2026年3月、6年目となるANAダイヤモンド修行1発目のアップグレードが失敗となりました。
そしてその失敗記事を書こうと思っていた矢先、2回連続でアップグレード失敗という前代未聞の事態となりましたのでご覧ください。
2026年度ANAダイヤモンド修行
今年はANA最後のアップグレードポイント利用年ということで、この先のダイヤモンド修行をどうしようか悩みに悩んでいる私ぶりぶりマイラーですが、今年もアップグレードポイントは頂いていますので素直にダイヤモンド修行に勤しもうと思っています。

そのダイヤモンド修行第1弾はニュージーランドであり、ニュージーランドのオークランドまではシンガポール航空を利用。
シンガポール航空を利用した理由は、ANAダイヤモンド会員としてチャンギ空港のターミナル2ラウンジを利用してみたかったからですが、オークランド線はこれまで通りターミナル3であり、これまで通りのシルバークリスラウンジでありました。
残念過ぎます、贅沢な悩みですが。

オークランドでの滞在を終えてホームであるシドニー空港へ空路移動し、そこからオーストラリアへ入国することなく羽田へと戻るルートが問題のANA便です。
搭乗前日になってもアップグレードのメールはなく空席待ち中の表示のまま。
搭乗当日、最後のチャンスであるゲートピンポンを祈りながらグループ1で搭乗するもまさかのスルー。
絶望のままにエコノミークラスへと乗り込んだのです。

アップグレード成功率
本当に久しぶりのエコノミークラス(国内線では基本エコノミークラスですが)は約10時間のフライトであり、まさに心身ともにボロボロです。
いえ、贅沢病なのは承知しております。
夜便ということもあり、食事よりも銘酒よりも横になれない、足を伸ばせないことが一番苦痛でした。
どうやらわたしはZIPエアのフルフラットシートで大丈夫な人間のようです。
そして飛行機は羽田ストップオーバーという形で後日ギリシャへ向かいました。

この羽田ーギリシャ間の往復はちゃんと事前にアップグレードが落ちてきていましたので快適な空の旅であります。(EU乗り換えなのでビジネスクラスは羽田ー乗り換え地間のみ)
そしてシドニー発券なのでいつも通り羽田からシドニーに帰る必要があり、シドニーまで飛びます。
ここもありがたいことに事前アップグレード済なので快適な9A。

そして次です。
再びシドニー発羽田行きの便のアップグレードが落ちてきていません。
前日確認した時点でビジネスクラスの空席は1つ。
タイミングによっては満席の表示です。

通常は羽田を出発する時点で翌日の帰路便(自分が乗ってきた便)がチェックインできるのですが、エラーによりできません。
恥ずかしいから嫌なのですが、羽田第2ターミナルのダイヤモンドチェックインカウンターに寄り帰路分のチェックインと発券をお願いします。
「乗ってきた便で帰るのですが…」と。
返答は「アップグレードの可否が不確定という理由でこちらではチェックイン出来ないようです」とのこと。
これは期待しちゃいます!
まだアップグレードの可能性が残っているようです。
とはいえ結果はご存じ、表題のとおりです。
しかしこの時点では本当に期待していました。
さすがにシドニー出発が2回連続エコノミークラスということは無いだろうと。
「今シドニーに着いたのですが羽田に帰るので発券してください」
そしてそこで伝えられた言葉は忘れられません。
「ノーチャンス アップグレード ソーリーサー」
こちらも「イッツオーケー」などと笑顔を返しますが、前回の絶望が思い起こされて顔が引きつっていたに違いありません。

シンガポール航空のオークランド線はプロパーで片道ビジネスクラスを取っているのでそれを除くと
「SYD-HND」
「HND-MXP」
「IST-HND」
「HND-SYD」
「SYD-HND」
今年のANA国際線は現時点でこの5便に搭乗していて、そのうち2便がエコノミークラスなのです!
その確率【40%】
繰り返しますが、エコノミークラス率は40%!
嘘みたいだろ
ダイヤモンドなんだぜ、これで。
ダイヤモンド隣席ブロック
今年に限って言えば現時点でアップグレード成功率60%とというとんでもない数字になりますが、これまでのダイヤモンド6年間で言えば年間15回ほど国際線に乗るとして15×6年=90回はすべてアップグレードしてもらっていました。
なので正確なわたしのアップグレード率は97.8%であります。
これを高いとするか低いとするかは人それぞれです。

さてダイヤモンドといえば隣の席に他人が座らないように手心を加えてくれる「隣席ブロック」が有名ですが、今回のアップグレード失敗に関して言えば2回とも隣席がしっかりいました。
空席があるときだけ、というのは重々承知しております。
でもアップグレードもなし、隣席ブロックもなし、アップグレードポイントもなくなる、ANAラウンジ入室基準は300万円以上という現実を受け入れることが出来ないのです。
おわりに
前々から書いている通り、アップグレードはプラチナ以下SFC会員にはほとんど落ちてくることはありません。
そしてダイヤモンド会員であっても5回中2回もアップグレードを失敗する時代です。
シドニー線は多くのオーストラリア人が搭乗していますが、オーストラリアの方からするとANAのビジネスは単純に安いことが最大の理由だと考えています。
私たちが貧しすぎると言っても語弊はありません。
オーストラリア人ひとり当たりのGDPは日本人の2倍ですから。(国としては日本が4位ですが)

アップグレードポイントが終わることが決定している今、アップグレードでビジネスクラスを狙うのはマイル的にも確率的にも厳しくなっていることは体感としても間違いありません。
実際わたしがこれまで通り年15回ほど国際線にアップグレード前提で搭乗する場合、アップグレードポイントなき今必要なマイルはざっくり40万マイル。
これまでと同じやり方はもう通用しません。
少なくとも外国人はアップグレードでビジネスに乗っていません。
であればダイヤモンドもダイヤモンド+moreも正規運賃には敵わないという現実を受け入れるしかないのかもしれません。
