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【ラウンジ訪問記】ミラノ・マルペンサ空港でラウンジホッピング|ANAダイヤモンド修行

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2025年2月、ANAのミラノ直行便が飛んだことを機にミラノ経由でエジプトへ行ってきましたので、その際に寄ったミラノ空港のラウンジたちをご覧ください。

プライオリティパスが利用可能なレストランも記載しています。

ミラノ・マルペンサ空港のラウンジ

ミラノ・マルペンサ空港の国際線ターミナルである第1ターミナルにはラウンジが5か所あります。

そのうちシェンゲン協定圏内用のラウンジが2つ、シェンゲン圏外用のラウンジが3つというラインナップとなります。

今回はミラノからラウンジの聖地イスタンブールへの渡航なので、シェンゲン協定に加盟していないイスタンブール=シェンゲン圏外用のラウンジ利用であります。

仮にミラノから日本に帰るという場合に利用するのもこちらとなります。

マップでいうと左側のサテライトと真ん中のサテライト、そしてその間の3か所にあります。

エアライン系ラウンジ

私ぶりぶりマイラーはANAダイヤモンドなのでスターアライアンスGOLDでもあり、かつプライオリティパスも一応持っております。

そしてこれから搭乗する飛行機は「スターアライアンス系」なのでワンワールドとスカイチームなどの専用ラウンジがあった場合は入れませんが、その心配はありませんでした。

さて羽田からミラノに到着し、乗り換え手続きを終えて出発フロアに来た場所は「B50ゲート」付近。

さっそく目の前には2つのラウンジがお出迎えです。

Gae Aulenti Premiumラウンジ

読み方がいまいち分からないラウンジであります。

「ガエオーレンティ」でしょうか、PREMIUMラウンジですがプライオリティパスやラウンジキーでは入れないタイプです。

一方、航空会社にはオープンでスカイチーム、ワンワールド、スターアライアンス、エティハド航空などなんでもOKとなっています。

最後に書きますが、実は今回このラウンジには入っていないので中の様子はお伝え出来ません。

お役にたてず申し訳ない。

とはいえ食事とアルコールはどこのラウンジも同じであったことはあらかじめ付記しておきます。

ラウンジ情報

・90席
・スターアライアンスなどエアラインの上級会員・ビジネスクラス以上が利用可能
・5時半~22時の間で時間制限なく利用可能
・食事、アルコール
・シャワーあり
・礼拝室あり

エミレーツラウンジ

Gae Aulentiラウンジの隣にエミレーツラウンジがありますが「ある」ということが分かっただけであります。

Pergolesi Classic ラウンジ

ミラノマリペンサ空港の第1ターミナルサテライト中央、B72、B80付近にあるのがPergolesiラウンジです。

こちらは誰でもウェルカムなほど開かれたラウンジであり、エアラインの上級会員たちはもちろんプライオリティパスやラウンジキーでも入場が可能となっています。

ここは窓がないクローズドなラウンジとなっていますが、食事は朝でしたがちょっとした温かいものからサラダまできちんとそろっています。

とくにドレッシングは個包装でありながら充実していたことが印象的でした。

アルコールはイタリアの名門PERONIが複数種とKozelというメーカーのビール、スパークリングワインと赤白ロゼの取り揃えで文句なしです。

電源もそれなりにあります。

ANA利用の場合プレミアムエコノミー以上に搭乗すると利用できるラウンジで、ANAビジネスクラス利用だと前述の「Gae Aulenti Premiumラウンジ」を利用するかこちらを利用するか選ぶことができます。

普通は搭乗口から近いところを選ぶと思いますが。

ラウンジ情報

・90席
・エアラインの上級会員・ANAプレエコ以上、プライオリティパスなどが利用可能
・5時半~22時の間で時間制限なく利用可能
・食事、アルコール
・シャワーなし
・窓なし

Montale Exclusive ラウンジ

ターミナル1のサテライトとサテライトの間にあるラウンジ。

今回紹介しているシェンゲン協定外向けの3つのラウンジの中で最大の広さと設備を誇ります。

食事とアルコールは前述の「Pergolesi Classic ラウンジ」とまったく同じです。

むしろこちらのほうが人気で混雑しているためかPergolesi Classic ラウンジより食材の充実度は若干低かったです。

設備はご覧のとおり充実しており、ソファなどの家具もたくさんあるので思い思いに過ごせます。

静かに過ごすためのサイレントルームがありますが、仮眠するための家具はありません。

ラウンジ情報

・245席
・エアラインの上級会員・ANAプレエコ以上、プライオリティパスなどが利用可能
・6時~22時の間で時間制限なく利用可能
・食事、アルコール
・シャワーあり
・窓あり
・1番の広さ
・喫煙室
・会議室
・ファミリールーム

プライオリティパス

ミラノマルペンサ空港にはプライオリティパスで利用できる上記2つのラウンジのほかに、プライオリティパスで利用できるレストランもあります。(ミラノ訪問時点)

今回はラウンジで過ごしたためお腹いっぱいでレストランは利用していませんが、こんなお店だったよという感じで見てきましたのでご覧ください。

MOTTA

サテライト2階に位置するGae Aulenti Premiumラウンジの下、出発フロアの1階にあるのがレストランMOTTAです。

ベーグルやサンドイッチがメインの軽食カフェといったお店であります。

ここで23ユーロ分の飲食が可能です。

COMPTOIR LIBANAIS

搭乗エリアの1階にあるレストランです。

サラダ、デザート、グリルまであり、プライオリティパスの限度額23ユーロがあればきちんとした食事が取れそうな良心的な価格となっています。

ラウンジよりこちらで食べればよかったと今は思います。

ラウンジホッピングはできない

最後に注意事項です。

わたしの場合ですがANA(スターアライアンス)のチケットでラウンジに入った後に再びANAのチケットで異なるラウンジに入ることはできませんでした。

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そのため冒頭で書いた通りGae Aulenti Premiumラウンジには入らなかったわけではなく、入れなかったというわけです。

一番広いMontale Exclusive ラウンジはプライオリティパス対応だったため運よく入れました。

人によっては搭乗券でラウンジホッピングできたという人もいるので、受付の人次第というイタリアらしい感じなんだろうと思います。

おわりに

今回ANAが就航したばかりのミラノからイスタンブール、エジプトへのダイヤモンド修行でミラノマリペンサ空港で数時間ラウンジを利用しましたが、本当ならミラノ市街へ行くはずでした。

ただ土砂降りだったので、市内で小一時間過ごすためだけに空港から出るのも面倒という理由でラウンジホッピングをしたということであります。

結果、利用できる3つのラウンジはすべて同じ会社が運営していることもありラウンジホッピングを楽しめる空港ではないということが分かりました。

ハブ空港でもないミラノでわたしのように飛行機を乗り換えてどこか違う国へ行くという人はいないと思いますので、ラウンジを利用するのはミラノから日本へ帰る場合と言えます。
となると、ラウンジを楽しむために早めにミラノ観光を切り上げる必要はなさそうであり、ゆっくりとイタリアを満喫するほうが賢明であります。

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