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【旅行記】冬の北極圏トロムソ(tromso)で山登りをしてオーロラを見る

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ANAダイヤモンド修行の一環で昨年に続き再びノルウェーに行ってきましたのでご覧ください。

【DAY1】羽田-トロムソ

記事の内容上トロムソいう地名がたくさん出てくると思いますが、正しい読みは「トロムセー」でありtromsoではなく「tromsø」表記が正解であります。

しかし日本ではトロムソ読みが多いようなのでそれで統一して進めますのでどうぞよろしくお願いします。

ユークレインをウクライナと言う国であり、おかげで色々な国の名前を覚え直さないといけないのが2度手間で仕方なかったのを覚えております。

さてわたしぶりぶりマイラーの記事の中でも人気のない旅行記ですが誰かの役に立つために粛々と進めていきます。

役に立ったり楽しんでもらえたら広告をポチッてくれると幸せです。

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羽田空港スイートラウンジ

毎度おなじみ家の近くから空港シャトルバスに乗り込んで羽田空港第二ターミナルに到着したら今回は買い忘れた、というか近所になぜか売っていなかった小分け洗濯洗剤をローソンで購入します。

今回は約1ヶ月ぶりの国際線であります。

相変わらず顔認証の意味がまったくないガラガラの出国審査を3分で通過したら右に曲がってANAスイートラウンジ。

今回は時間ギリギリまで仕事が終わらなかったため家で済ませることが出来ず、2回目のラウンジシャワー利用でありますがエレベーターで止められます。

「予約してますか?」と。

してませんが知っていました。

予約が「できるようになった」という通知が来ていたその件を。

しかしどうやらシャワーブースが空いていても予約がないとシャワーを浴びることができなくなったようであり、その場で個人情報やらなんやら登録をして今の時間の予約を取りシャワーフロアへ行きます。

予約ができるようになった、というのと予約が必要になったというのは違うと思うのですがどうなのでしょうか。

面倒ではありますが何か問題があったからこうなったと考えられるので仕方ないところかもしれません。

とはいえ面倒なので少しずつ改良してくれることを祈るばかりです。

サクッとシャワーを浴びたらこれまたいつも通りのROCOCOビールで旅の安全祈願。

得意ではないホワイト系のビールなのになぜかとても美味しい不思議なビールでありますが、ビール以外にはひと口ずつ日本酒をチェック。

今月の日本酒は「陸奥八仙」と「富山満寿泉」。

とても美味しい日本酒でしたという以外の感想はないのですが、買うかと言われたら買わないです。

シャンパンはこちら。

飲んでいませんが。

そんなこんなで1時間半ちょいボケーっと過ごしていたのですが、いつまで経ってもラウンジ内のディスプレイが「搭乗開始」にならない。

遅いなぁと思っていたところ「ぶりぶり様(実際は実名です)でいらっしゃいますか」とスタッフさんがいらっしゃいました。

もうグループ5まで搭乗中となっていたようで、わたしが最後ではないにしてもほぼ最後の乗客となってしまいました。

わたしのせいではないのですが、なんとなく申し訳ありません。

もうラウンジ内のディスプレイは信じないことにします。

羽田-ミュンヘン

乗り込みましたはこれまたいつも通りの787であり今回の座席は6K。

今年で4年目のANAダイヤモンドとなりますが、ここに来てやっと定位置というかお気に入りの座席が決まってきました。

それがまさにここ6Kなのですが、理由は3つあります。

誰も興味がないのは分かっているので書きませんが。

ミュンヘン行は23時30分発ということもあり離陸後すぐに機内食。

和食チョイスで合わせるのは和酒。

今月の和酒は安定の農口尚彦さんとあまりお見かけしない八海山です。

農口さんは山廃、八海山は純米大吟醸という贅沢な取り揃え。

通常1杯目はグラスを席まで持ってきてくれてから注ぐことが多いのですが、今回は注がれた状態でドン。

しかもANA乗務員あるあるのたっぷり多め。

わたしはたくさん飲めないのでこうやって来てしまうと残すわけにもいかず毎度困ってしまいます。

さらに銘柄すら確認されないという。

ちょっと今回は良くない人に当たってしまったようですが、他の銘柄も積んでいるか確認してもらうとあるようなので注文します。

「この半分くらいで大丈夫です」と言って。

すいません愚痴です。

さて八海山は八海山らしくないというか、使っているお米の種類のおかげか特徴的な美味しさ。

農口さんは好みではないことが2割くらいあるのですが、今回は大当たりの美味しさでした。

杜氏のみなさんありがとうございます、ごちそうさまでした。

デットプール&ウルヴァリン

そして皆さんお待ちかねの機内映画論評の時間です。

今回の映画はデットプール&ウルヴァリン。

映画館で観ようと思っていたMCU版ウルヴァリンでありますが、上映が映画館の一番大きなスクリーンでなかったことが理由で観ていなかったやつです。

ロキの要素から始まり、ディズニー縛りがありながらもデットプールらしいブラックジョークで話が進み、今後のX-メンとの兼ね合いを濁す形で終わりました。

ロキとローガンを観ていないと分からないし、今後のアベンジャーズの方向性も決まっていないというのが若干浮き彫りな作品ながら、娯楽映画として安定の面白さでありました。

一方でMCU作品を幅広く観てないと分からないため、どんどんファン層が絞られてしまってエンドゲームのような爆発的な大ヒットが難しくなってきた感は否めません。

素人でもそう思うのにディズニーが手を打たないはずがありませんが。

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ミュンヘン空港セネターラウンジ

さて、ミュンヘン到着3時間前に機内の照明全開で起こされたら朝ごはんにヨーグルトとサンドイッチを頂いてミュンヘン空港に到着。

どうやら乗ってきた機材がSTARWARSのR2-D2だったようでCAさんが搭乗記念のカードをくれました。

勢いでもらってしまいましたが、いらないことに気づきました。

捨てるわけにもいかないので帰ったらメルカリに出してみようと思います。

あ、今思い出しましたが機内Wi-Fiの繋げ方が変わっていました。

あの削りカスが出るカードタイプではなく、メールでバウチャーコードを送信する方法に切り替えたようです。

あの削りカスは本当に嫌だったので改善されて良かったです。

そして到着したミュンヘン空港ではなんと、入国が自動化されていてビックリもびっくりです。

ユーロパスポートのみですが。

前回のバイエルン州縦断のときはこの入国のせいでノイシュバンシュタイン城に行けなくなりそうだわ、予約していたバスをキャンセルして大損害だわで脳内が激昂していたので多少なりとも改善されて本当に本当に良かったです。

トヨタじゃないですがカイゼンって大事ですね。

わたしも現状に満足せず改善に努めようと思った次第であります。

長くてすみません、今回は自動になった入国はまったく関係なく乗継です。

乗継はいつもと変わらず手荷物検査だけ受けてスムーズに進み、シェンゲン協定各国行きのフロアGへ行くのですが、そっちのラウンジは狭くて混雑しているのを知っているので、ここ国際線フロアのセネターラウンジを利用します。

セネターラウンジはルフトハンザ航空のファーストクラスラウンジの次ぐラウンジでありますが、ANAのSFC(スターアライアンスゴールド)を持っていれば入れるので実は大したことありません。

スターアライアンスゴールドではないビジネスクラス利用だけだとここには入れずワンランク下のビジネスラウンジとなります。

詳しくはミュンヘン空港のラウンジについてをご覧ください。

乗り継ぎ時間が3時間もあり、さっき機内で食べたサンドイッチももうお腹にないのでラウンジでミュンヘン名物のホワイトソーセージを食します。

乗り継ぎがまだまだあるのでトイレ防止のためアルコールは摂取しません。

とはいえ時間が有り余っているので日本でダウンロードしていたアマプラの映画でも観て待つことにします。

が。

イヤホンがありません。

ここまでは機内のヘッドホンを使っていたので気づきませんでした。

まいった。

こまった。

今回の旅行に限って乗り継ぎだらけであり、空港も機内もヒマヒマであります。

そこからソーセージを食べながら悩むこと2時間。

買いましたよ空港価格&円安時のユーロで。

かなりの痛手ですがノルウェーの朝食2回分と考えれば安いものです。

嘘です、安くないです。

忘れたものは仕方ないので、どこかで帳尻を合わせれば良しとします。

とにかく無事にノイキャンイヤホンを手に入れたらミュンヘンからスウェーデンはストックホルムアーランダ空港へルフトハンザで飛びます。

アーランダ空港までがANAのストックホルム行航空券となります。

ストックホルムアーランダ空港

ストックホルムアーランダ空港までは羽田からの直行便が4日後から出るようになるので乗り換えなしのANA1本で来ることが出来るのですが、わたしはダイヤモンド修行僧でありマイラーの端くれなので「より距離の稼げる方」を選びます。

簡単に言うと無駄を良しとする阿呆であります。

ミュンヘンからアーランダ空港間はANA便名のルフトハンザ航空運航便のため座席指定はできません。

なのですがダイヤモンドだと他社便でもそのあたりを気遣ってくれているようで、めずらしく異国の地にてゲートピンポン。

ビジネスクラスシートがないナローボディの機材にあって最大の足元スペースの座席がわたしにあてがわれました。

個人的には足元よりも窓が欲しいところですが。

いえ心遣いに感謝であります。

なお乗り継ぎの待ち時間と機内の時間を使って日本でダウンロードしてきた映画「オッペンハイマー」を視聴したのですが、テーマが重いのでコメントは控えます。

クリストファーノーランが製作したことに少なからず意義があるんだと思います。

宮崎駿の風立ちぬ的な感じです。

そんな広々シートで水とリンツのチョコを頂いて食べながら2時間ちょいを過ごすとストックホルムアーランダ空港に到着。

到着ターミナルは5。

ここからさらにフィンランドヘルシンキへ行くためターミナル2へ移動するのですが、これが遠いい!

実測で21分かかりました。

ブリュッセル空港より遠いいかもしれませんが、とにかくターミナル2にやっとの思いで着いたのでラウンジに向かいます。

アーランダ空港パールラウンジ

ここまではダイヤモンド会員の青組ANA便で来ましたが、ここからトロムソまではワンワールドのフィンエアーとなります。

ワンワールドは赤組たるJALファミリーでありますが、わたしぶりぶりマイラーはヒラのJGC会員でもあるのでちょっと浮気して使わせてもらいます。

JGCでなくてもパールラウンジはプライオリティ・パスで入れますが、わたしのプライオリティ・パスは海外利用10回までの制限があるためこういうラウンジにはもったいなくて使いません。

ここからヘルシンキまでは1時間くらいのフライトなのでトイレの心配がいらないということにしてグラス半分くらいを軽くひっかけ、スウェーデン名物のミートボールをつまみます。

ヘルシンキ空港

ワンワールドサファイア(JGC)はわりと優遇されているようで、本来有料の座席指定が無料で、搭乗もグループ1でありました。

写真はこうですが結局満席でした。

そして理由は分かりませんがストックホルムを20分ほど遅れて出発したため、ヘルシンキでの時間がまったくなくなりました。

ただ降りて歩いて次のトロムソ行に乗っただけです。

今回空港関連で1番楽しみだったのが、ワンワールドのためになかなか利用することのないここヘルシンキのフィンエアーラウンジだったのですが残念。

できればフィンエアーラウンジで今日の夕飯とビールも済ませておきたかったので、余計な出費という意味でも残念でなりません。

オーロラ

再びグループ1でエアバス320に乗り込みますが、何も飲んでいないので何か飲みたいところです。

海外の飛行機は飲み物が有料なのか無料なのかよくわからないです。

キョロキョロ見ていると水とジュースだけ無料っぽいので、オシャレなカップに入ったブルーベリージュースを頂いて喉を潤します。

この時期の北極圏は15時には夜みたいな暗さになるのですが、ヘルシンキからトロムソへと飛んで来て今はもうトロムソの街の光が見える17時過ぎ。

夜だなー

オーロラ見えないかなー

と外を見てみるとオーロラです笑

どうぞ、こちらです。

Theオーロラですよね。

到着早々(到着前ですが)ラッキーが過ぎます。

今回の目的がひとつ到着前に達成してしまいました。

これなら着陸後に空を見上げたらまだオーロラが見られるかも!と思い目を凝らしてみましたがそんなに甘くは無いようです。

トロムソ

ご覧の通りここまで長い旅でしたが、半年ぶりに帰ってきましたトロムソ!

前回は白夜の季節で夜がなかったのが一転、今度はほとんどの時間が夜という冬のトロムソです。

まず何が違うってホテルの値段ですよ。

半年前にわたしが泊まったホテルに関して言えばざっくり5倍。

凄まじいダイナミックプライシグ、需要と供給です。

距離だけでなく、オーロラシーズンに関してはそういう意味でもなかなか来られない街であります。

そうは言っても泊まらなければ始まらないので、今回はホテルではなく最近埋め立て地を開発したベルベット地区のゲストハウスを3泊予約しております。

トロムソ空港からは空港シャトルバスではなく公営バスに乗って市内まで15分ほど。

料金は22クローネなのでざっくり15倍して330円くらい。

荷物、といってもバックパックひとつですが、いったん部屋に置いてから近所のスーパーcoop prixでビールと食材を買って戻ります。

ビールは500ミリのロング缶で40クローネほどなので600円くらい。

平日20時以降は酒の販売が法律で禁止されているので、買う予定の方は忘れずに。

部屋はと言うと想像以上に良くてびっくりしたのでオーロラシーズンのホテルが高い時にはオススメと言えます。

金額はホテルと変わりませんが。

前回は白夜で見られなかったTheトロムソという夜景を撮ってスーパーで買った夕飯を調理してシャワーを浴びたら今日はもう寝ます。

明日の記事はルームツアーから始めます!

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