ANAダイヤモンド修行を兼ねてタスマニア島に行ってきた際にレンタカーを借りて島内を1300キロほど走ってきたのでご覧ください。
タスマニア島ホバート空港から市内へのアクセス
タスマニア島の玄関口ホバート空港からホバート市内までは距離にして約20キロ、車での移動時間は20分程度であります。
この移動距離を何で移動するか、というところに関して費用の面でいうと「レンタカーがベター」といえますが、タスマニア島の旅行記・モデルコースで書いたとおり、観光する目的地がホバート近郊とポートアーサーくらいであればレンタカーは過剰といえるかもしれません。
なぜならホバートまではタクシーやウーバー、シャトルバスが出ているためであり、ポートアーサーまでは往復バス付のツアーがあるからであります。
ですがこれに「クレイドルマウンテン」や「ローンセストン」「ブルーニー島」が入ってくるとなると、レンタカー一択となってきます。
このうちクレイドルマウンテン国立公園は、時間が許すならぜひ訪れてもらいたい場所として強くお勧めします。
せっかくのタスマニア島ですし、レンタカーを借りてちょっと足を延ばしてみてください。
控えめに言って最高です。
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レンタカー以外はシャトルバスもタクシーも割高なのでお好みのほうをご利用いただければと思いますが、空港が小さいので出たらすぐにバス乗り場とタクシー乗り場で迷うことも探すこともありません。
案内看板もしっかりしているので安心であります。
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ホバート空港内のレンタカーカウンター
飛行機から降りてイミグレを抜けるとすぐにホバート空港内にレンタカーカウンターが並んでいて、ハーツ、ダラー、バジェット、エイビスなどなど多くの大手レンタカー屋さんがまさに軒を連ねています。
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これら大手のレンタカー会社はもちろん日本から予約ができますので、懇意にしているレンタカー会社や上級会員になっているレンタカー会社がある方はどうぞご利用ください。
レンタカーカウンターで手続きをしたら前述の看板の通り空港を一歩出たところに各レンタカー会社ごとのバス乗り場がありますので、スタッフさんに言われた通りそこまで移動します。
そこからバンやマイクロバスに乗って車両の置かれた場所まで行って借りる日本と同じシステムです。
タスマニアでのレンタカー費用
ハーツやバジェットなどの大手レンタカー会社で3日間コンパクトカーを借りると現時点25,000円~30,000円といったところであり、1日当たり10,000円程度と考えておくと良いと思いますが少々割高です。
これに加えて事故(もらい事故含む)の際の営業損失を補償する保険等に加入すると1日あたり2,000円~3,000円程度が別途かかりますので3日間だと40,000円弱となります。
この保険、日本であれば入らないという選択も全然ありだと思いますし私は入らない派です。
しかし、ここタスマニアでは事情が違います。
大切なのは「もらい事故であっても」営業できない分の費用を請求されるという点であり、誰かからもらう可能性が大いにあるのです。
もらい事故への対応
事故をくれる相手はだれか。
動物であります。
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まずホバート近郊からレンタカーで出るという場合、約1キロごとにワラビーやウォンバットの死骸が道路に横たわっています。
クレイドル山などの国立公園に向かう場合などは、国立公園が近づくにつれその距離が500メートルになり、200メートルになり、100メートルに1匹というペースで増えてきます。
地元の人の多くは「カンガルーバー」という昭和の日本でも流行った(とくにハイラックスサーフで)バンパーを装着しているので少しは安心でありますが、我々のレンタカーにはそのようなものは付いていません。
一般道でも110キロで走行するタスマニア人に合わせるため、スローペースで動物に気を付けながら安全運転というわけにはいかないため保険の加入は前向きに検討することをおすすめします。
山間部に行かないという方でも、夕方以降はホバート市内にワラビー的な動物が普通に飛び跳ねているので十分に考慮してください。
レンタカーの貸し出し条件
大手レンタカーの費用は保険込み3日間で約40,000円というところでしたが、タスマニアのレンタカーには貸し出し条件があります。
・満タンレント、満タン返し
・国際免許
ひとつめはタスマニアのどこのレンタカー会社でも同じで「満タンで借りて満タンで返す」というものであります。
ポートアーサーとブルーニー島くらいなら1回給油するくらいで事足りますが、どのみち給油は必要なので給油の仕方についての記事も用意する予定です。
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わたしのようにクレイドル山、ポートアーサー、ブルーニー島(仮)と周るときっちり2回ガソリンが空になりますのでご参考までに。
国際免許
ふたつめの条件は国際免許であります。
ハーツの利用条件に書かれているので、その他のレンタカー各社も大体同じであると思いますが以下のとおりです。
・21歳以上
・免許取得から3年以上
・英語で記載されていること
1つめと2つめは年齢的・時間的なことでありますが、3つ目は国際免許を取得していないとダメというところであり事前準備が不可欠です。
神奈川県の場合になってしまいますが、即日で国際免許を取得してきたときの記事を載せておきますので必要な方はご覧ください。
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安いレンタカー屋さんの探し方
今回のタスマニア旅行でわたしが借りたレンタカー屋さんは「Alice car rental」という家族経営の小さな小さなレンタカー屋さんでした。
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利用した理由は安かったから、であります。
現時点で調べてみると3日間で12,000円(保険なし)であります。
わたしのときはここ「Alice car rental」が一番安かったですが、現時点だと「bargain car rental」というところが最安値で3日間9,800円となっています。
わたしが借りたAlice car rentalもbargain car rentalもホバート空港内にカウンターはありませんが、入国後に電話すればすぐに空港まで迎えに来てくれます。
私の場合は飛行機の到着が30分遅れたこともあるためか、到着したらすぐに電話をかけてきてくれました。
気さくでまじめそうなアラブ系のお兄さんがお迎えでしたが、この人を含めた家族が経営者なので顧客対応は大手レンタカー屋さんのアルバイトとは比べるまでもありません。
英語ができなくても「アライブ」と「OK」が言えれば大丈夫でした。
お迎え場所は2枚目の画像の「Pick up & Drop off」いわゆる一般者の乗降場所であり、やはり空港を出て目の前であります。
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料金比較サイト discovercars.com
そんなレンタカー屋さんを見つけたのは、いわゆる価格比較サイトであります。
discovercars.comというサイトで、わたしが借りた小さなレンタカー屋さんからハーツのような大手まで比較することができて便利であります。
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パソコンからなら日本語も選べますし、スマホからはグーグルさんが翻訳してくれるので安心であります。
そして掲載されているレンタカー屋さんによってはネット上で決済ができるので現地で曖昧な英語で知らぬ間に不要な補償に入ってしまったりする心配もなく、なにより利用日の2日前までキャンセル料がかからないという素敵なシステムがあります。
早めに予約したほうが在庫も十分で安いというのが世の常なので、タスマニア旅行が決まったらとりあえず予約しおくということができるのは最高であります。
discovercars.com
おわりに
旅行記で書きましたが、タスマニアはわたしの想像よりも人気の観光地のようでありホテルの予約は人気のところからどんどん埋まり、当日の予約などとてもできません。
結果、車中泊となったわけでありますが。
同様にレンタカーも在庫がどんどんなくなりますから、早め早めに予約しておくことをおすすめします。
ワラビーとウォンバットの死骸は本当にたくさん道路上に転がっていますが、生きているワラビーたちが道路上に出てくることはわたしが運転していた日中は1300キロ走っても1回もありません。
夕方以降の暗くなった時間には出てきましたので、その時間以降に運転をしなければそこまで怖がる必要はないと思います。
写真に収めたいきれいな景色が多いどころではなく、写真に収めたい景色しかないタスマニア島。
自由に車を停めて広大な自然の中をぜひぜひ自由に楽しんでください。
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