンクを使うことになると思いますが、この記事がどうか皆さんの役に立つことを願います。

市内、サーキュラーキーやセントジェームス、セントラル方面からシドニー空港へ戻る場合も空港利用料はかかりますので、帰り方も近いうちにまとめてみようと思います。

急いでいる人、マネーに余裕のある人ならぜんぜんいいのですが、往復約5,000円は安くないです。
1豪ドル80円以下の頃ならまだ良かったのかもしれませんが、これだけ日本が弱くなると、海外旅行にはもうひとつ工夫が必要なのかもしれません。

海外の安全だけはケチると逆に高くつきますが。