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2024年一発目のアップグレードは往復同時成功|ANAダイヤモンド修行はじめます

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昨年の修行をそうそうに9月に終えて2024年度のダイヤモンドが確定してからほとんど飛行機に乗らない日々を過ごしてきましたが、2024年の修行一発目となる3月発シドニー行のアップグレードが珍しく往復同時に確定しましたのでご覧ください。

2024年のダイヤモンド修行予定

冒頭の「修行をそうそうに9月に終えて2024年度のダイヤモンドが確定」で少し触れていますが2023年度にすでに予約発券済みのフライトがいくつかあり、約40,000プレミアムポイントが確保されています。

2024年のフライト予定

【3月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - ホバート(LCC)
ホバート - シドニー(LCC)
シドニー - 羽田(M)

【6月】
羽田 - アーランダ(M)
アーランダ - ブリュッセル(M)
ブリュッセル - 成田(M)

【7月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(Q)

( )内は予約クラスであり、(M)はマイル100%加算+搭乗ボーナス400PPとなります。

一番最初の羽田-シドニーが3月出発で今年度最初のフライト、ダイヤモンド修行3年目のスタートとなりますが、その次が6月のアーランダ(スウェーデン)で帰路ブリュッセルに1泊して戻ります。
そのあと7月発となる「羽田-シドニー(M)」と「シドニー-羽田(Q)」が無駄なシドニー単純往復となってしまうので、ここになにか旅程を入れ込めないか…というところまで2023年時点で考えていました。

2024年追加フライト

その際に見つけておいたのがロンドン往復でしたが、7月という初夏の時期ということもありチューリッヒなんてどうか思い調べてみると絶好の観光シーズンのようであります。
現時点で予約はまだですが、シドニーまで行ってただ帰ってくるのは無駄なのでシドニー-チューリッヒを今年度最初の航空券購入にしようと思います。

スイス政府観光局

チューリッヒへの直行便はないので、ミュンヘン、フランクフルトかブリュッセル、ロンドン経由のいずれかになりますが、どこを経由しても獲得できるプレミアムポイントはだいたい28,000PPであり都合68,000PPとなります。

あと32,000PPですが、とりあえずQ運賃のシドニー-羽田で持っている航空券をすべて使い切り いったん日本に帰ってきてしまうので、チューリッヒに出発するためのシドニーに行かなければなりません。(言ってることわかりますか?)

そこで見つけたのがこちらです。

海外発券のための海外発券、ソウル発券シドニー行

海外発券のための海外発券であります。

シドニー発券チューリッヒ行きの出発地点であるシドニーに行くため、まず羽田からソウルに飛びソウル発券シドニー行きの飛行機に乗ることとします。

なぜそうしたかと言えば理由は一つ、お得だったから。でありますが、どれほどお得かご覧ください。

アンニョンハセヨ

総支払額:23万8,650円
燃油サーチャージ:なし
予約クラス:ソウル-羽田 エコノミー(B)
      羽田-シドニー プレエコ(E)
獲得プレミアムポイント:18,462PP
PP単価:@12.9円

これは使わない手はありません。
というわけでソウル発券でシドニーに飛び、入国することなくシドニーを離れてチューリッヒ入りという予定で行きますが、最初のソウルまでは特典航空券(往復)16,500マイルを使用します。
↑の例ではPP単価の良いプレエコを表示しましたが、実はビジネスクラスの運賃も燃油サーチャージがかからないこともあって割安(PP単価:@14.5円)だったので、今回はアップグレードではなく正規料金でビジネスクラスに乗ることとします。

JGCの修行でクアラルンプールに行った時以来の正規料金ビジネスであります。

シドニー発券ミュンヘン行き|本場オクトーバーフェスト

ソウル発券でシドニーに着いたら、シドニー発券でミュンヘンに行きます。
目的は本場ミュンヘンのオクトーバーフェストであります。

オクトーバーフェスト公式

私ぶりぶりマイラーは神奈川県の人間であり、神奈川県横浜市の観光スポットのひとつとして横浜赤レンガ倉庫というわたしとは縁のないおしゃれスポット的な場所があるのですが、毎年そこで開催されているオクトーバーフェスト(ドイツビールの祭り)にだけは必ず行っています。
だからなんだという話でありますが、本場ミュンヘンでオクトーバーフェストが開催されている9月末に仕事を休めそうな気がするので今のうちに予定を入れてしまおうということであります。

ミュンヘンに何日間いて何をするのか現時点では全く分かりませんが、オクトーバーフェストとノイシュバンシュタイン城だけ行ければ良しとするので滞在は3日くらいにして帰りはフランクフルトから帰ってこようと思っています。

航空券の並びはこんな感じであります。

①シドニー-羽田
②羽田-ミュンヘン
③フランクフルト-羽田
④羽田-シドニー

4区間の合計で28,000PP、そしてこのうち③の羽田到着時点で、プレミアムポイントが2025年のダイヤモンド獲得条件である10万PPを超える予定です。

冒頭でお伝えした2023年時点で予約済みの旅程と合わせるとこのようになります。

2024年ダイヤモンド修行仮確定版

今回追加した分を赤字で記載しています。

2024年のフライト

【3月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - ホバート(LCC)
ホバート - シドニー(LCC)
シドニー - 羽田(M)

【6月】
羽田 - アーランダ(M)
アーランダ - ブリュッセル(M)
ブリュッセル - 成田(M)

【7月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - チューリッヒ(M)
チューリッヒ - 羽田(M)
羽田 -
 シドニー(M)

【8月】
シドニー - 羽田(Q)※予約変更

【9月】
羽田 - ソウル(特典航空券)
ソウル - 羽田(Z)
羽田 - シドニー(Z)
シドニー - 羽田(M)
羽田 - ミュンヘン(M)
フランクフルト - 羽田(M)
…10万PP到達予定

【2025年1月】
羽田 - シドニー(M)
シドニー - 羽田(Z)
羽田 - ソウル(Z)
ソウル - 羽田(特典航空券)

9月の移動距離がひどいことになっていますが、時間も取れないのでおそらくこのまま予約発券となりそうであります。

ホバート(タスマニア島)とZ、Q運賃以外の予約クラスはすべてMであり、すべてビジネスクラスへのアップグレードが可能なものであり、その数は2024年度内で「13」であります。

とんでもない数です。

アップグレードポイント足りない問題

2024年4月にもらい受けるアップグレードポイントは60ポイントであり、1区間10ポイントを消費する欧米豪にあっては6回分(3往復分)ということになります。
13回アップグレード可能な運賃で搭乗することが決まっているとすると7回分(3.5往復)も足りません。

どうせアップグレードポイントが足りないのならば価格の高いM運賃でなく少しお安いU、H、Q運賃などで乗ればよいのかもしれませんが、そうするとプレミアムポイント算出の積算率が70%に落ちてしまい、30%分余計に飛行機に乗ってどこかに行く時間を作らなければなりません。

なによりU、H、Q運賃とM運賃では価格が30~50%ほど違いますが、積算されるプレミアムポイントも同じように違うためPP単価でみるとM運賃のほうが良かったりします。

そこで役に立ってくれるのがマイルくんです。
前回の記事で書きましたが、マイル積算率100%の運賃でダイヤモンド会員が14回搭乗(7往復)して貯めることができるマイルは約20万マイルであり、航空券の支払いを含むANAカード利用ポイントも含めると25万マイルほどが見込めます。

オーストラリア線の往復アップグレードに必要なマイルは5万マイルであり、単純に計算すると5万マイル×3.5往復分(7区間分)が17.5万マイルということになり、お釣りがくるレベルであります。

要するにアップグレードポイントが足りずともマイルでカバー可能な範囲であり、現時点でアップグレード率100%(わたし調べ)のダイヤモンド会員であれば心配無用と言えます。

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往復同時アップグレード

そんなアップグレードでありますが、ここでやっと表題の話に入れます。
「2023年に予約発券していた2024年3月出発のシドニー行き」は、2023年の予約段階でアップグレード申請をしていました。

前段のとおりアップグレードポイントは3往復分(60ポイント)しかないので、2023年の早い段階でアップグレードポイントをすべて使い切っているわたしは2024年4月まではアップグレードポイントの補充はなしであり、アップグレード申請は「マイルを使用」することとしています。

前々回のシドニー行きの時にはじめてのゲートピンポンを味わい、前回のブリュッセルでも出発前日アップグレードというドキドキを味わっていたので、出発3日前くらいに落ちてくればいいなーくらいに考えていたところ…

来ました。

無事アップグレード確定であります。
しかも往復同時アップグレードが確定するというレア通知であります。

オーストラリア線は出発が深夜に差し掛かる時間であり、どうしても小腹が減るため出発前のスイートラウンジで軽く食事をいただくことが多いのですが、そのせいもあって離陸後のせっかくのおいしいビジネス機内食とチーズ盛り合わせwithシャンパンを堪能できないことが残念なのです。

とはいえ食べるのですが、食べてすぐ寝て数時間で起きて到着すると内臓に負担がかかるので、9時間くらいの飛行時間ならあえてエコノミーで行ってもいいのかもしれないと最近は思っているところです。

どうせスイートラウンジでシャンパンもSAKEも食事も楽しめるのですから。

おわりに

スイートラウンジと言えば来月(2024年3月)からラウンジと機内の和酒(焼酎・日本酒)の種類が変わるそうです。

ANAプレスリリース

パッと見たところファーストクラスとビジネスクラスの格差が広がっているように感じましたがどうなのでしょうか。
来月シドニー線に搭乗したときに確かめてこようと思います。
わたし、焼酎は呑めないので日本酒のみの確認となりますが。

とにもかくにも2024年のダイヤモンド修行がいよいよスタートします。
ここで予定通り進むと3年目のダイヤモンドが確定することとなり、当初予定していた「石の上にも3年、ダイヤモンドも3年」ということになります。(どういうこと?)

アップグレードにしても桁外れのマイル積算にしても魅力にあふれるダイヤモンドでありますが、その反面として維持費も溢れるダイヤモンド。
続けるのか、やめるのか、今年中に決めなければなりません。

前述のとおり、すでに2025年の予約分として19,000PP分が決まっているので、自分で外堀を埋めてしまっている気がしなくもないですが。

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