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ブリュッセル北で死者2名の銃撃事件|2週間前にいたダブルツリーブリュッセルから900メートルの場所!

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2週間前にいたブリュッセル北で殺人事件がありましたのでお伝えします。

ブリュッセルノード(北)駅付近の雰囲気

先日リエージュからの帰りに降り立ったブリュッセル北駅前はなんとなく治安のよろしくない雰囲気をかもし出しており、ちょっと柄の悪い若い人たちがちらほら集まっている感じでした。

そのときの寝床であるダブルツリーブリュッセルまでの道すがらは、なるべく誰とも目を合わさずに足早に進んだ記憶があります。

ブリュッセル北駅
ブリュッセル北駅前

ブリュッセル北の銃撃事件現場

しかし、今回の銃撃事件の現場はブリュッセル北駅からは離れており、駅前のなんとなく治安が悪そうというのとは関係が無さそうであります。

報道を見ると、被害者はスウェーデン人であること、サッカーのユニフォームを着ていたこと、アラーは偉大と叫んでいたことなどから、犯人の気に障ったというだけで殺されてしまったのかもしれません。

それだけで殺されてしまったとしたら、まぁ酷い話でありますが、わたしがびっくりしたのはその場所であります。

当日はダブルツリーブリュッセルに宿泊していたのですが、そこから大通りを西に500メートル進んだ場所が現場であり、その現場は決して治安の悪いような場所ではないということです。

↑この画像はダブルツリーを撮った画像でありますが、画面左に写っている大通り、これを500メートル進んだ先が現場です。

車も多く通りますし、人も多く歩いています。

写真は早朝なので誰もいませんが。

現場付近にいたわたし

なにより、わたしはブリュッセル北に到着した日の夜、事件現場まで400メートルくらいの距離にいた、ということです。

それがこちらのスーパーです。

このスーパーはダブルツリーブリュッセルから事件現場方向に500メートルくらい進んだところにあり、画像の一番奥になんとなく写っている交差点が今回の銃撃事件現場であると考えると結構怖いです。

見ての通り、きれいで開けた通りであり、写っていない左側がブリュッセルセントラル方面で、店も増え、明るくもあり、さらに治安は良さげになっていく場所なのにです。

おわりに

ブリュッセル北はちょっと治安が…ということは言われていますし、わたしのそのときの記事でも触れました。

しかし、今回の銃撃事件現場はブリュッセル北というわけではなく、ブリュッセルブロックならどこでもあり得るという場所であります。

海外において身体的、金銭的安全管理は最優先事項でありますが、特定の何かを主張することは特定のだれかを刺激することになると、肝に銘じたほうが良いのかもしれません。

今回であれば、スウェーデン代表のユニフォームでありました。

犯人の逮捕と被害者の冥福を祈るしかありません。

ベルギーの首都ブリュッセル中心部で16日夜、2人のスウェーデン人が何者かに射殺された。ほかに1人が負傷した。ベルギー当局はテロ警戒レベルを最高度に引き上げた。
 ソーシャルメディアには、過激派組織「イスラム国(IS)」から来たと称する男が自らが襲撃者だと明かす動画を投稿。殺害したのは2人でなく3人だと主張している。
 ベルギーの連邦検察当局によると、逃走中の容疑者はイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突とは無関係という。
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 スウェーデン政府は詳細を把握するため、ベルギー当局と連絡を取っていると明らかにした。
 地元紙によると、犠牲になったのはサッカーのサポーターだった公算が大きい。この日はサッカー欧州選手権の予選がブリュッセルで行われ、ベルギーとスウェーデンが対戦していた。試合は安全保障上の理由から中断された。
 スウェーデンは8月、国内でイスラム教の聖典「コーラン」が燃やされるなどの騒ぎが相次ぎ、イスラム教徒の反発を招いていることからテロ脅威評価を2番目に高いレベルに引き上げたほか、海外でもスウェーデンの利益に対する脅威が拡大していると警告した。

ロイター通信
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