今年2024年の夏頃から解禁されることとなったいたANA国際線機内Wi-Fiの無料化。
お盆時期にはまだ解禁されていなかったのですが、この度利用した各路線が解禁されていたのでスピードテストをしてきました。
2025年になりフランクフルト線に搭乗したところ、接続方法が変わっていたので一部更新しました。
ミラノ線が開通したので追加しました。
2025年8月5日から一部機材(B767-300ER)のWi-Fiが高速化され、これから数年かけて順次すべての機材が高速化される見込みですが、わたしは2026年の春まで国際線に乗る予定がないので以下は高速化される前の内容ということをご了承ください。
ANA国際線機内Wi-Fi
そもそもANA国際線の機内Wi-Fiは以前からありましたが有料でした。
それが今年の夏頃という曖昧なアナウンスで無料化されることになったわけでありますが、無料化されるのはビジネスクラスとファーストクラスのみとなります。
エコノミークラスとプレミアムエコノミーは引き続き有料であり、料金は以下の通りです。
2025年1月現在エコノミークラスとプレエコではテキストの送受信のみ無料での提供が開始されています。

国際線機内Wi-Fiは安い
意外と安いです。
フルフライトプランなら5-6時間の搭乗でも14時間の搭乗でも約22ドルであり、ざっくり1ドル140円くらいで計算すると3,000円となります。
現在のロシア上空を迂回した経路でのヨーロッパ線が15時間ほどの搭乗とすると1時間あたりは200円ということになり、ネットカフェの王者快活CLUBもびっくりのコストパフォーマンスであります。
これを見て3時間プランを選ぶ人はまずいないと思いますが、3時間プランや30分プランは接続してからの経過時間であり、2時間使って寝て起きて1時間使うという「分割した」使い方はできないので注意が必要です。
国際線機内Wi-Fiの準備
使えるようになるタイミング
国際線機内Wi-Fiは離陸後しばらく経ってから利用可能となりますが、使えるようになるまでの時間はケースバイケースで、離陸後気流が悪い状態が続くとしばらく使えません。
使えるようになる目印はいつかというとコンセントやUSBに刺している充電器に通電したときであります。
Wi-Fiカード
無料で国際線機内Wi-Fiを使うためにはWi-Fiカードが必要です。
現在は不要になり、搭乗日にメールでバウチャーコードが送りてきます。


この機内Wi-Fi用カードはすでに座席のテーブルに置いてある場合とCAさんが離陸前に配る場合と離陸後に配る場合があります。
どのタイミングでもらっても効果は同じであります。
機内Wi-Fiカードの裏面のバウチャーコードが書いてある部分はシルバースクラッチになっていて、ここを削ってコードを確認するわけですが、この削りカスはどうしたらいいのか非常に困ります。

機内なんて毎回掃除機かけるわけでもないと思いますし、掃除機をかけたとしてもスクラッチのカスなんて色々な細かいところに入り込んでしまうわけで取れなくなります。
塵も積もれば山となるであり、有害なのか無害なのか分からないスクラッチは即刻やめるべきと思うわけであります。
スタバカードはカスが出ないタイプだった気がしますし、せめてそちらに変更してほしいものです。
機内Wi-Fiの接続
機内Wi-Fiに接続するためには国内線と同様まず機内モードにしておきます。
そのうえで自身のデバイスのWi-Fi設定などからANA Wi-Fi Serviceを選択。

当然この段階ではネットにつながらないのは世間のWi-Fiと同じ。
ここで上の画像にあったQRコードを読み取るか「http://portal.inflight.ana-panasonic.aero」にアクセスします。
現在はANAアプリ上にWi-Fi接続アイコンが表示されます。
そうするとこの画面になるのでインターネット接続をタップ。
次にプランを選ぶ画面になります。


この画面の一番下、少し分かりにくいところにバウチャーコードの選択肢があるので先程のシルバースクラッチを削って出たコードとメールアドレスを入力、プライバシーポリシーにチェックをして完了です。
これで搭乗中はずっとネットに接続されます。

接続したあとは購入完了のメールが届きますが、明細はもちろん無料であります。

ANA国際線機内Wi-Fiの速度
それではANA国際線の機内Wi-Fiのスピードはどの程度なのか路線ごとにお伝えします。
機内Wi-Fi|羽田-シドニー線
羽田からシドニーへ向かう夜便のNH879。
スピードテストをしたのは機内食(夕食)が提供される前のわりと暇な時間帯であります。

ご覧のとおり下りで2.47メガという結果でした。
これを早いと取るか遅いと取るかは人それぞれでありますが、アマプラやNetflixを観るならダウンロードしてくれば良いわけであり、それを前提とすればわたし個人としてはまったく気にならないスピードでありました。
機内Wi-Fi|シドニー−羽田線
シドニーを午前中に出発するNH890便であります。
スピードテストをしたのは機内食後の同じく暇な時間帯であり結果は以下の通りです。

往路よりもだいぶ遅いのでインスタを見るのはややストレスがあるレベルでしたが、メッセージのやり取りなどは画像を送ったとしても問題なく使えます。
機内Wi-Fi|羽田-ミュンヘン線
羽田を夜に出発するNH217便。
機内食後しばらくしてからの時間帯、夜中なので寝ている人もチラホラいる時間の結果です。

ご覧のとおりです。
機内Wi-Fi|ロンドン-羽田線
ロンドンを19時に出発するNH212便。
機内食前と機内食後の2.3回テストしてみましたが、機内食前の方が結果が良かったことを付記しておきつつ、画像は機内食前の良かったほうです。

明らかに速度が遅いという印象で、1メガに満たないこともありました。
パソコンを開いている人がチラホラいましたし、寝る時間でもないので多くの人がネット回線を使っていることが要因なのかもしれません。
機内Wi-Fi|フランクフルト-羽田線
2025年1月末に搭乗したフランクフルトを夜出発する224便。
いつもと同じ機内食後の暇な時間帯に計測してみました。

エコノミーでのテキストメッセージが解禁された今も極端に数字が悪くなっていないのでいいと思います。
機内Wi-Fi|羽田線−ミラノ線
2025年2月末に搭乗したミラノ線。
食事後の落ち着いた時間に計測しましたが、日本時間で夜中の3時ということが影響している可能性があります。
就航したばかりということもあり、エコノミークラス含めてほぼ満席でしたがこのような結果になりました。

超速いです。
ミラノ到着前にもう一度測りましたが、その時も4メガ出ていたのでミラノ線は速いのかもしれません。
おわりに
本日JALが国内線の機内Wi-Fi速度を動画ストリーミングも可能なスピードにすると共に、国際線のエコノミークラスでも1時間だけではありますがWi-Fi接続を無料化しました。
ANAにおいても将来的に国際線エコノミークラスでもテキストメッセージレベルの利用に限定した接続をすると決定しているので、国際線のWi-Fi接続の標準化も時間の問題と言えます。
だいぶ前からシンガポール航空ではエコノミークラスを含めて機内Wi-Fiに接続できたことを考えると遅いですが。
「つはがらない権利」という言葉も一昔前に流行りましたが、やはり繋がりたい人のほうが多いということなのかもしれません。

そしてソウル線ビジネスでは「Wi-Fiサービスはございません」とアナウンスがありました。
2時間くらい我慢しろ、ということであります。
